by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点20/20 運点12/13】
商人アブジュルの天幕も、もう見えなくなった。ここから先はまた一人旅なのだが・・・ずずずずずず・・・地面がなにやら嫌な振動をしている。何だ、流砂か?いや違う!!! ごばぁっ!! キシャー!!!! 砂がいきなり小山のように盛り上がり、滝のように流れ落ちる。そして中から巨大な長虫の胴体が現れた!大砂蛇だ!!(←砂の惑星デューンにいるような怪物) でけえ、体長20mはある。ミミズなんてレベルじゃねーぞヽ(`Д´)ノウワァァァン と、とにかくこいつと戦わないと、食われちゃうことは確かだ! 【大砂蛇 技術点10 体力点20】 1R (大砂蛇/17)(ブリッツ/15) ブリッツ/体力点-2 2R (大砂蛇/17)(ブリッツ/15) ブリッツ/体力点-2 どわあっ!つえええええ!!( ゚Д゚) 3R (大砂蛇/16)(ブリッツ/21) 大砂蛇/体力点-2 4R (大砂蛇/16)(ブリッツ/22) 大砂蛇/体力点-2 よし、流れがこっちに来た! どんどん攻めろ! 5R (大砂蛇/18)(ブリッツ/20) 大砂蛇/体力点-2 6R (大砂蛇/15)(ブリッツ/19) 大砂蛇/体力点-2 あ、長い尻尾が、俺を狙ってる!! 7R (大砂蛇/19)(ブリッツ/17) ブリッツ/体力点-2 いてええ!てめええ、もう怒ったぞぉ!!! 8R (大砂蛇/16)(ブリッツ/20) 大砂蛇/体力点-2 胴体をざくざく斬りつけるも、まだ半分かよぉ・・・(><) 9R (大砂蛇/16)(ブリッツ/18) 大砂蛇/体力点-2 10R (大砂蛇/17)(ブリッツ/15) ブリッツ/体力点-2 もう疲れたよ・・・ 11R (大砂蛇/16)(ブリッツ/21) 大砂蛇/体力点-2 なーんてな!フェイント!! 12R (大砂蛇/22)(ブリッツ/22) Draw 13R (大砂蛇/17)(ブリッツ/15) ブリッツ/体力点-2 相手も死力を振り絞って立ち向かってくる! 14R (大砂蛇/15)(ブリッツ/16) 大砂蛇/体力点-2 奴の体力点は残り4。次で「運任せスマッシュ」使うか? 15R (大砂蛇/21)(ブリッツ/20) ブリッツ/体力点-2 いやダメだ、まだ冒険の序盤だ。 16R (大砂蛇/21)(ブリッツ/21) Draw ドゴーン!大砂蛇の強烈な一撃を、俺はひらりとかわす。くらわないくらわない! 17R (大砂蛇/19)(ブリッツ/20) 大砂蛇/体力点-2 運点を無駄にできない。地力で決めるぞ、ラッシュラッシュ!! 18R (大砂蛇/17)(ブリッツ/16) ブリッツ/体力点-2 断末魔のあがきを見せる大砂蛇。くっそ、てこずらせてんじゃねえよ! 19R (大砂蛇/12)(ブリッツ/18) 大砂蛇/体力点-2 よし、今だ、もらったあ!ずばあああっ! ジャンプして放った俺の一撃が、大木の幹のような大砂蛇の胴体をそぎ落とす。きしゃああああああ!と金切り声の悲鳴を上げて・・・大砂蛇はじたばたとのた打ち回り・・・そして動かなくなった。やった、倒した!でっかい怪物を切り殺した!!(^o^) だけど俺の被害も・・・あら?身体のいろんなとこから血が流れてフラフラなんですけど・・・体力点-14って何ソレちょっとおおお!! 著者のイアン・リビングストンは鬼だ。エゲレスの鬼じゃああヽ(´Д`;)ノ と、とりあえずドワーフ軍船で補充した食料を3つまとめ食い。体力点+12にして、残りは7個。ふう、一息ついたぞ。食料10個制にしといてよかったな。だけど原点回復薬はないので、これから慎重に行かなきゃな。 あ、そうだ。こいつのでかい口にある牙が、とても鋭利で何かの役に立ちそうだ。勝利のしるしとして持って行ってやろう。ぶちっ。俺は大砂蛇の牙を1本切り取った。こんな巨大なクリーチャーをぶち殺したんだ。ひょっとしたら砂漠の部族でコレを見せたら、勇者として認めてもらえるかもしれないぞ。俺は貴重な戦利品をベルトに挟む。 さあ進もう。失われた都ヴァトスを目指して南に向かうぞ・・・ざっくざっく・・・ 砂をかき分けかき分け歩き続けるうちに、太陽が西の地平に沈んで行く。 茫洋とかすむ地平線に・・・巨大な赤い円が・・・ おわあ、なんて幻想的な夕陽だ。絶景だぜ。この光景は他じゃ見られないな。「ちょっとだけ砂漠もイイな」と思いつつ野営の準備するんだけど・・・(* >ω<)=3ヘックション! 気温が急激に下がり始める。さ、さむっ! 昼間あれだけ灼熱で苦しめられた砂漠が、こんなに夜、温度が低下するとは思わんかった。 え?なになに??『<炎の術>を使うなら』って、選ばなかったわその魔法。<光の術>なら持ってるんだけど。うーん惜しいっ! あまりの寒さでガタガタ震えながら、一晩中まんじりとせずに過ごす。あまり眠れなくて体力点-3だ。うひゃあっ(>Д<) や っ ぱ り 砂 漠 は き ら い だ 。 ブリッツ・キャッスルのぬくぬくベッドが懐かしいおお・・・アンセリカは騒がしかったけどなあ・・・。 なんてブツブツ不平を言っている間に夜が明けた。太陽が地面を暖めてくれるくらいに明るくなったので、俺は旅を再開して南下する・・・しっかしまあ・・・ Fighting Fantasyシリーズも、だんだんエゲツなくなってきたなあΣ(´Д`lll) 【技術点11/11 体力点15/20 運点12/13】 SAVE:72 #
by mccoy12345
| 2007-03-25 09:59
| 恐怖の神殿
【技術点11/11 体力点16/20 運点12/13】
天幕にもう少しで着くかというところで、バッと入り口の布がはねのけられる。中にいたのは、黄色い衣をまとって、金の指輪をたくさんはめた、太ったひげ面のオヤジだ。俺に対して怪しむ素振りを見せず、フレンドリーに肩を抱いて招きよせた。 オヤジ「よその人、一休みした方がよさそうだ。わしにもてなさせてくれ。ひょっとしたら、わしの珍しい売り物の数々を買いたくなるかもしれんし!」 彼の名はアブジュルといい、ここで遊牧民やキャラバン相手に交易商を営んでいる。彼は商人らしい目利きで、俺がそれなりの金貨を持っていることに気づいたんだろう。親切に敷物の上へ俺を座らせ、新鮮な食べ物と水を与えてくれた。見事な接待で元気を回復して体力点+4だ。おお、原点まで回復! ふう、一息ついたぜ・・・。リラックスした俺にすかさず、アブジュルがにっこり微笑みかけてきやがった。「さて、買いたいものはどれかね、友よ?」 ここまでされたら、何か買わなきゃなあ。まったくうまい手使いやがる!!( ´∀`) アブジュルが(たくさん自慢しながら)俺に見せた売り物は以下の通りだ。 封蝋(金貨2枚) 黒メノウでできた卵(金貨3枚) 甲虫形の象牙のお守り(金貨2枚) 人魚の鱗をつないだ腕輪(金貨3枚) 銀の鏡(金貨4枚) 水晶のカギ(金貨3枚) 黒檀の仮面(金貨3枚) 骨でできた横笛(金貨2枚) 全部合わせると金貨22枚か。俺の手持ちは金貨12枚だから全部買い占めるわけにはいかない。それに失われた都ヴァトスに着いてからも、その街の住民に賄賂や情報料としてちょっとは残しておきたい(そいつらが金貨を使う生物なのか、はなはだ疑問だけど)。 とすると、ここで払えるのは金貨10枚くらいだな・・・ふむふむ・・・俺はじっくり商品を手に取り、吟味していく。 よし、決めた。これと、これと、これと、これ! 甲虫形の象牙のお守り 人魚の鱗をつないだ腕輪 水晶のカギ 黒檀の仮面 冒険者の直感で役立ちそうなアイテムを選んだつもりだ。 俺は4つのアイテムを受け取り、アブジュルに金貨11枚を支払う。残りは金貨1枚だけになっちまったが、まあいいだろう。 アブジュルは大金を受け取りホクホク顔だ。これだけ上機嫌なら、俺の目的地について何か教えてくれるかもしれないな。俺は雑談を装って情報を聞き出そうとする。 ブリッツ「なあ、この辺に財宝が眠る町の噂を聞いたんだが・・・」 アブジュル「ふーむ、お前さんも、失われた都ヴァトスを探してるのかね?」 ブリッツ(ぎっくうう!)「い、いや、そんな名前だったかなゴニョゴニョ(*´д`*)」 アブジュル(背中をバンバンと叩く)「いいって、いいって、隠すな!」 ブリッツ「ゴホ、ゲホ・・・!」 アブジュル「砂漠の遊牧民たちの間では、いわくつきの伝説の都だ。名前を知らないものはいないよ」 ブリッツ「じゃあ、アンタも何か知ってるかい?」 アブジュル「残念ながらそこを見つけたものは、誰もいない。だからそこに何が待っているかは、わからない・・・」 ブリッツ「ショボーン━━(´・ω・`)━━」 だけど彼の推測によれば、ここから南に行ったところに、眩いばかりの蜃気楼が見られる場所があるんだそうだ。ひょっとしたら、そこの揺らめく光の中に・・・親切なアブジュルは、そこまでの道筋を記した簡単な地図もくれる。 ブリッツ「ありがとう、それだけ手がかりをくれたら十分だ!!」 アブジュル「砂漠の魔物に気をつけろよ。わしの商品があんたの役に立ちますように!」 遊牧民独特の、抱擁して両頬を触れ合わせる別れの挨拶を交わす俺とアブジュル。さあ、ショッピングも終わったし、休養も十分だ! 俺は天幕を出て再び砂漠に歩みだす。彼の助言をもとにして、次に進むべき方角は南だ・・・ 【技術点11/11 体力点20/20 運点12/13】 SAVE:389 #
by mccoy12345
| 2007-03-23 23:04
| 恐怖の神殿
【技術点11/11 体力点18/20 運点13/13】
砂漠の熱気に揺らめく陽炎の中から・・・何かが近づいてくる・・・ 何だあ?ボーっとした頭で見つめると、それはラクダに乗った男だった。まだこっちには気づいていないようだ。どうしよう、接触して情報を得ようか?だけど・・・ イラストを見ると、なんとなく悪そうΣ(´ⅴ`lll) ひょっとしたら、俺と同じく失われたヴァトスに向かっている、悪の魔道師マルボルダスの手下かもしれないぞ。臆病かも知れないが、ここは余計なリスクを負うことになりそうな予感がする。 というわけで俺は砂丘の陰に隠れ、相手が通り過ぎるのをじっと待つことにした。 ・・・行った?うん、向こうに消えた。それでは再び進軍開始!! お?都合のいいことに空が暗くなってきた。太陽が翳ってきたのだ。今までフライパンの目玉焼きみたいに照り付けられていた俺は、日射病の危険から逃れてちょっとホッとする。さあ、今のうちに距離を稼ごう! (ひょおおお・・・ひょおおおおおおおお・・・!) うーんなんか、今度は風が吹いてきたなあ・・・なんて思ってたら、あっという間に・・・! (ごおおおおお・・・ごごおおおおおおおお!!) 吠え猛る暴風が砂を巻き上げ、全く前が見えなくなった。こいつはやべえぜ。 砂嵐だ! けほっけほっ( >д<)、;'.・ 口や鼻の中に容赦なく入り込む砂塵。慌ててタオルを顔に巻くも、目にバチバチと当たる石つぶて。あっという間に体力点-2だ。 こりゃあダメだ進めねえ。俺は地面に穴を掘り、顔を地面に密着させて辛うじて呼吸を確保する。そしてうずくまるしかない・・・ (ゴオオオオオゴゴオオオオオオオゴオゴオゴオゴゴオゴオオオオ!!!) うわー、いつまで吹き荒れるんだこの風は・・・(つд・) ええっと、ここで運試しだってさ。まあ、最初は運点が13あるので、ここは自動的に吉だな。数時間の足止めをくらったが、ようやく砂嵐がやんだ。うわー身体が砂塵で真っ白けだよ。風呂に入りてえなあ・・・やれやれ・・・あら? 砂嵐の暴風が砂漠の表層を削り取ったおかげで、何かキラリと光る物が出てきたのに、俺は気づく。砂の中から引っ張りだすと、それは真鍮の鐘だった。何でこんなとこにこんなものが?まあいいや、ザックに入れて持って行くとするか・・・。 俺は再び東に向かって、灼熱のどくろ砂漠をひたすら歩くことにする。 はあ、ふう、はあ、ふう・・・もう二度と砂漠なんか来ないぞ! そう後悔しても後の祭りだ。考えてみたら、こんな過酷な場所を、徒歩で移動すること自体どうかしてるよなハァハァ(*´д`*) 沿岸部に回ったら集落があったのかもな。そこでラクダか何か移動手段を確保しとくべきだったかハァハァ(*´д`*) ああもう、喉がヒリヒリ、カラカラだ。ちょっと休憩、しよう。水分補給だハァハァ(*´д`*) だけどもここでつよーい味方。 そう、俺には<水の術>があるのさっ!! 両手をお椀の形にすると、その手の中に魔法の力で水が溢れ出す・・・ごくごく・・・ふぃー!生き返ったぜ!この呪文だけ体力点消費は0なのだ。調子に乗って水をがぶがぶ飲む俺様。我ながらベストな魔法選択だったな。えへへ♪(≧∇≦)b しっかしまあ・・・ あ つ い な 。 「ちょっとは遠慮しろや太陽サンよぉ、ああん?(゚Д゚#)」なーんて睨みつけて不平をぶつけても、環境は変わらない。さあ、先に進むか・・・ はあ、ふう、はあ、ふう・・・どれだけ歩いたんだ? 周りは砂だらけで、ほとんど風景が変わらないから、全くわからねえや。 相変わらず午後の陽射しは容赦なく照りつけている。30分に1回、定期的に水分補給して、俺はのたのたと歩いて行く。さっさか歩けないのにはワケがある。十分すぎるほど吸収した砂の熱が、俺の靴底を容赦なく焼きつかせるのだ。あ、あつっ!足の裏が火傷しそうだ! だけど俺は砂漠を進む・・・ひたすら・・・だってさあ、やるしかないジャン。 闇エルフと結託してこの世界を我が物にしようとするマルボルダスの野望を止めるのは俺だけだからな。 奴より先に、なんとしても失われた都ヴァトスへ着かなければ!! それにさ、未発見の“失われた都”ってからには、たぶん手付かずの財宝が(n`.∀´)ηウエヘヘヘ ガッツだ、進め、ブリッツ!!・・・おろ? 気合だけで足を運んでいた俺は、陽炎だらけの砂漠の中に、ぽつんと茶色の天幕を見かけた。砂漠の遊牧民が使うような移動居住式のテントだ。さらには天幕を支える杭の1本に、馬が1頭つながれているのも確認できた。 ということは、あの中に人がいるってことか。 俺のコンディションはというと、今のところ水分補給はできてるんだけど、強烈な太陽光線を頭に受けて日射病気味だ。ちょっと吐き気がするのも事実なんだよな。ちょっとあそこで一休みさせてもらうのも悪くない・・・ そう思いつつ、俺はフラフラと天幕に近づいていくのだった。 【技術点11/11 体力点16/20 運点12/13】 SAVE:196 #
by mccoy12345
| 2007-03-22 23:38
| 恐怖の神殿
【技術点11/11 体力点18/20 運点13/13】
そりゃおめー、ジリブランだろ、ジリブラン。 俺がしっかりその名を出すと、ドワーフ船長はにかっと笑う。 船長「ちょっと脅かしただけじゃ若いの。ブリッツとかいう剣士が、密命を帯びて西の海に出たっちゅうのは、あの薄汚いポート・ブラックサンドにいるニカデマス殿から聞いておるよ。アンタが本人かどうか、確かめたかったのさ」 ブリッツ「それを早く言ってくれよぉ~。ふぃ~」(((;-д- )=3 船長「本当のことを言っていたのは認めよう、よそのお人。だがまだ説得してもらわにゃならんことが、たくさんある!」 こうして俺は船室に通された。そこでドワーフ船長や乗組員たちに、今回の任務とその重要性について話して聞かせるのだった。 マルボルダス・・・失われた都ヴァトス・・・5つの龍飾り・・・ アランシアの善の者たちに降りかかる危機と破滅を案じて、ドワーフ船長は、直ちに針路を南に向け、どくろ砂漠の沿岸に向かうと約束してくれる。ありがてえ!(゜∀゜) ドワーフの高度な技術で建造された軍船はグングン帆風を受けて進む・・・ そしてあっという間に2日後、俺はどくろ砂漠の沿岸に着いた! 船の料理人の好意で10食分の食料を補充し(前のやつは水浸しでみんなダメになってた)、俺はボートで白い砂浜に送り届けられる。 ドワーフ船長「ケリリム神のご加護を!命の炉の炎がお主から消え去りませんように!!」 ブリッツ「あんがとよーーーーー!」 ヽ(´ー`)ノ やれやれ。いろいろあったが、やっと今回の冒険の舞台にたどり着いたな。 海岸に背を向けて陸地の方を向くと、見えるものは砂ばかり。果てしない砂漠が地平線まで続いている。ここから失われた都ヴァトスを探すのは、そりゃもうタイヘンだわなあ・・・ ま、でも、なんとかなんダロ!ここまでも何とかやってこれたしな!!( ´∀`) こうして俺は海岸から移動する。ここでの選択肢は2つだ。 (1)東すなわち内陸に向かう。 (2)海岸に沿って南へ歩く。 俺の目的地、失われた都ヴァトスは、沿岸部にあるとは思えない。だってそれなら、すでに船乗りの誰かに発見されてるはずだろ? 誰も見つけていない都市ならば、めったに人がやってこない砂漠の真ん中にあるにちがいない。だから(1)だ。俺は熱砂を踏みしめ、海岸から離れてどくろ砂漠に入っていく・・・ざっく、ざっく・・・ふう、足首まで柔らかい砂に埋もれるから、けっこう体力使うぞこりゃ。 ぶ~ん・・・ じりじりと太陽が照りつける中、砂漠を歩いていくと、頭上で異音がすることに気づいた。 なんだウルセエなあ・・・上を向くと・・・うわわ!スズメバチが巨大化したような昆虫が3匹、俺の上空を飛び回っている!!( ゚Д゚) こいつらは針バエというモンスターだ。久々に新鮮な肉(つまり、俺様)を察知して喜び勇んで飛んできたのだ。そしてさっそく3匹とも俺に向かって急降下してきた!! なになに、本文によると・・・『<魔の矢の術>を使いたいなら』って、マジックミサイルは覚えてこなかったんだよヽ(`Д´)ノウワァァァン というわけで俺は剣を突き出して迎撃する。1匹ずつ順に戦うこと! 【針バエ1 技術点5 体力点6】 【針バエ2 技術点6 体力点7】 【針バエ3 技術点7 体力点6】 1R (針バエ1/14)(ブリッツ/15) 針バエ1/体力点-2 2R (針バエ1/10)(ブリッツ/17) 針バエ1/体力点-2 3R (針バエ1/11)(ブリッツ/20) 針バエ1/体力点-2 ←Kill!! 4R (針バエ2/11)(ブリッツ/22) 針バエ2/体力点-2 5R (針バエ2/15)(ブリッツ/16) 針バエ2/体力点-2 6R (針バエ2/13)(ブリッツ/17) 針バエ2/体力点-2 7R (針バエ2/12)(ブリッツ/18) 針バエ2/体力点-2 ←OverKill!! 8R (針バエ3/12)(ブリッツ/17) 針バエ3/体力点-2 9R (針バエ3/15)(ブリッツ/23) 針バエ3/体力点-2 10R (針バエ3/12)(ブリッツ/15) 針バエ3/体力点-2 ←Kill!! よっしゃ、パーフェクト・ゲームだぜ。これくらいの虫ケラなら俺様の敵じゃねえや。 剣で叩き落され、地面でジジジジ・・・ともがいている針バエ。俺はそいつらをぐしゃぐしゃっと踏み潰し、さらに歩みを続ける。 そして30分ほど進むと、おっと、うつ伏せに倒れている人間の死体に出くわしたぞ。 砂漠民特有の長い衣をまとっているが、その中の肉体は腐ってボロボロでウジ穴だらけだ。どうやら弱ったところを、さっきの針バエにたかられたのだろう。なむなむ・・・(ー人ー) あら?こいつ、何か手に持っているな??? 哀れな死体が手の中に隠していた革袋を用心しながら開けてみると、中には小さな黄金のカギが入っていた。どこの扉を開けるカギかわからんが、死人に使い道はあるまい。この俺様が持って行ってやろう。 しかし・・・覚悟していたことだが・・・とにかくここは・・・暑い!(><) 【技術点11/11 体力点18/20 運点13/13】 SAVE:10 #
by mccoy12345
| 2007-03-21 22:55
| 恐怖の神殿
【技術点11/11 体力点14/20 運点13/13】
うわ、カイー・・・(;´Д`) わら布団の中はダニがいっぱいで、背中は湿疹だらけ、いつもより朝早く目覚める。 もそもそと食料を1つ平らげ(体力点+4)、「黒海老亭」をチェックアウトして明け方の桟橋に出る。ええっと、船の名前は「ベラドンナ号」だったよな。あ、あれだ! マストに高々と翻る髑髏旗。やっぱり海賊船でしたか(゚Д゚ ) まあ、ポート・ブラックサンドに入港している船なんて、海賊船か奴隷船か密貿易船の、どれかしかないわな。俺は観念して踏み板を通り船に乗り込んだ。 ブリッツ「あの・・・こんちわ・・・」 ガルゴ「おう、新兵さん、お早いおつきで♪」 昨夜の契約により、彼らが南に運んでくれるまで、俺はこの船の中で水夫として働かなきゃならない。俺の仕事は砲手の補助。戦闘中の弾籠め役だ。何でも昨日、居酒屋のケンカで殺された仲間の代わりだそうだ。 へえー、そりゃ、人手不足でたいへんだぁねー。(゚ε゚)(←しらばっくれる俺様) さあ、出港!! 西の海に出るのはトカゲ王の火山島に乗りつけたとき以来か(『トカゲ王の島』参照)。 だけどアン時は友人マンゴの操る小船だったけど、今度はしっかりした帆船だから安心だな。なんて思っている間に、午後も半ばを過ぎた頃・・・「右舷後方に船!」・・・見張り台から船員の緊張した声が聞こえてきた。 とたんにベラドンナ号は騒がしくなる。船長のガルゴが矢継ぎ早に指示を下し、俺も船腹の持ち場に着かされた。同じ大砲に配属された相棒の海賊に声をかける。 ブリッツ「なあ、ぶっちゃけ、どうよ?」 下っ端海賊「まじいな。ありゃあ、商船じゃなくて軍船だぞ!船足が速い!!」 ブリッツ「じゃあ俺らは狩る側じゃなくて、狩られる側に・・・」 下っ端海賊「おわ!もう撃ってきやがった!」 ブリッツ「マジかよ、こっちの大砲じゃ、全然届かねええ!!Σ(゚д゚lll)」 どっぱああああんん! 思いもかけねえ長距離から敵船が発砲してきた。船からちょっと離れて水柱が上がる。 どっぱああん! どっぱああああんん!! こちらが何もできぬまま一方的に、続けざま水柱がベラドンナ号の左右に上がった。夾差しちまった!つまり、どこまで大砲をぶっ放せばいいのか、こっちの位置を正確につかんだのだ。とすると、次の一斉射撃で・・・ どごおおおおおおお!!! 轟音と共にベラドンナ号が激しく揺れる。上甲板に命中だ!火の粉が船腹の俺の持ち場まで降り注いでくる。あら、なんか、床が傾いてる傾いてる、お~い! ダメだ、沈むわ。こりゃ(((n;‘Д‘))η じゃあやることはひとつ!! ブリッツ「わりい、ちょっと、トイレ!」 ダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ 下っ端海賊「こら、待て、おいっ!!」 俺を含めて砲手は全員、いっせいに上甲板に出る木の階段に駆け寄る。溺れ死ぬとわかっていて、ここに留まって大砲撃つバカはいないからな。当然それはもう蜘蛛の糸に群がるようなもんで、押し合いへし合いの命を懸けたラッシュアワー・・・クソ、バカ、テメエ、押すな!! ここで技術点チェックに成功!いち早くダッシュして駆け寄っていた俺は、何とか甲板に出られた! 木っ端微塵に四散したガルゴ船長の肉体を踏みしめながら、救命ボートを・・・探すんだけど・・・この船にそんな人道的な設備があるわけないやな(ノ∀`)アチャ- というわけで、覚悟して海にスパローダイブ!どぼーん!命からがらベラドンナ号の沈没に巻き込まれず、脱出に成功した。 ちゃぷちゃぷ・・・ちゃぷちゃぷ・・・ 逃げそびれてベラドンナ号と共に沈む海賊たちの呪いの叫びを聞かされながら、波間に揺られている俺様。さて、どうするよおい? (1)帆柱のかけらにつかまって軍船から離れる。 (2)軍船に向かって泳ぐ。 食料だって水浸しで使い物にならなくなってるんだぜ。この上、漂流なんて冗談じゃねえや。 一縷の望みをかけて(2)だ。俺は敵意がない姿勢を示しながら、軍船に泳いでいく。この恐るべき軍船に乗り込んでいた水夫どもは、巨大な網で金魚すくいのように俺を拾い上げた。 ブリッツ「ε=ε=εヘ(* ´Д`)ノ=3 '`ァ'`ァ'`ァ…」 軍船の船員「これで生き延びたと思うなよ、海のダニめ!!」 濡れねずみの俺は、引っ張り上げられた軍船の甲板で、水夫どもにずらっと囲まれた。 って、ええ?全員ドワーフだ!( ゚д゚) この軍船はなんとドワーフが乗りこなしてたんだ。なるほど、道理で射撃が正確なはずだぜ。奴らの高い技術力ならありえるな。とんでもねえ奴らだチクショウ。 ドワーフ船長は他にも助け上げた海賊どもを取り調べている。そして哀れな積荷の奴隷でなく、海賊だとわかった瞬間・・・どっぼーん!! ぐるぐる巻きに縛ってから海へ放り込んでるよ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル ああっ、俺の方に、やって来た、来たああ!! ドワーフ船長「どうせ貴様も我が身が可愛い海賊だろう!」 ブリッツ「いや違うんだ、俺はチアンマイ領主の剣士ブリッツ。ストーンブリッジから大事な使命を帯びて、南へ旅行中だったんだ!」 ドワーフ船長「だったらなぜ海賊船に乗り込む!?」 ブリッツ「海賊船だと知らなかったんだよう!!・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン」 ドワーフ船長「ふむ、ストーンブリッジから旅に出たと?」 ブリッツ「そ、そうでしゅ・・・(´;ω;`)グシュ」 ドワーフ船長「それなら、ストーンブリッジの王の名前を言ってみろ!」 そういえば、あの王様の名前、なんつったっけ??? (1)ガリブリン (2)ジリブラン 【技術点11/11 体力点18/20 運点13/13】 SAVE:278 #
by mccoy12345
| 2007-03-18 23:00
| 恐怖の神殿
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