by mccoy12345
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【技術点13/14 体力点22/23 運点14/14】 【名誉点6】
<<<しゅみみみん・・・>>>(←ありがちなSE) 拙者は「究極山の頂」と記された扉を抜ける。あっという間に拙者の身体は、奇怪な黄色い空にそびえ立つ鋭い頂の上にいた。 山がちな地形の八幡国にあって、最高峰を誇る究極山(きゅうきょくさん)。いつかは訪れたいと思っておったが、こんな簡単に山頂に到達できるとはなあ。 はるか下には赤茶色の大地が広がっており、ここから上にあるのは、オレンジ色の太陽以外に何もない。 いや、何かいる。空に小さな斑点が・・・どんどん近づいて大きくなってくるそれは・・・あっ、またあの生き物か。竜だ! 竜「おお、お前か。また会ったのう」 ブリッツ「ご機嫌麗しゅうござる」(ぺこり) ここで現れたのは、影の森で謎を解いたら感銘して道を通してくれた、あの竜だった。 久しぶりに会う竜神様は、相変わらずの威風堂々っぷりで、大空を悠然と泳いでやってきた。だがその表情は、影の森のときに比べると幾分穏やかで、ちょっとホッとしてしまう。 おっと、そう言えば・・・「これは貴方の落し物ではありませぬか?」と、首に吊るしていたヒスイのお守りを高々と掲げる。それは竜が飛び去った後にポツンと地面に落ちていた、あのお守りじゃ。 すると竜はそれを見て、カンラカンラと笑い始めた。 竜「そうか!お前が“戦いの場”に臨もうとする人間なのだな。よくぞここまで来たものよ!」 ブリッツ「お誉めにあずかり恐悦至極で候」(´・∀・`) 竜「では、大鬼との戦いでは、わしはお前の手助けをしてやろう」 ブリッツ「まことでござるか!」 竜「わしも闇将軍イキルが倒されるのを見てみたいからな。“戦いの場”への扉を開けたとき、わしはお前のために姿を現していることじゃろう」 ブリッツ「かたじけない!!」 これは幸先良いスタートなり! 八幡国随一の強力生物である竜が拙者に加勢してくれるなら、鬼に金棒、サムライにチョンマゲでござる(^v^) 「その時まで英気を養っておこうか!」そう告げると、竜は再びぐわあっと大空へ舞い上がる。あっという間に成層圏くらいまで高度を上げ、見えなくなってしまった・・・ もうここですることは何もない。拙者は振り返って後ろの扉に入り、元の「時空の中心」に戻ることにした。 再び、星空の瞬く中に8つの扉が浮かぶ、「時空の中心」に戻る。 不思議なことに、戻ってきた扉は、まるで灰色の幕がかけられたみたいに向こうが見えなくなり、入れなくなってしまった。どのような結果に終わるにせよ、扉の中に入って試練を受けるのはそれぞれ一度きり、ということか・・・ さて、それでは次の試練だが、次はどの扉に入ろうか? 片っ端に時計周りで順繰りに入るのなら「大草原」の扉になるわけだが、それも単純すぎてひねりがないのう。 よし、じゃあ反対側に回ろう。拙者は「魔法の森」の扉を抜ける! <<<しゅみみみん・・・>>>(←ありがちなSE) すると静かな森の中にでた。 本当に不気味なほど静かで、動物や鳥たちも押し黙っているようだ。なるほど、あたりに魔法が満ち満ちている感じがする・・・ 鍛え抜かれた冒険者の勘が告げる。もし、この森の奥深くに足を踏み入れたら、すぐに迷い、おそらく永遠に戻ってこれないだろう。背後に「時空の中心」へと戻れる扉があるので、必ずこの扉が見える位置にいなければならないな。 (がさっ) むむ、この音は??? 森の木々を抜けて現れたのは、おお、なんとお美しい!!(*゚∀゚)=3 鮮やかな緑の着物をまとった、若い姫君でござった! 以前の荒くれ者時代の拙者なら「うひゃっほう!」とか言ったりしてナンパにかかるところだが、いやいやサムライとしてそれはどーよ。とりあえず礼儀正しく会釈しておこう。 ところがこの麗しい女性は、なんだか落ち着かない様子で拙者をぼんやりと見つめている。奇妙なことに、彼女の手と手の間で、パチパチ音を立てて青い火花が散っているではないか。 ここが「魔法の森」ということは、そうか、この姫君は魔法使いなのか?とすれば魔法の稲妻で黒焦げになりたくはない。紳士的な対応が無難とみた。 ブリッツ「拙者は振津弾正と申しますサムライです。大鬼を倒すための味方を集めている最中に、あなたと出会うことになりました。ええっと・・・あなたの名は?」 謎の姫君「私は・・・誰?わからないわ??」 ブリッツ「へ?」 謎の姫君「私が味方になる???どういうことなのかしら????」 どうやら彼女、電波入ってるみたいで候。(´Д`υ) しゃべるのもストレスみたいで、ピキピキと眉根にしわを寄せているのがわかる。 ええっと・・・ええっと・・・やばいなこりゃ。なんだか「お仕置きだっちゃー!」てなカンジで電撃を撃ち込まれそうだ。よし、女性の機嫌をなだめるには、贈り物がいちばんナリ!Σ川‘ヮ‘) というわけで拙者は彼女にアイテムを差し出すことにする。ここでの選択肢は3つ! (1)象牙の角笛 (2)知恵の水 (3)あやかしの兜 (2)は持ってないから(1)か(3)なわけだが、ジャストミートしなさ感100%・・・(ノД`) 体に身につける装飾品ということで、どっちかといえば兜か。これなら失っても別に痛くはないし、ひょっとしたら彼女の脳波にドキュンと合って、電波受信状態が正常に戻るかもしれないでござる。 拙者は以前被って頭がぼんやりしたあやかしの兜を差し出してみた。 はい、これ、どうぞ!!( ´ー`)丿 ところが魔法使いの姫君は、これを手に取って一目見ると・・・ 謎の姫君「いやああああ!なにこれえええええ!!」 いきなり放り投げ、怖れおののいて森の中に逃げ去ってしまった。あーあ・・・(´・д・`) 急いで後を追おうとしたが、いや、しばし待て! 先ほども確認したとおり、森の奥に踏み入れるのはまことに危険なり。そしてこれ以上粘って、もし彼女を味方にできたとしても、あの電波受信状態だったら気苦労多そうだし、なあ。 というわけで、ここはすっぱりあきらめて「時空の中心」に戻るとしようか。 『処水山八連制覇』は、まだまだ続くっ!! 【技術点13/14 体力点22/23 運点14/14】 【名誉点6】 SAVE:8
by mccoy12345
| 2008-02-23 22:53
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