by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13】
そーなんだよ、今回、いきなりヤベェのよー!(@o@) ブリッツ「じゃあ、俺様が剣を下せば、こいつらの命は助けてくれるんだな?」 ブラッドアックス「おう!俺も海賊の中の海賊、ブラッドアックス様よ。ウソはつかねえ」 ブリッツ「よっしゃ、わかったよ・・・」(がしゃん、と剣を甲板に置く) ここは灼熱の太陽が照りつける大海原。沈みゆく俺の船の甲板。 30人くらいはぶった斬ったが、そこまでだった。フッ(´ー`) 俺様の名はブリッツ。 かつてはアランシアでそこそこ名の知られた冒険者だったけど、いろいろと面倒くさくなっちまってリタイア。つい最近までは暗黒大陸クールの内海ってところで、海賊になってブイブイ言わせてた。 ところがライバルと略奪競争をしているときに悪ノリして、俺以上の凶悪な大海賊ブラッドアックス船長の財宝を横取りしちゃったんだよな(ここらへん、前回の冒険「海賊船バンシー号」を参照してくれ)。 その結果自業自得なんだけどさ・・・報復の襲撃を受けて、あっという間にサンフィッシュ号(旧名バンシー号)はズタボロにされて、俺の部下はバタバタと殺られちまった。 敵は100人強、こっちは俺含めて15人くらいしかいなかったもんな。しかもブラッドアックスの部下どもは全員がムサ苦しくて凶暴ときてやがる。 決死の抜刀突撃で何とか一矢報いたものの、とうとう囲まれた。そしてわずかに生き残った元手下のダグラスとブルズアイとマサムネ、捕虜にされたそいつらの命と引き換えに、俺は降参するしかなかった・・・ま、そういうわけだ。くぅぅー!!(><) ダグラス(帆桁に逆さ吊り)「キャプテン、捕まっちまって、すいません・・・」 ブルズアイ(同じく逆さ吊り)「くそー!俺の命なんかどうでもいい、逃げてくれキャプテン・ブリッツ!!」 マサムネ(こいつも逆さ吊り)「不覚!この上は、腹を切る!!」 今や3人だけとなった俺の手下はポロポロ涙こぼしてる。 しょうがねえよなぁ・・・見捨てるのもかわいそうだしなぁ・・・( ´・_・`) ブラッドアックス「そうそう、こいつらは俺の手下にしてやる。なかなかの戦い振りだったから、殺すには惜しいタマだゲヒャヒャヒャ!」 ブリッツ「じゃ、じゃ、じゃあさ、俺も手下にしてくれよ?」 ブラッドアックス「んー、どうしよっかなーーーー???」 ブラッドアックスは、わざとらしくニヤニヤと笑いながら近づいて・・・ガスッ☆俺の後頭部をぶっ叩きやがった!!きゅーん。頭の中で火花が散り、意識が切れる・・・ 潮水を顔にぶっかけられて目が覚めた。 俺様の船、サンフィッシュ号は跡形もなく海に沈んでいる。そして俺の身柄はブラッドアックスの率いる海賊船トロール号に移されていた。帆柱に縛りつけられて身動きできない状態だ。 「おやおや、勇敢な船乗り様がお目覚めだぞ!」坊主頭の大男、ブラッドアックス船長がのしのしと近づいてくる。てめえこのクソ(以下自粛)痛ぇじゃないかよーこの縄をほどきやがれええ!!(゚Д゚) 俺はじたばたするが、ブラッドアックスは余裕の態度だ。ムカつくことにからかいながら、上品ぶった挨拶をするのだ。 ブラッドアックス「本来なら貴方様も吾輩の部下に加えたいのですが、それではお気に召しますまい。となると、いかがいたしましょうか??」 手下A「船底くぐりをさせようぜ!」 手下B「旗の代わりに帆柱のてっぺんにくくりつけやしょう!」 手下C「こいつを餌にして、サメ狩りをしようぜヒャホオオーイ!」 好き勝手言っちゃって、もう!!(;´Д⊂) 俺様の元部下、シューンと縮こまっているダグラスとブルズアイとマサムネ以外は、みんな大はしゃぎだ。公開惨殺ショーが見られる期待でハァハァしてやがる。しかしここで、ブラッドアックスは調子に乗ってる手下を一喝して黙らせた。 ブラッドアックス「貴様らはなんて野蛮なんだ、恥を知れ!!」 手下ども「・・・(しーんとなる)・・・」 ブラッドアックス「この旦那は大海賊ブラッドアックス相手に奮戦し、多くの手下を倒したのだぞ。このような勇敢な男には敬意を払って・・・無傷でこの船から出て行ってもらおう!!」 え、マジ?逃がしてくれるの??(・∀・) 「まず、剣をお返ししましょう」ブラッドアックスは甲板に投げ出されていた俺の剣を腰の鞘に戻してくれる。ラッキー!武器を取り戻したぜ!! 「次に、当座の食料もさしあげます」ブラッドアックスが指を鳴らす。すると申し訳なさそうに、こいつの部下になって命を拾われたダグラスが、食料が10食分入った革袋をベルトに結び付けた。OKOK。ちょっと身体が重たくなったけど、漂流すると困るもんな。こんぐらいは必要よ。 ブリッツ「ブラッドアックスってのも、心が広い親分じゃねえか♪」 ダグラス「キャプテン・ブリッツ、すまねえ・・・」 ブリッツ「え?だって、逃がしてくれるんだろ?」 ダグラス「いや、こいつは錘(おもり)でさあ・・・」 ぎくーり。なんか嫌な予感がするぞーう(*・Д・*) おかまいなしにブラッドアックスは得意げに話を続けてきた。「そうそう、縄を解いてさしあげましょう」そう言って短剣を抜き、帆柱に結び付けられていたロープを切る。だが俺の手首は、まだ後ろ手に縛りつけられたままだ。「手首の縄を解くのは勘弁してもらいましょう。あなたはとても危険な方だから!!」ときやがった。おいちょっと待てよ、貴様・・・ ブラッドアックス「最後に、あなたを自由にしてさしあげましょう!!」 ブラッドアックスは俺様のケツを蹴り上げながら、引きずって船尾に連行する。 ちょwww待っwwwwwいやんwwwwww(;д;) 海賊の手下どもはニヤニヤしながらついてくる。それでもなお、ダグラスとブルズアイとマサムネはしょんぼりしてたけどな。 ブラッドアックス「残念ながら、救命ボートは予備がありませんので、貸してあげるわけにはいきません。ですから・・・」 ブリッツ「で、で、で、ですからぁ・・・?(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル」 ブラッドアックス「泳いでお帰りくださーい!!」 ブラッドアックスは俺の背中を思いきり押した!俺は舷側を越え、勢いよく海に落ちーる! ど っ ぼ お お お お ん ! 慈悲深いブラッドアックス様が下さった贈り物の重さのために、俺の身体は容赦なく海中に引き込まれる。後ろ手に縛られてるから水かきもできねえ。なのでブクブクと沈んでいくしかない。はるか上では、海賊どもが大声で笑っているのが聞こえる・・・ くやしいのうwwwくやしいのうwwwwwギギギwwwwwwww 【技術点11/11 体力点20/20 運点13/13】 SAVE:1
by mccoy12345
| 2007-12-20 23:24
| 深海の悪魔
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