by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点8/20 運点9/13】 【襲撃点11/11 戦力点10/15】
【獲得金貨990枚】 【獲得奴隷0人】 【航海50日目】 かくして海賊同士のグレート・レースは、俺様率いるバンシー号に軍配が上がった。 俺らはその後、ニプール島で戦勝の大宴会。一週間の乱痴気騒ぎで、稼いだ金貨990枚をほとんど使っちゃった(’-’*)テヘヘ そして「殺し屋」なんてイキがってた負け犬のアブダルは、屈辱と嘲笑に耐え兼ねた部下に見放され、船も借金のカタとなり、着のみ着のまま身体1つで内海を寂しく去っていったそうだ。その後の行方は…俺も知らねえ。まあ、興味もないがね。 今回の略奪競争はけっこう評判になったらしく「ブリッツ・アブダルの大略奪」なんて後世の歴史年代記に載っちゃうわけだが、まあそれは別のお話。 内海の一般ピーポゥにとっては、男の誇りのために自らの命を天秤に乗せる俺たちのやり方を理解できるはずもない。 要するに、海賊に恐れをなして、商船が内海を航行しなくなっちゃった(´・ω・`)ショボーン 遭遇する、というか追っかけてくるのは、海賊を敵視しているラガシュやキシュの軍船ばっかりだ。こいつらに向かって「ついカッとなってやった、今では反省している」と言っても許してくれるわけもないし、返り討ちで撃退したとしても、けっこうキツイぜこりゃあ。 ブリッツ「しゃあねえなあ。河岸を変えるとすっか!」 俺らは暗黒大陸クールを離れてアランシアまで航海することにした。 心機一転、かの悪名高いポート・ブラックサンドまで行き着きゃあ、活躍場所も見つかろうってなもんさ。なんたって俺様は海賊王だからな!!( ̄ー ̄) ああそうだ。ここまで有名になった「バンシー号」っていう名前も、いろいろ厄介なことになるから他の船名にした方がいいな。 よし、今日からこの船は「サンフィッシュ号」という名にしよう! ヒドラだろうが海蛇だろうが、精強な俺らの手下にかかっちゃあ、イワシやサンマとおんなじよ。嵐もうまく回避して大洋を無事渡りきり、ポート・ブラックサンドまであと5日という海域にたどり着いたときだ・・・ 見張り番のドロクワが地獄からの第一報を届けた。 ドロクワ「キャプテン・ブリッツ!前方に船・・・」 ブリッツ「獲物か?商船か??」(ワクワク) ドロクワ「うんにゃ、俺らと同じ海賊船・・・と・ろ・う・る・号?って、書いてあるみたいだけど・・・」 ダグラス「なんかいやな予感がしやす。避けましょうや」 ブリッツ「うーん、そうだな、とーりかーじ!」 ところが、ところが、だ。 ピカッ! ぐんぐん俺らに向かって突っ込んでくる、巨大な翼竜の翼のように黒い帆を張った海賊船「トロール号」は、いきなり発砲してきた!! ブルズアイ「ドワーフ直製の噴進砲だ!!」 敵船の武装について、とんでもないもん積んでるとブルズアイが脅威に気づいた。 えっ、それって、俺が以前海の藻屑になりかけた・・・(「恐怖の神殿」参照)・・・トラウマが呼び返されたその直後!! ズ ズ ー ン ! メインマストに砲丸が直撃し、ドロクワの肉体が木端微塵となる。バキバキバキ!帆柱が折れた!折れちまった!!バンシー号、もといサンフィッシュ号は前に進めなくなっちまった!!! 続けて斉射!!ド ガ ー ン ! ! 今度は前方甲板に直撃弾だ。ジャンセン、ホワイトムース、バイパー、クリッパーの4人が為す術なく吹っ飛んで、頭と胴体が切り離されて海に投げ込まれた。舳先に大穴が開き、海水がドバドバ入ってくる。うわあああ、やべえええ!! (*゜ロ°)ノミアワワワワ 慌てふためく生き残りの俺たち。ええと、まだ無事なのは、俺、ダグラス、ブルズアイ、マサムネ、メイスン、ロブ・ジョイ。立ち向かえ、売られたケンカは買うぞ!! しかし、敵は俺らの射程外から砲丸を降り注がせ、サンフィッシュ号は穴だらけのボロボロだ。俺らは火を消すのが精いっぱい。応戦なんかできやしねえって。 やがて、敵海賊船のトロール号が、すうっと俺らの船に近づき・・・ ズズウン!頑丈な舳先を船腹にめり込ませた! 敵の頭目がズカズカ俺の船に乗り込んでくる。こいつは坊主頭で、たくましい身体をしていて、元は上等な品だったらしい紫色の上着を羽織っている。 頭目「この俺様の宝を横取りしたのはお前らか?」 メイスン「お、お助け!ヒイッ!!」 ガスッ!逃げ遅れたメイスンの横っ腹に、このおっかない頭目のカットラスがめり込んだ。 ぶちぶちぶちい!頭目は半ば力任せに哀れなメイスンの上半身と下半身を引きちぎる。そして・・・ぽいっ。海に投げ捨て、肉に飢えたサメどもの餌食にした。 敵の圧倒的な剣の暴風に、俺らは退却するだけだ。奴隷どもを押しこめていた最下層の船蔵に閉じこもり、扉に閂をかける。バタン!ぜええ、はああ・・・ だがここからどこへ逃げる?袋の鼠だ!! 敵海賊A「開けろおゴルアアアア!!」 敵海賊B「ブラッドアックス様の宝ぁ奪って、ただで済むと思うなよ!」 ロブ・ジョイ「降参だ、降参しますうううう!」 たまらずロブ・ジョイが両手を上げて、船蔵の別の出口から丸腰で飛び出した。 しかし・・・ドゲシッ! ロブ・ジョイ「ぎゃああーーー!」 頭目「自分とこの親分を見捨てるたあ、腰抜け野郎めが。貴様のような肉棒頭のせいで泥棒がはびこる!」 扉越しに音が聞こえただけだが、どうなったか容易に想像はつく。あーあ、バカな奴・・・ そしてドゴッ、ガスッ、ゴキッ!!斧やその他の道具で、扉が見る見るうちに打ち壊されていく。突破されるのは時間の問題だ。 すさまじい破壊力だな。まさに海賊の鏡だわ。えーと、あいつらの頭目の名前、手下はなんて叫んでた? ブラッドアックス・・・って、あ! 三姉妹群島で宝を埋めていた海賊ども!!!Σ( ̄ロ ̄lll) ブリッツ「そっかあ・・・親玉のお出ましかぁ・・・」 ブルズアイ「財宝を横取りされて、相当頭に血が上ってますぜ」 ブリッツ「降参しても、許してくれねえだろうなあ」 ダグラス「やっぱり、ちょっと、ヤリ過ぎちゃったみたいっすね」 マサムネ「それで、どうするでござるか?」 ブリッツ「たはは・・・(・-・*)」 アランシアから遠く離れた暗黒大陸クールの内海にまで、別動隊を遣わして秘密基地を造りに来るんだもん。その勢力たるや相当のものだと、あのとき気づくべきだったな。 だが、もう遅い。 敵は100名くらいの大海賊軍団。 対してこっちは、一騎当千ながらも、俺含めて残り4名。 ブリッツ「これが海賊の末路かあ。へへへ、あっけないもんだ」 ダグラス「まあ、悪党の最後ってのは、こんなもんでさあ」 ブルズアイ「とりあえず最後っ屁、ぶちかましやすか?」 マサムネ「拙者なら20人までは斬り伏せる自信があるでござる!」 ブリッツ「やれやれ汗臭え終わり方だ。ルカを売り飛ばしてといて、良かったよマッタク」 ブルズアイ「あの小僧、要領よく立ち回りやがって、許せねえ!」 覚悟した俺らは、世渡りのうまい少年水兵を思い出し、一瞬、高らかに、晴れやかに笑う。 そして 全 員 抜 刀 ! ! ブリッツ「ようし行くぜ豚娘ども!最後の商売だ!!」 ダグラス・ブルズアイ・マサムネ「サー・イエス・サー!!」 俺らはバタンと扉を開き、圧倒的な敵の戦力にバンザイ突撃を敢行する!! ブリッツ「チャーーーーーージ!!」 そう、このシチュエーションはね・・・ マンガちっくに言うなら、もう、こんなカンジだっ!!! <ご愛読ありがとうございました。マッコイ先生の次回作にご期待ください> えぇー!!(@_@) 【いやいやいや、終わりませんって。ブリッツの冒険は「深海の悪魔」へと、続くぜよ!】 【でもその前に特別編。次はスーパーヒーローもの「サイボーグを倒せ」です!】
by mccoy12345
| 2007-08-17 23:28
| 海賊船バンシー号
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