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【技術点11/11 体力点16/18 運点10/12】 【武装力点12/12 防御力点2/4】
小惑星工場のメインドッグに入り、自分が着込んだ船外活動スーツの安全を確認をしてから、「サクラ号」のエアロックを開ける。するといきなり・・・ZAP!! 真っ赤なパルスレーザーのお出迎えだ! ここにはすでに球形の防衛ロボットが配備されており、無重力の中でふわふわと漂いながら、私に射撃を加えてきたのだ。 動態反射で私は身をよじって避け、船体外壁を蹴り上げてくるっと空中を舞いつつ、ホルスターにしまってあった熱線銃を抜く。射撃戦だ! 【防衛ロボット 技術点9 体力点4】 1R マサト射撃(7)命中 防衛ロボット/体力点-4 ←Destroy!! カウンターが一閃!DOGOM!! 私の熱線銃の一撃は、完全に防衛ロボットの胴体を刺し貫いた。ロボットの破片はきらめきながら真空中を漂う。私はがらんとしたドッグをエアロックから出て、無重力のトンネル内を通って小惑星の中心部へと向かう。 やがてトンネルの突き当たりは、大きな円筒形の部屋に通じていた。 目の前で進路に立ちふさがっているのは、奇妙な形の自動防衛システムだ。そいつは、4つの立方体が中心の抜けた十字形に組み合わさっているような、幾何学的な形状をしている。中心の穴には明るい青の電光が飛び交っていた。 この自動機械は、空間に侵入した質量(つまり、私)を感知すると、ブーンと低音を発して接近してくる。このままだと私は中心部の放電にさらされ、確実に感電してしまう。 さあ、どうする? 熱線銃で動きを止めるか?いや、それはだめだ。 爆発したら狭い部屋の中、破片を避ける術はない。 だったら・・・! 一瞬の判断で、私は通路の下面にへばりつき、スライディングの要領で足のつま先から滑り込むことにした。4つの立方体の隙間を通り抜けるのだ。 バチバチと電磁波の火花を発しながら、ものすごいスピードで迫ってくる自動機械。わずかでも触れたら感電してショック死だ。両腕を胴体の上でクロスさせ、できるだけ体の表面積を減らし、1本の針のような姿勢をとる。こいつの回転周期にうまく合わせろ! 技術点チェックは成功! 私は立方体の隙間を縫いつつ、迫ってくる自動機械をうまくかわしてやり過ごした。そして振り返る間もなく、私は急いで次のセクションに向かう。 出口は別の無重力トンネルにつながっていて、さらに先へ進むと交差点に行き当たった。さあどっちへ行こうか。左か?右か?直進か? とりあえず右の通路へ・・・だが・・・こっちは間違った選択だった! 右の通路はトンネルを下り、エアロックを抜け、小さな円錐形の部屋にたどり着く。そして向こう端--すなわち円錐の頂点--には虹彩形のエアロックがあり、ガシャ!私が入ると共にそれは大きく開いた。その先には宇宙空間が見える! グオオオオオ!!室内の空気が流出し始め、私を尋常ならざる速度で小惑星の外に連れ出そうとする。つまりここはゴミ投棄室なのだ! マサト「ぐうっ・・・!!!」 私はとっさの判断で背後のエアロックドアにしがみつく! 空気の流出が止まるまでひたすら耐えろ・・・! ・・・! ・・・! ・・・! ふう・・・まだツキはあったようだ。 幸運なことに、このエアロックはつかまっていても壊れなかった。すぐに虹彩形の投棄口はカシャッという音とともに閉まり、室内に空気が唸りを立てつつ充填される。 もう少しで宇宙の塵になる危機を脱し、私はほっと安堵してから交差点まで引き返す。そしてもう一方の左の通路へと向かった。 こっちはプラスチックコンテナが高く積まれた倉庫につながっていた。 超音波アナライザをコンテナに取り付け、開梱せずに中を探る。このコンテナ群の中身は・・・各種薬品、天然鉱物、包装材料・・・どれもセイトフィル-Dの生産に欠かせない原料だ。 私は収集したアナライズデータをばっちり「サクラ号」のデータベースに転送させておく。逮捕時に証拠として一緒に提出すれば、これでもう、奴らは言い逃れができなくなるはずだ。 そしてさっきの交差点に戻る。今度は直進しよう。 さらなる防衛システムが作動する前に、奴らの中核に到達しなくては。 急げ、時間は最良の武器だ!! 【技術点11/11 体力点16/18 運点10/12】 【武装力点12/12 防御力点2/4】 SAVE:293
by mccoy12345
| 2007-06-21 23:51
| 宇宙の連邦捜査官
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