by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点18/20 運点13/13】
砂漠の熱気に揺らめく陽炎の中から・・・何かが近づいてくる・・・ 何だあ?ボーっとした頭で見つめると、それはラクダに乗った男だった。まだこっちには気づいていないようだ。どうしよう、接触して情報を得ようか?だけど・・・ イラストを見ると、なんとなく悪そうΣ(´ⅴ`lll) ひょっとしたら、俺と同じく失われたヴァトスに向かっている、悪の魔道師マルボルダスの手下かもしれないぞ。臆病かも知れないが、ここは余計なリスクを負うことになりそうな予感がする。 というわけで俺は砂丘の陰に隠れ、相手が通り過ぎるのをじっと待つことにした。 ・・・行った?うん、向こうに消えた。それでは再び進軍開始!! お?都合のいいことに空が暗くなってきた。太陽が翳ってきたのだ。今までフライパンの目玉焼きみたいに照り付けられていた俺は、日射病の危険から逃れてちょっとホッとする。さあ、今のうちに距離を稼ごう! (ひょおおお・・・ひょおおおおおおおお・・・!) うーんなんか、今度は風が吹いてきたなあ・・・なんて思ってたら、あっという間に・・・! (ごおおおおお・・・ごごおおおおおおおお!!) 吠え猛る暴風が砂を巻き上げ、全く前が見えなくなった。こいつはやべえぜ。 砂嵐だ! けほっけほっ( >д<)、;'.・ 口や鼻の中に容赦なく入り込む砂塵。慌ててタオルを顔に巻くも、目にバチバチと当たる石つぶて。あっという間に体力点-2だ。 こりゃあダメだ進めねえ。俺は地面に穴を掘り、顔を地面に密着させて辛うじて呼吸を確保する。そしてうずくまるしかない・・・ (ゴオオオオオゴゴオオオオオオオゴオゴオゴオゴゴオゴオオオオ!!!) うわー、いつまで吹き荒れるんだこの風は・・・(つд・) ええっと、ここで運試しだってさ。まあ、最初は運点が13あるので、ここは自動的に吉だな。数時間の足止めをくらったが、ようやく砂嵐がやんだ。うわー身体が砂塵で真っ白けだよ。風呂に入りてえなあ・・・やれやれ・・・あら? 砂嵐の暴風が砂漠の表層を削り取ったおかげで、何かキラリと光る物が出てきたのに、俺は気づく。砂の中から引っ張りだすと、それは真鍮の鐘だった。何でこんなとこにこんなものが?まあいいや、ザックに入れて持って行くとするか・・・。 俺は再び東に向かって、灼熱のどくろ砂漠をひたすら歩くことにする。 はあ、ふう、はあ、ふう・・・もう二度と砂漠なんか来ないぞ! そう後悔しても後の祭りだ。考えてみたら、こんな過酷な場所を、徒歩で移動すること自体どうかしてるよなハァハァ(*´д`*) 沿岸部に回ったら集落があったのかもな。そこでラクダか何か移動手段を確保しとくべきだったかハァハァ(*´д`*) ああもう、喉がヒリヒリ、カラカラだ。ちょっと休憩、しよう。水分補給だハァハァ(*´д`*) だけどもここでつよーい味方。 そう、俺には<水の術>があるのさっ!! 両手をお椀の形にすると、その手の中に魔法の力で水が溢れ出す・・・ごくごく・・・ふぃー!生き返ったぜ!この呪文だけ体力点消費は0なのだ。調子に乗って水をがぶがぶ飲む俺様。我ながらベストな魔法選択だったな。えへへ♪(≧∇≦)b しっかしまあ・・・ あ つ い な 。 「ちょっとは遠慮しろや太陽サンよぉ、ああん?(゚Д゚#)」なーんて睨みつけて不平をぶつけても、環境は変わらない。さあ、先に進むか・・・ はあ、ふう、はあ、ふう・・・どれだけ歩いたんだ? 周りは砂だらけで、ほとんど風景が変わらないから、全くわからねえや。 相変わらず午後の陽射しは容赦なく照りつけている。30分に1回、定期的に水分補給して、俺はのたのたと歩いて行く。さっさか歩けないのにはワケがある。十分すぎるほど吸収した砂の熱が、俺の靴底を容赦なく焼きつかせるのだ。あ、あつっ!足の裏が火傷しそうだ! だけど俺は砂漠を進む・・・ひたすら・・・だってさあ、やるしかないジャン。 闇エルフと結託してこの世界を我が物にしようとするマルボルダスの野望を止めるのは俺だけだからな。 奴より先に、なんとしても失われた都ヴァトスへ着かなければ!! それにさ、未発見の“失われた都”ってからには、たぶん手付かずの財宝が(n`.∀´)ηウエヘヘヘ ガッツだ、進め、ブリッツ!!・・・おろ? 気合だけで足を運んでいた俺は、陽炎だらけの砂漠の中に、ぽつんと茶色の天幕を見かけた。砂漠の遊牧民が使うような移動居住式のテントだ。さらには天幕を支える杭の1本に、馬が1頭つながれているのも確認できた。 ということは、あの中に人がいるってことか。 俺のコンディションはというと、今のところ水分補給はできてるんだけど、強烈な太陽光線を頭に受けて日射病気味だ。ちょっと吐き気がするのも事実なんだよな。ちょっとあそこで一休みさせてもらうのも悪くない・・・ そう思いつつ、俺はフラフラと天幕に近づいていくのだった。 【技術点11/11 体力点16/20 運点12/13】 SAVE:196
by mccoy12345
| 2007-03-22 23:38
| 恐怖の神殿
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