by mccoy12345
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【技術点10/11 体力点14/16 運点8/10】
扉を開けると今度は本当の通路で(ほっ!)しばらく岩山の中をうねうね歩く。右手から合流した通路を通り越すと、やがて道幅が広くなってきた。するといつの間にか俺は、川のほとりを歩いていた。おお?何だか老女が一人、せっせと洗濯をしている。 ・・・怪しい。いかにも必然性がなく怪しい。イギリス版小豆洗いみたいな、変な妖怪じゃないか??? よし、奴の本心を探ってみよう。俺は物陰からそーっと<千里眼>の術を使った。えーい、ラミパス、ラミパス、ルルルルル・・・(←古い) すると何とこの老女は、既に死んだ亡霊であることがわかった! 『重要な会議に着る衣装の洗濯が間に合わなかったために、バルサス・ダイアその人の呪いを受けて大火事に遭い、子供たちともども焼き殺されて以来、死んだ身体で永遠に選択をする羽目になったのだ』 。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`) (マジ号泣) か、かわいそすぎる! 俺は女の身上を知って愕然として膝をつき、ウルウルとしてむせび泣いた。その声に洗濯女の亡霊は気づいて疑いの目を向ける。 ブリッツ「(ぐしっ)ああ、すまねえ婆さん。あんたの過去、魔法で覗かせてもらったよ・・・」 洗濯女「なぜこんなところにいるのです?」 ブリッツ「それはまあ、おいといて、とりあえず、ハグさせていただきます!(>Д<)ギュウウウウ」 洗濯女「な、なんだいあんた!」 すっかり感情移入しちまった俺は、洗濯女を抱きしめる。うんうん、俺のことを亡くなった息子の代わりだと思ってくれよ(泣)。亡霊はちょっと困惑して、魔法を使えるのならさっさとここから逃げ出した方がいい。と忠告をくれる。ここまでに出会った怪物なんぞ、これからの脅威に比べたらカスみたいなもんだ、と。 いや、やる! 俺はバルサス・ダイアを殺るぜ。二度とあんたのような悲しい人を生まないためにな!と少々カッコつけて俺は宣言する。老女はため息をつき、城主の元まで辿り着くには「羊の毛皮」を見つけねばならない。その方法ですら定かでないのに・・・とこぼした。 なるほど羊の毛皮か・・・大丈夫、何とかするよ。情報ありがとう。もしこの場所を動けるんなら、少し行った部屋にレプラコーンのオシェイマスっていう奴がいる。そいつを訪ねてみなよ。いたずら好きだが楽しい奴で、少しは婆さんの悲しみも紛れるだろうさ・・・ 俺の心の温かさがやっとわかった洗濯女の亡霊は、感激しつつも旅の幸運を祈ってくれた。俺は鼻をすすりながら彼女と別れる(貴重な情報を得たので運点+2だ)。ようっし、モチベーションも再確認したし、待ってろよバルサス・ダイア!お前みたいに残忍な野郎は、俺が絶対成敗してやる! 通路は川沿いに少し歩くと折れ曲がり、また岩山の中に入っていった。しばらく進むと十字路になり、俺は北の道を選ぶ。そして大きな木の扉に行く手を阻まれた。耳を当てても何も聞こえないので、おれはそーっとそのドアを開ける。 そこは暗い部屋で、平たい大岩がテーブルの代わりだ。片隅に泥で固められた岩の塊があり、その上に木の箱が3つ乗っている。向こうに出て行く扉の近くには、それこそ岩でできた大きな人型怪人がどーんと立っていた。俺を見ているのか?奴のうつろな目では判断できない。 ただの石の彫像でありますように・・・そして箱の中に、さっき婆さんが言っていた「羊の毛皮」がありますように・・・と祈りながら、俺はそろーっと部屋隅の箱のほうに向かっていく。だが、この怪物は一歩前へ足を踏み出してきた。やっぱりなあ。ストーンゴーレムって奴か。動きも鈍そうだし、逃げ出すのは2,3回剣で打ち合ってからでも遅くはあるまい。戦闘を選択しよう! 剣は石の身体に当たってけたたましい音を立て、そのやかましさに俺の技術点は-1される。よってオシェイマスからもらった魔法の剣の攻撃力ボーナス+1と相殺して、差し引き±0だ。 【ゴーレム 技術点8 体力点10】 1R 攻撃力(ゴーレム/14)(ブリッツ/14) Draw 2R 攻撃力(ゴーレム/17)(ブリッツ/17) Draw 一進一退の攻防が続く。・・・あせるな。奴の動きを読め! 3R 攻撃力(ゴーレム/14)(ブリッツ/17) ゴーレム/体力点-2 ここだ、見切った! 4R 攻撃力(ゴーレム/18)(ブリッツ/22) ゴーレム/体力点-2 5R 攻撃力(ゴーレム/16)(ブリッツ/18) ゴーレム/体力点-2 俺は怒涛のラッシュ、ラッシュ! 6R 攻撃力(ゴーレム/16)(ブリッツ/16) Draw 7R 攻撃力(ゴーレム/19)(ブリッツ/20) ゴーレム/体力点-2 8R 攻撃力(ゴーレム/11)(ブリッツ/17) ゴーレム/体力点-2 ←Destroy! ふうう。強敵だったが、何とかダメージは受けずに戦闘を切り抜けた。ゴーレムは岩の塊になってしまう。さあ、箱の中のお・た・か・ら!(゜∀゜) 順繰りに最初の箱から開けてみると・・・かぱっ。銀のカギが入っていた。おう、この鍵穴に入るじゃねえか。そいつを2つ目の箱に差し込んでみると・・・かぱかぱっ。緑色に光る金属のカギが出てきた。??この鍵穴に入るぞ。さらにそれを3つ目の箱に差し込んでみると・・・かぱかぱかぱっ。箱の中にはガラスビンがあり、何と老人の顔で体がクモ、という奇妙な生物が入っている。このクモは俺に話しかけるが、何と言っているかわからない。 うわ何これキモチワリイっ(つД`) 俺はクモ男のビンを二度と見ないよう、そーっとザックの奥深くにしまった。そしてキレイさっぱり、その存在自体を忘れちゃったりしてしまうのだった。 【技術点10/11 体力点14/16 運点10/10】 SAVE:237
by mccoy12345
| 2006-01-21 21:52
| バルサスの要塞
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