by mccoy12345
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【技術点10/10 体力点30/31 運点11/11】 【火力点10/10 装甲点31/31】
思わぬ時間を食ったので先を急ぐことにする。 一般道をきっちり100マイル/hで東に飛ばしていくと、道路標識がちらりと目に入った。まもなく南に分かれる道があるようだ。サン・アングロはここから南にあるわけだから、もちろん俺は右折して正しい方向に向かうことにする。 すると川に差しかかった。架かっているのはいかにも危なっかしそうな木造橋だ。そして橋の脇には「私有地につき進入禁止」(Private Property KEEP OUT!!)という警告の標識がある。 警告を無視するか?それとも引き返すか? 引き返すのはガソリンの無駄になってしまうが、あの橋は全くもって怖い。俺のドライバーとしての直感がそう告げる。ダッジ・インターセプターは装甲を施した車ゆえ、自重がかなりあるのだ。さらにはこの先は私有地と言うことで、その主人はとても来訪者を快く受け入れるタイプとは思えない。標識に掲げられたドクロマークがそれを如実に物語っている。 しょうがない、引き返すか・・・俺は舌打ちしながらUターンし、さっきの三叉路まで戻って右折する。さっきと同じ東に向かうことになったわけだ。 道幅はかなり広く、邪魔な障害物もない。さっきのタイムロスを挽回すべくダッジ・インターセプターを駆り立てる俺。ふふふ、昔を思い出すな。もっともレーサーだったあの時は、テール・トゥ・ノーズで後続のライバル車たちを引き連れていたもんだが。 だが、そんな快適なドライブも長くは続かない。 道の真ん中にひっくり返った車とトラックが転がっていたからだ。まるでこの場に障害物として“意図的に配置された”感じも・・・なくはない。どうする? (1)障害物をロケットランチャーで破壊するか? (2)障害物を迂回して進んで行くか? (3)引き返して別の道を探すか? もうガソリンを無駄にはできない。よって(3)は論外。吹っ飛ばすか、迂回するか・・・。 もしこれがカー・ギャングどもの仕業ならば、俺だったら・・・うん、道を外れた迂回地点にも地雷とかを仕掛けておく。絶対そうする。だったら一気にぶっ壊して先に行こう! 俺は(1)を選択し、ハンドルの横に付いた赤いボタンを押した。シュバッ!軽い振動とともに、天井に備え付けられたロケットランチャーが発射される・・・ドガアアアン!!そして大爆発が起こった! もうもうと沸き起こる爆炎が収まると、障害物の陰も形もない。効果的だったが、これでロケットランチャーは残り3発になってしまった。 おっと?残骸の陰から2人乗りの戦闘バイクが1台現れ、東に向かって一目散に逃走していくぞ?バイクに乗った男たちは革の防弾服を着込み、後部席の男は俺の車に向かってピストルで威嚇射撃してくる。 どうやらここに罠をしかけたカーギャングだったか。それとも、もっと大きな一味の斥候だったのかな?無視して放っておいてもいいんだが・・・いや、俺のアドレナリンが沸々と滾る。売られたケンカは買ってやろう! 俺はアクセルを吹き上げて奴らを追跡する。所詮は2輪車、しかも2人乗りだから積載量オーバーだ。チューンナップしたダッジ・インターセプターを振り切れるはずもない。追いつかれる寸前、観念した戦闘バイクは方向転換して、俺の方に相対してきた。ライトの上に取り付けられた12.7mm機関銃が火を噴く。バカめ!そんな貧弱な武装でっ!! 【戦闘バイク 火力点6 装甲点9】 (車輌戦) 1R (戦闘バイク/18)(インターセプター/19) 戦闘バイク/装甲点-1 2R (戦闘バイク/17)(インターセプター/17) Draw 3R (戦闘バイク/11)(インターセプター/13) 戦闘バイク/装甲点-5 4R (戦闘バイク/14)(インターセプター/19) 戦闘バイク/装甲点-3 ←Destroy!! 敵の細かい機動にひやひやしたが、結局は火力の差だ。ダッジ・インターセプター搭載の20mmマウザー機関砲は敵に命中弾を叩き込み、戦闘バイクは爆発、炎上した。そこから投げ出されるカーギャング2人。何か情報が手に入るかもしれん。俺は車を降りて奴らのもとに駆け寄った。 操縦者は首の骨があり得ない方向に曲がっていて即死だが、後部座席から撃ってきたガッツのある男は微かながら息がある。奴はかすれた声で俺に捨て台詞を吐く。 後部座席の男「おぼえときな。“でぶっちょジャックと息子たち”は、仲間を殺した者を・・・容赦しな・・・い・・・ぜ・・・」 そこまで言ったら命の炎が尽きたらしい。がっくりと動かなくなる。 俺はさっきのニュー・ホープとの交信内容を思い出す。先ほど俺たちの町を襲ったカーギャングどもも、主武装は戦闘バイクの集団じゃなかったか? そんなことを考えつつ、奴らの死体とバイクの残骸を探る。男どもは特に何も携帯していなかったが、戦闘バイクの側面に荷物ケースがある。俺はリボルバーを発射して留め金をぶち壊し、手っ取り早く蓋を取り去ってみた。 ヒョウ♪(口笛) 中に保管されていたのは手錠と地図、それに200crdだ。 俺は手錠とクレッドをポケットに入れ、地図を調べてみる。ニュー・ホープに赤い丸印がつけられていた。やっぱりな!ふざけた名前の「でぶっちょジャックと息子たち」(Fat Guy Jack & his Son)・・・こいつらはニュー・ホープを襲った一味だ!! さらに地図を見ると現在地点から南東にロックビルという町があり、そこにも赤丸がつけられていた。どうやらここが戦闘バイク集団の根拠地らしい。 しかしまあ、次から次へと、ならず者が出て来るなあ・・・ そう愚痴をこぼしながらダッジ・インターセプターに戻って点検を行った俺は、ふと気づく。 うーん、足回りがこれじゃあスピードは出ない。ありがたいことに車軸は無事だが、ここまでの戦闘でタイヤがボロボロになっちまってるな。急いでスペアタイヤを取り付けることにしよう。 ・・・よし!装着完了!!(スペアタイヤの残りはあと1つ) そうしてから俺は再び東に向かう。 やがて東西に走る道路と、南へのあぜ道がつながる三叉路に着いた。道路標識によると、南の道の先にはこう書いてある・・・Rockbill(ロックビル)・・・ その町は戦闘バイク集団の根拠地のはずだ。とすると、拉致された評議会委員長のシンクレアも、ここに?空振りの可能性もある。だがどうせサン・アングロも南にあるんだ。 行きがけの駄賃で叩き潰してやるか!! インディ時代の俺の弱点は血の気が多いことだった。だけど今は、そのことを諌めて手綱をかけるスポンサーもいないのさ。だから俺はアクセルを踏み、待ち構えている「でぶっちょジャックと息子たち」の縄張りに・・・突っ込んで行く!! 【技術点10/10 体力点30/31 運点11/11】 【火力点10/10 装甲点31/31】 SAVE:157
by mccoy12345
| 2007-01-28 21:59
| フリーウェイの戦士
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