by mccoy12345
カテゴリ
甦る妖術使い ナイトメア キャッスル モンスター誕生 仮面の破壊者 ロボット コマンドゥ 迷宮探険競技 サムライの剣 深海の悪魔 電脳破壊作戦 サイボーグを倒せ 海賊船バンシー号 宇宙の連邦捜査官 恐怖の神殿 フリーウェイの戦士 宇宙の暗殺者 死神の首飾り 地獄の館 雪の魔女の洞窟 サソリ沼の迷路 トカゲ王の島 死のワナの地下迷宮 盗賊都市 さまよえる宇宙船 運命の森 バルサスの要塞 火吹山の魔法使い 親に戻る or 豪華版
以前の記事
2009年 09月 2009年 08月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
【技術点11/11 体力点13/20 運点11/13】
聖堂を出ると、そこにいたのは・・・ 俺といっしょに忍び込んだ4人の盗賊どもだ。カギ穴から俺の戦いぶりを覗いていたらしい。ちょっと待ちなよ、助太刀してくれたっていいじゃんかよおお(・へ・) スカーフェイスが言い訳するには「扉にカギがかかっていて、入れなかった」だってさ。嘘つけよな、まったく、よく言うぜ! ・・・まあいいや。気を取り直して、俺は彼らに天窓のある部屋にまで案内される。指にはめていた復活の指輪は、いつの間にか錆びて灰色の金属になってしまっていた。どうやら聖堂の中でしか、この指輪の効力は発揮しないようだな。 ゴーン ゴーン ゴーン!! おっと、また警報だ!!!(;☆_◎) 今度はホーカナが殺されたことを手下どもが気づいたに違いない。あっという間にわらわらと女兵士の斥候隊が、この部屋に押し寄せてくる足音が聞こえる。 長居は無用だ。さっさとずらかろうぜ! スカーフェイスの指揮のもと、俺らは天窓から吊るされたロープをよじ登っていく。もちろん俺も・・・よいしょっと・・・うんしょっと・・・キラッ! 何かが光った? それは、俺の足元にいた盗賊一味のブラッドハートが、短剣を引き抜いたのに、月明かりが反射したんだ。奴は細いロープの上にいる俺に向かって、突然襲い掛かってくる! なるほどね、「盗賊どもに信義なし」ってわけか。奴は裏切りやがった! ブリッツ「よせ、やめろ、こんな身動きの取れない場所で・・・」 ブラッドハート「だから、ここまで、待った!」 ブリッツ「馬鹿野郎、追っ手が来るぞ!」 ブラッドハート「関係ねえっ!うがーっ!!」 ぷらーんぷらーんと、ロープの上下でもみ合う俺とブラッドハート。 そこに駆けつけたのはフェル=キリンラの斥候隊。逃げ遅れた俺らを見た女隊長が、すかさず「弓、構え!撃てェっ!!」と号令を下す!! ヒュン ヒュン ヒュンっ ・・・ グサアッ! 運悪く、彼女達に背を向けていたのは裏切り者の方だった。あっという間にブラッドハートの身体に矢が何本も突き刺さり、ロープの上にいた俺を守ったような格好になる。身体を硬直させたまま落下するブラッドハート。あーあー、馬鹿な野郎だ・・・ヽ( ̄~ ̄)ノ 女隊長「まだ1人残っているぞ、撃て、撃て、撃ちまくれ!!」 ヒュン ヒュン ヒュンっ ・・・ うわわっ! さらに降り注ぐ矢をかわしつつ、俺はえっちらおっちらロープを上り、ついにフェル=キリンラ寺院の屋根の上に出た! 見ると月明かりの中、ひょいひょいっとサルのように、盗賊どもは屋根から屋根へと素早く飛んで移動している。ああ、待ってよー。置いてかないでくれえええ(汗) ここで技術点チェック(2d6が現在の技術点以下なら成功)だってさ。まあ、これは大丈夫。俺は盗賊どもの後を追うことができ、安全な建物まで飛び回って、しっかり着地できた。 スカーフェイス、ネズミのジェミー、ミン殿下は、生き残ってここまでついてきた俺を見て、ビックリしていた。そして「ブラッドハートはどうした?」と尋ねてくる。 あっそうか。この瞬間、俺は全部理解する。こいつら、本当に、正真正銘の盗賊どもだ! ブリッツ「死んだよ。この冷酷な野郎どもめ」 俺は奴らをひと睨みしてから、剣に手をかけて、こう言ってやったのさ。まだやる気か?相手になるぜ!(`-´)という、明確な意思表示だ。 だが、正面きって無駄な戦いをしないのも、また一流のシーフである証拠だ。 ネズミのジェミーはいつの間にやら尻尾を巻いて退散していた。スカーフェイスとミン殿下もお互いに顔を見合わせて「ホーカナを殺した奴とは戦いたくないね」と首をすくめる。このときスカーフェイスが口元を吊り上げたのは、笑ったのか、それとも顔の古傷が引きつったからか・・・ とにかく、フェル=キリンラ寺院潜入を手伝ってくれた盗賊どもは、屋根のひさしに蜘蛛のように巧みにぶら下がりつつ、あっという間に消えてしまった。 俺の方はというと、こんなのはとても真似できないことなので、おとなしく屋根を降りて、路地に戻る。そして夜風を吸い込み、深呼吸するのだった。 ふうーーー。何とか成功したな!!(・∇・)=3 いやあハードだったな。慣れてねえのに盗賊の真似事なんてするもんじゃないや。ちょっと休憩でもとるか。ここで食料1個を消費して体力点+4する。これで食料は残り2個か。何とか最後までもちそうかな? さあって、と・・・俺様は死神の首飾りも取り戻したし、さっさとこの街グレイギルドを脱出して、今度はスターリーチ山の頂上に向かわなきゃならん。そして、そこにある“門”からタイタン世界に帰るんだ。 本当はいろいろと協力してくれたアポテカスさんとディオドラスさんのとこに寄って、成功を報告したいところだけどな。残念ながら時間がないや。邪悪軍団に捕まったら元の黙阿弥だしな。まあ彼らも朝になって、ホーカナが死んだことを知るだろう。そしたら俺が任務を達成したとわかってくれるは・ず・さ♪ というわけで安全に脱出できるルート、以前教えてもらった墓場の裏木戸から街を離れようと、こそこそと街路を歩き始める俺様。 だが・・・ 前方になにやら人影が・・・ まだまだ、ひと波乱ありそうだぜぇぇぇぇ??? 【技術点11/11 体力点17/20 運点11/13】 SAVE:235
by mccoy12345
| 2006-11-23 23:34
| 死神の首飾り
|
ファン申請 |
||