by mccoy12345
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さあ、ホラーの時間が始まるよっ♪(←出だしだけ爽やか)
今回のFFは、スティーブ・ジャクソン(英)の恐怖超大作『地獄の館』だ。暗い嵐の夜、主人公の君が迷い込んだのは、人里離れたところにある奇妙な洋館。悪夢のような住人たちがお出迎えダー(T△T) それでは主人公の能力値を決めよう。今回は現代の特別編ということで、キャラは1から作り直すことにする。ハウスルールで4d6を振り、ダイスを適切に割り振る方式だね。 はあっ!6,6,4,2・・・!キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!! 思いのほか、いい出目だった。よしよし、幸先いいぞ。6はもちろん技術点に入れて・・・体力点に6と2。今回は食料も原点回復薬もないのだ。だからヒットポイントは多めの方がいい。残った4点を運点に割り振り、初期キャラの能力値はこうなりました。 【原技術点12 原体力点20 原運点10】 ところが!ルール説明のところにこうある。 『君は「地獄の館」で冒険を始めるときには、武器を持っていません。他のFFシリーズでは、技術点は武器を持っているときの戦闘能力を示しています。ですから、冒険を始めるにあたっては、原技術点から3点ひいた点数を開始技術点にしてください』 おう、なんてこったい!(>o<) というわけで最初の技術点は9からスタートです。武器を手に入れれば、いずれ12点マックスに到達するかもしれない、というわけか。ここ、ちょっと注意必要な。 それから、このゲームブックの特徴として、新しい能力値である「恐怖点」がある。これは最初は0なんだけど、1d6+6で決めた数値になるとサドンデス--恐怖によるショック死--を起こしてしまう。って、すげえなそれ。たぶんクトゥルフのSAN値のパクリなんだろうな。 ふむ、なるべく高くしたいこの値はぁー・・・気合を入れてエエエ・・・はああああ!4だ!! まあ、平均よりは高くてラッキーだけどさ・・・“死”かあ。縁起悪いかも???(;´Д`) ま、そういうわけで恐怖点の到達限界は10になりました。10点溜まると即死デッドエンドです。気をつけろっ!! さて、今回の主人公は現代(といっても1984年。今から20年前だ)のイギリス人。そうだな、職業は大学生にしよう。典型的な猟奇事件巻き込まれ職業ってことでひとつ(笑)。 でもこの技術点の高さは・・・うん、たぶん軍隊にいたんだよ(゜∀゜) それで除隊してから学生生活を再びやり直している、って設定。専攻分野は歴史? 性格はちょっと皮肉屋だけど、やるときはやる、みたいな。こう、戦わなきゃいけないときは、ジョンブル魂見せてやるぜ!みたいな。健全な神経の持ち主。 名前は男の子がいいね。というわけで直感で決めました。アラン・スコット。22歳の男。父親はウェールズの炭鉱夫で労働者階級出身。実家は貧乏だったけど軍隊経験で学費を稼いでから除隊。優先入学枠でよくある二流大学へ。人生経験は普通の坊ちゃんどもよりかは豊富だけど、女性にはオクテ。語り口は少し皮肉を利かせるもののユーモアのセンスアリ。友達は少なくもなく多くもない。まあ、こんな感じか。 それでは『地獄の館』を生き抜くのだ、アラン!がんばれアラン!!(^v^)ノ * * * * * * * * * * * * * * * さてそれでは、ここでいつものタイタン世界の紹介コーナー。今回の冒険の舞台は現代なんだけど、かまわず進めちゃおう。 前回の歴史は「最初の戦い」が終わって、神々が去り、生きるもの全てに“時間”という制約のもとで寿命が与えられた、というところまでだったはずだ。さてそれでは、今回紹介するのは、その後のタイタンについて。とうとう“神話”から“歴史”になったわけだ。 神々が去った後、どんなことが起きたかというのは、遺跡などからの出土品に刻まれている叙事詩的な遺文から判断するしかないのだが、どうやら英雄がたくさんがんばっていたらしい。今でも吟遊詩人がよく名前を出す「グラナットのハラール王」「兄弟殺しのビレル」「白い稲妻ゼルクール」「ハーフハンド兄弟」などといった、伝説の王や戦士、魔法使いが、古代の記述の中に力強い姿を見せている。 この当時のタイタンは、まだひとつの大陸だった。今のようにアランシアとクールと旧世界に分かれていなかったんだ。原初のひとつの大陸、これを「イリタリア」という。 イリタリアには「一の森」という巨大な森林があって、ここでエルフたちはガラナ神と接触しながら、魔法の力を追求してきた。この頃のエルフは、今よりももっと数が多くて、活発で、力強い種族だったらしい。 それからドワーフのハンガール・ゴールドシーカーが最初の試し掘りをイリタリア北方の山地で行ったのもこの頃だ。この試掘坑は年月を経て今も実在している。やがてドワーフの精神故郷とでも言うべき広大な地下都市ファングセインに発展していくのだ。 人間たちはというと、放浪していた部族が狩猟に代わって農業を始め、定住して村ができ、それが町になり、小都市に発展し、最後に国家が形作られた。 そして人間同士の常として、国と国の間でいさかいごとが起きてしまう。アトランティスという土地を領土としていた暴君ファラモス23世は特にひどいもので、最後には神々の怒りを買い、アトランティスは突然丸ごと海の中に没された・・・と、伝えられている。 どうしてこんな伝聞の言い方しかできないかというと、その大災害を記した書物がほとんど発見されていないからだ。だからファラモス23世がどんな悪いことをしたのか、よくわからない。確かに吟遊詩人たちは自分の創作で尾ひれをつけて、彼の残虐な振る舞いを大げさに表現して歌うが、実際はどうだったのか、知る由もない。それはあたかも人々の記憶から都合よく消されているかのように、発掘資料によって証明できないのだ・・・。 ※とある地方では、アトランティスで神々を侮辱したファラモス23世は、魔王子マイユールの変身した姿だった、という伝説もある。本当だろうか? さて、アトランティスが滅亡した余波を受け、神々の怒りにより、イリタリアも3つに分割されてしまった。これが今の三大陸、アランシアとクールと旧世界の始まりだ。各大陸が新しい位置に落ち着くまで、巨大な津波などの天変地異が起こり、多くの生命が失われた。 広大な「一の森」も3つに分かれてしまったので、そこに住んでいたエルフも散り散りばらばらになった。そしてそれにより、本来はもっとも有能な力を持つはずの種族であるエルフの衰退が始まる。 大陸分割以降、徐々にエルフ人口は減少し、その下降線は現在でも続いている。学者によると、元は「一の森」だった森林地帯が減少していくのに比例して、エルフ人口も滅亡に向かっているらしい。 今でも西アランシアのダークウッドの森や、クールのネクロス湖周辺の大森林に、「一の森」の一部がそのまま残っている。だけどそれはかつての巨大な、大陸中に広がっていた巨大な緑樹の壁の、色あせた影にしか過ぎないのだ・・・。 というわけでタイタンの歴史、今回はここまで。現代人のアラン・スコット君が無事『地獄の館』を脱出できたら、続きを話すことにしよう。 それでは・・・って、ち、ちょっと、待った (((( ;゜Д゜))) な、なんだ、あれは?窓に手が、手が!(←つかみはOK?)
by mccoy12345
| 2006-09-28 01:38
| 地獄の館
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