by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点15/18 運点10/11】
どんどこ、どんどこ、どんどこ・・・ 太鼓の音はどんどん大きくなってくる。そして、何かしゃべっている声と太いうなり声も聞こえてきた。 俺はできる限り開けた野原の端まで匍匐前進する。そこは首狩り族の集落で、竹で作られた家がいくつか建っていた。そして野原の中央には、半裸にされて杭にくくりつけられた男を、全部で12人の首狩り族の戦士が取り巻いていた。 酋長らしい、立派な仮面をつけた1人が前に進み出ると、太鼓の音がぴたっと止まる。そして奴は、付き添いの女からナイフを手に取った。 まさに今、首狩り族たちの新しい戦利品が手に入ろうとしているのだ! アチャ━━━━(´Д`υ)━━━━・・・ 一度に戦うには数が多すぎる。かといって、あの可哀想ないけにえの男を見殺しにするのも寝覚めが悪いし・・・どうしよっか・・・俺はキョロキョロと辺りを見回す。 すると、あの犠牲者と首狩り族たちを引き離す、ある考えを思いついた。だがそれは危険だぜえ・・・やるう・・・? うん、やる!出たとこ勝負だ!ヽ(`д´;)/ 俺はそーっと忍び寄り、近くにあった焚き火で木の枝で火をつけ、それを奴らの竹の家に放り込もうとした。火事を起こしてひと騒動起こそうとしたのだ。 果たして上手くいくかどうか・・・運試しは・・・吉! ボウっ!パチパチパチ・・・ おーおー、元々の材質が材質だから、よく燃えること。そんなに時間がかからないうちに、大半の家に火勢が燃え広がった! 「アイヤー!ヌゴベラッタノ、ドゴロアサイ!!」とか何とか、俺にはわからない言語で叫びまわり、大混乱を起こしている首狩り族たち。俺はそのスキに、柱にくくりつけられた男のもとに近寄り、縄を切った! 男「ありがとう、恩に着る!」(すたたっと走り出す) ブリッツ「あ、待て、そっちはヤバイ!」 駆け出した男を追う俺。後ろから俺らを目撃した首狩り族の戦士の1人が、彼に槍を投げつけようとしている。あいつはそれに背を向けてちょうど死角なのだ! なになに、ここで1d6を振るのか。出目は6だ。そうすると・・・『槍は宙を裂いて飛ぶが、君たちをそれてしまう。君たちはできるかぎり急いで密林の中に走りこむ』・・・よっしゃ、脱出成功!(^v^) 俺達は何とか首狩り族の集落から逃げ出すことができた。 はあ、はあ、もう大丈夫だ・・・。 密林の中のマラソンに疲れきって腰を下ろす俺。男も疲れているのか、感謝の気持ちを微笑みで表すだけだ。 やがて息が整ってくると自己紹介を始めた。彼はサーマという名前だ。気の毒な拉致奴隷のうちの1人で、トカゲ王の鉱山を脱出して、筏を作って本土へ戻ろうとしていたら、首狩り族にとっつかまったらしい。 そうか、俺は逆にトカゲ王のところに行って奴を成敗するつもりなんだ、と仲間に誘うと、「トカゲ王に会うのはもう二度とゴメンだ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」と激しい拒否反応を示される。 まあ、そりゃそうだな。┐(´ー`)┌ じゃまあ、1人でチャレンジしてみるよ。と俺は別れの握手を差し出す。サーマもまた、俺の冒険の成功を祈るのだった。 そして感謝の印として、彼は別れ際に、黒皮の紐のついた骨の飾りを俺に渡した。そして「これは君にたいへんな幸運をもたらすはずだ。」と告げる。 え、こんなのがぁ・・・?と半信半疑な俺。だが文章によると・・・『これを身につけると、君の運点はどんなことがあっても7より下に下がることはないのだ』とある・・・。 ということは、だ。これで運試しは、絶対に成功確率50%を割り込むことはなくなったわけだ! めっさいいアイテムじゃん!ありがとうサーマ!!(゜∀゜) (←現金な奴) 手を振って下生えの彼方へと姿を消すサーマ。 俺も最後まで手を振って、彼の脱出行の無事を祈る。お前もうまく戻れるといいなぁー。がんばれよぉー。浜辺の巨大ガニは倒しているから安心しなよぉー・・・ さあ、俺も、たった1人で冒険の旅を続けなければならない! 【技術点11/11 体力点15/18 運点9/11】 SAVE:113
by mccoy12345
| 2006-05-20 00:02
| トカゲ王の島
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