by mccoy12345
カテゴリ
甦る妖術使い ナイトメア キャッスル モンスター誕生 仮面の破壊者 ロボット コマンドゥ 迷宮探険競技 サムライの剣 深海の悪魔 電脳破壊作戦 サイボーグを倒せ 海賊船バンシー号 宇宙の連邦捜査官 恐怖の神殿 フリーウェイの戦士 宇宙の暗殺者 死神の首飾り 地獄の館 雪の魔女の洞窟 サソリ沼の迷路 トカゲ王の島 死のワナの地下迷宮 盗賊都市 さまよえる宇宙船 運命の森 バルサスの要塞 火吹山の魔法使い 親に戻る or 豪華版
以前の記事
2009年 09月 2009年 08月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
【技術点14/14 体力点22/24 運点10/14】
無事にダンジョンから生還した俺たち。だが一息なんてつけないぞ。 これでようやくラザックを倒す目処が立ったんだ。冒険はこれからだ!( ̄ー ̄) 取り急ぎ、熱気球を動かしたいんだけど・・・ ボーリー「気球を膨らますために火を起こさなきゃならん。お前さん方が焚き木を集めている間に、気球を広げておくよ」 ブリッツ「うぃーっす」(゚Д゚ )ノ 熱気球を再び浮かび上がらせるために、俺とシャムは十分な量の焚き木を集めることになる。3時間近く原野をうろうろしてからようやく準備が整い、ボーリーが金属の管を取り出して気球の首に接続し、もう一方の端を火の上に吊るす。 しばらくして気球に熱い空気が満ち始める・・・そのときだ! シャムが異変を感じとり、地平線の向こうを見つめた。 「馬が近づいてくる」落ち着いた声で彼は言う。「ホブゴブリンの襲撃部隊だ。あんたの準備が終わるまで、ここに来ないことを祈ろう」 ブツブツ言いながら汗まみれで作業を急ぐボーリー。 あー、俺にも見えた。見えた。全部で20頭くらいか。馬にそれぞれ1匹ずつホブゴブリンが騎乗している。頭数だけはそろっていて、弓矢の飛び道具も持っているから、戦うとなると、こりゃあけっこう手ごわいぞ。 おい、まだかよボーリー!(((゜Д゜;))) ボーリー「だったらお前らも手伝え!風を送り込むんだ!」 ブリッツ「わかったよ・・・うんしょっと!!!」 シャム「十分膨らんだんじゃないか?」 ボーリー「いや待て・・・もう少し・・・!」 そのうちどんどんホブゴブリン軍団が近づいてくる。戦いの雄たけびが迫ってくる! ビイン!奴らの放った矢が俺の脚元に突き刺さった。早くしろよ! ボーリー「・・・よしOKだ!気球をつないでいるロープを木の株からほどいてくれ!」 ブリッツ「わかった、俺がやる!」 ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘ シャムとボーリーは急いで籠に乗り込んだ。そして俺はボーリーに言われたとおり、もやい綱をほどきに行くが・・・なんだよこれ、固く結びすぎだぞ!ほ、ほどけねえじゃないか!! そうこうしているうちにホブゴブリンどもが襲いかかってきた!(゚Д゚υ≡υ゚Д゚)ァタフタ ええい、じゃあ、こうだ!俺は俺はロープを剣で斬る!ずばっ!! 熱気球はふわあっと空に舞い上がる! とっさにロープの端をつかむ。すると俺も上空に引っ張り上げられた。熱気球から垂れたロープに、プランプランとぶら下がっている格好だ。 ひょえええ、こえええええ!!(@Д@) 「今引き上げるからな!」籠の中にいるシャムとボーリーが急いでロープを巻き取り、俺を収納しようと試みる。だがホブゴブリンのうち、勇敢な一騎が、鞍の上に立ち乗りになって俺の脚をつかみやがった! くっそー蹴っぱくって振り落としてやらあ!ここで技術点チェックさ。楽勝!・・・って、あら、6ゾロ!ファンブった!!(つД`) 俺の蹴りをかわし、ロープにしがみつくホブゴブリン。ぎらっと腰からナイフを抜いて突き刺そうとしている。俺を巻き添えにして落下するつもりか。そうしたら俺は、ホブゴブリン襲撃部隊が待ち受ける包囲網の真ん中に墜落して、リンチでボコ殴りじゃねえか。 ええい、そうなってたまるか!もっかい技術点チェック、うん、今度は大丈夫!(ほっ) 俺は何とかロープにつかまり続け、ホブゴブリンを蹴り落とした! 余計な荷物を除去して、俺をぶら下げた熱気球は、ゆっくりと空に上がっていく。だがまだ高度は地表近くだ。今度は奴ら、悔し紛れに矢を射かけてきたぞ! 1d6を振り、何本が俺まで届いたかを決める。出目は6。最大値かい!(><) 次はその届いた6本の矢のうち、何本が俺に命中したかだ。1d6で6が出たら命中で体力点-2だってよ。どうだ!?・・・(6,2,3,6,5,5)・・・ぷすぷすっと2本当たった。 これで体力点-4かあ。ケツに2本の矢が刺さりながら、俺は何とか籠まで引き上げられるのだった・・・。 ボーリー「今のはギリギリだったなあ」 シャム「ホブゴブリンどもが散っていく。やっとあきらめたようだな」 ブリッツ「うう、痛えええ・・・」(T-T) ボーリー「少なくとも俺らはここで安全だ。風が俺らを北西に運び続けてくれるように祈ろう」 最愛の熱気球に戻ったボーリーは、陽気に綱を操作しながら、進路を北西に向ける。 ああ頼むぜボーリー。俺とシャムはやることないんで、少し休ませてもらうからな。 とりあえず治療薬1個消費しておこう。体力点+4して相殺だ(治療薬は残り7個)。それから俺はくたくたになって、籠の中で体育座りになって、目を閉じるのだが・・・。 ボーリー「まったく、最近の物価には驚かされるよ」 なんてこった。進路のセットが終わってヒマそうなボーリーは、眠っちゃった俺とシャムに向かって話しかけてきた。何やらおしゃべりに付き合ってほしい様子だ。 ああもう、風は読めるけど空気は読めない奴だな!(-Д-) ボーリー「あんたは、ポートブラックサンド、あの盗賊都市での、戦闘用ハンマーの相場を知っているかい?」 ブリッツ「ふえ・・・今しなきゃいけないのか、その話は・・・」 ボーリー「おいおい、俺の話を聞けよ!」 シャムはボーリーの無駄話なんか気にしないで、顔を伏せてくうくう寝ている。あっちがう、背中がぷるぷる震えているから、笑いを噛み殺しているぞ。 あのやろータヌキ寝入りしてやがるな。んもう!俺が話に付き合うしかねえのかよ! ブリッツ(あくび交じりに)「いくらなのか、まったくわからねえよぅ・・・」(つA`) ボーリー「なんと、金貨35枚だぞ!ばかげてる!」 ブリッツ「ふうん」(*+_+) ボーリー「それだけあれば、いい革の靴と剣と盾が買えて、さらに酒場で温かい食事と1杯のエールを味わって、釣りがくるってもんだ。故郷に戻ったら、俺は武器専門の鍛冶屋になるぜ!」 ブリッツ「ああ、そう」о(_ _)о ボーリー「ところでドワーフの武器と言えば、“戦いのハンマー”が有名だが・・・」 そういうわけで、この陽気なドワーフは続く2時間を、ドワーフの伝説と自分の一生について、延々と講釈を垂れ流すのだった。うわあ、かんべんしてくれえ!(*´д`)=з だが、そんな退屈な空の旅も、長くは続かない。 薄目を開けていたシャムが、突然ガバッと跳ね起きて、西の空を指差して叫ぶ。 シャム「見ろ!空に何かいる!それも・・・こっちに向かってやってくるぞ!!」 俺とボーリーは急いで西の方角に目を凝らす。いた!あそこだ! 最初は消し炭くらいの大きさだったそれは、どうやら飛行型の生物だ。ぐんぐん大きくなって熱気球に接近してくる。そしてその姿が鮮明にわかるようになり・・・ ボーリー「おいおい・・・」 シャム「こいつぁ・・・」 ブリッツ「マジ・・・かよ・・・」 心底ぞっとするのだった。 【技術点14/14 体力点22/24 運点10/14】 SAVE:152
by mccoy12345
| 2009-09-10 22:54
| 甦る妖術使い
|
ファン申請 |
||