by mccoy12345
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【技術点14/14 体力点22/24 運点11/14】
林の中に踏み込んだ俺様だが・・・かさかさかさ・・・地面の木の葉がむずむずと動いている。 だけど、どうも風のせいじゃなさそうだ。剣を抜いて馬をゆっくりと藪に向けて近づけてみる。何か確認してみるぞ。もしもーし、誰かいるんですかああああ???(=・ω・)ノ うおーっ!おっかない怪物がいきなり目の前に飛び出してきたあ!!(( ;゚Д゚)) 人間型の姿ながら、樹のように堅い外皮は苔に覆われていて、そこを膨れ上がった昆虫たちが這い回っている。暗く落ち窪んだ目がついたしわくちゃの顔は、虚ろで正気のない表情だ。 どうしてゴブリンがここに近づきたくなかったのか、よくわかった。ここは林魔人が潜む土地だったのだ! 奴は長い蔦のような手をくねくねと伸ばし、俺を馬から引きずり落とそうとする。ここで技術点チェックだ、ああっ6ゾロかよ!ハウスルールで絶対失敗!!( `Д´)ノシ 林魔人の蔦が俺の身体に巻きつき、ぎゅううううっと締め上げられる。あいたたた! おっうっかっくっまっくっがイタイイタイイタイ!息ができなーい!しかも俺の剣は手から弾け飛び、はるか向うの地面に落ちてしまった!!(x△x) 絶体絶命のアイテムチェックだ。『ナイフを持っているか?』持ってる持ってる!骨の守り人にやってねえ!だから俺のベルトに刺さったままだ!! 俺は必死にもがいてベルトからナイフを引き抜き、林魔人の腕を切り裂いた! 「ひょおおお!」予想外の抵抗に出くわした林魔人は、虚ろな声を出しながら力の限り俺の胴体を締める。この戦いの間、俺は技術点-2ペナルティで挑まなければならない。俺様の胴体がちぎれるか、それとも奴が俺のナイフで切り刻まれるか、ギリギリの勝負だ!! 【林の魔人 技術点9 体力点10】 1R (林の魔人/18)(ブリッツ/19) 林の魔人/体力点-2 2R (林の魔人/16)(ブリッツ/22) 林の魔人/体力点-2 3R (林の魔人/16)(ブリッツ/22) 林の魔人/体力点-2 4R (林の魔人/14)(ブリッツ/17) 林の魔人/体力点-2 5R (林の魔人/15)(ブリッツ/出目3) ブリッツ/体力点-2 6R (林の魔人/19)(ブリッツ/21) 林の魔人/体力点-2 ←KiLL!! 俺の繰り出した一撃が林魔人の眼に刺さった!ぐりいい!そこからさらに、えぐるように深くナイフを突き入れてやるっ! 奴はじたばたと断末魔の大暴れを見せる! しかし、俺は決して ナ イ フ か ら 手 を 離 さ な い っ ! ! そしてついに・・・どさっ・・・力を失った林魔人は地面に倒れ、動かなくなった・・・。 不思議なことに奴の死骸は、枯れた巨木のようにすぐ朽ち果ててしまった。俺の胴体を締め上げていた蔦の腕もだらりと緩む。 俺は再び呼吸を取り戻すことができ、地面に落ちていた自分の剣を拾い上げ、安堵のため息をつくのだった。ふいい、一時はどうなることかと思ったぜ(*´Д`) ~3 よし、奴が潜んでいた厚い下生え、林魔人の巣を調べてみるとしようか。すると、棘の生えた潅木を切り開くのに相当時間を費やした後で、何かが落ち葉の下にあるのを見つけた。 骸骨だ。 生前は鎖帷子を着た人間のようで、どうやら林魔人の犠牲となったのだろう。その右手の骨は50cmほどの銀の杖を握りしめており、立派なヘルメットを被っていて、腐った革の背負い袋もすぐ近くに落ちている。 じゃあとりあえずナンマイダ(ー人ー)してから、最初に革の背負い袋を開けてみるとしようか。 ええっと、中には金貨4枚とろうそく1本、そして巻物が入っていた。ろうそくと金貨は自分の物としてしまっておくとして、この巻物は何だ? 俺はこいつを開いて読んでみる。そこに書かれていたのは、怪物ガーガンティスと、そいつが生やしている奇妙な角の伝説だ。ほうほう、それでそれで? ガーガンティスは存在する確実な証拠がない、伝説のモンスターだ。厚い肉で緑色をした獣皮を持ち、穴悪魔とフレッシュゴーレムを掛け合わせたような外見をしている。そして前頭部には1本の角が生えているのだ。その角には不思議な力が秘められており、それを掲げれば数多の魔力を解き放つことができるんだそうだ。そして、ガーガンティスのうち1匹が、西の平地にある「ほえる通路」において存在が確認されたらしい・・・ ってところで巻物の記述が終わっている。どうやらこの哀れな冒険者は、そこに向かう途中で非業の死を遂げたらしいな。 俺は巻物も自分の荷物にして、次は銀の杖を調べてみる。 杖の一端は空っぽで中にねじ穴がある。どうやらこいつには、失われたか破壊された、他の部分があったらしいな。杖の端には37という数字が彫り込んであった。それが何を意味するかわからないが、こいつも持っていくことにする。 それからヘルメットは・・・いや、何から何まで取り上げたら、この死体も浮かばれないだろう。 この武具はひょっとしたら技術点にボーナスがあるのかもしれないけど、今は特にマイナスじゃなくて原点のままだから、まあいいや。 というわけでヘルメットはこの場に残すとしよう。骸骨を丁寧に埋葬してから、墓石代わりとして土饅頭の上に置いてやることにした。あんたの遺志は俺が継ぐ・・・ことができるかどうかわからないが、ま、安らかに眠ってくれや(´Д`) こうして俺は林魔人の巣を後にする。そして馬のところまで戻ってきたぞ。ありがたいことに馬は草を食んでいて、おとなしく待っていてくれた。少しホッとする光景だな(^v^) さて、先に進むぞ。俺は馬に乗って再び出発した! 前にもまして待ち伏せに用心しながら、ゆっくりと林を進む。 じきに小さな空き地に出た。ここの地面は深紫色をした球状の苔に覆われている。 では急いで先に進むことにして、苔の中に踏み込んでいく、と。胞子をバフンバフン飛ばしながら進んでいく、と。 そんなことするわけないじゃん(´∀`) 今まで修羅場を潜り抜けた経験からして、この地点はワナだろ常識的に考えて。どんな毒性があるかわかったもんじゃねえや。 俺は空き地の端をぐるりと回って、注意深く苔を踏まずに通り抜けることにする。その先はやがて木々が細くなりはじめて・・・ 林を抜けた!(・∀・) あの林魔人の待ち伏せの後は、嫌な怪物に遭遇することもなく、まずは一安心ってところだな。やれやれだ。ここで小休止して体力回復薬を1口飲んでおこう(体力点+4、残りは3個)。 それから俺は馬の首を右に向け、もう一度東へ駆けていくことにした! 【技術点14/14 体力点24/24 運点11/14】 SAVE:252
by mccoy12345
| 2009-05-12 23:22
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