by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点17/18 運点11/12】
【カウボーイ・ロボット 装甲点4/10】 ここは「産業市」。 何もかも眠った街のメインストリートで、僕は次の行き先を思案する。とりあえずではあるが街中を偵察して出歩いてみよう。僕以外で起きているタロス人がいるといいが・・・。 ストリートはそこかしこで大きな乗り物が塞いでいる。運転や操縦していた者がその場で眠りこけてしまって立往生したのだ。カウボーイで乗り込める路地を東へ東へと順に向かっていく。 すると街外れに出てしまった。なあんだ。僕は肩をすくめる。 ここはロボットの廃品置き場だ。様々なスクラップの山が見渡す限りに広がっている。 引き返そうかと思ったそのとき、何かが動いた!屑鉄の山の背後から僕を見張っている奴がいる!! 「誰かいるのか?」僕はロボットを下りて、ゆっくりと刺激しないようにそっちの方角へ近づいてみた。すると「うきい!!」と奇妙な雄叫びに出迎えられる。 僕は驚いて目と口をあんぐりと開ける。なんとこいつはオランウータンだった! この大猿は小型ロボットの脚を棍棒のように持っているが、威嚇行動はしてこない。僕を好奇心に満ちた目つきでじっと見ている。 たぶん廃品置き場の主人がペットとして飼っていたんだろう。 「や、やあ、元気かい?」僕が穏やかに話しかけると、大猿は跳ねたりして喜んでいる。人懐こい性格のようで、人間の役に立ちたくてしょうがないようだ。 「邪魔はしないでくれよな」僕は愛想笑いをしながら、スクラップの中からカウボーイ・ロボットの補修に使えそうな部品を探し当てる。おっ、関節駆動用のエアチューブを見つけたぞ。だけど重いなあ。フォークリフトも壊れているし、せめてもう一人、人手があれば・・・ 「うきゃ!」そのとき、オランウータンが、ひょいっと手を貸してくれた! 本当かよ!こいつは僕が調べているロボットを、慣れた手つきで器用に分解し、部品を運んでくれる!! 信じられないことだが、大猿との共同作業によるロボット整備で、僕のカウボーイ・ロボットは装甲点を4点も回復することができる。 「ありがとうよ!」「うきゃっきい!」軽快にハイタッチをかわす僕と大猿。彼にアルバイト料としてバナナ味の携行食糧チューブをあげよう。とにかく、素敵な芸を仕込んでくれていた廃品置き場の主人に感謝だ。 廃品置き場を出てさらに市内をぶらつく。やがて大きな広場に出た。 その端に「ロボット実験センター」という標識の出た大きなビルがあるぞ。以前「産業市」に買い物で来たときは、あそこは一般人が入れないくらいのセキュリティレベルだった。最高機密実験が行われていると噂されていたんだ。 だけど今の無人状態の街なら大丈夫かもな。これからの活動に役立つ物があるかも・・・ 僕はビルの正面にロボットを乗り付け、降機して正面ロビーに入ってみる。案内板を見ると様々な実験が行われていたようだ。 2階→インターフェイス機器 3階→兵器開発 6階→体力強化計画 10階→ロボット抑止工学 どれも最先端科学分野なので、どんなものか想像もつかない。ビルの上から順に下りつつ探ってみるとしようか。 まずは10階。ロボット抑止工学のフロアだ。 一面に背の高い本棚が並んでいて、床にもたくさんの書物が散らばっている。何か情報がないかと探してみるが・・・だめだ!複雑すぎてわからないや!しかも・・・ ごつん☆ぶっとい工学用語辞典が高い棚から落ちてきて、僕の額にクリーンヒットしてきやがった。あたた・・・体力点-1だ・・・うんざりしながらこのフロアを去る・・・ 次に6階。ここは体力強化計画のフロア。 まるで実験室と体育館を組み合わせたような感じの部屋で、真ん中には鎧のような装備が置いてある。すぐ横には運動服姿の職員が眠っていて、顔の周りは殴られたように青あざだらけだ。 そうだ、たしかこれは「パワードスーツ」というやつだぞ。ニュースで見たことがある。ほとんどロボットと同じくらいの力を装着者に与えるはずだ。 じゃあさっそく着てみよう。 (ゴウン!) うわっと、すごいパワーだ・・・ (ゴウン!ゴウーン!!) いやちょっと待て、パワーがすごすぎる! 制御できない!!うわあああ!!! そうなのだ。力はロボット並みになっても、僕の身体がロボットみたいに鋼鉄の固さを持つわけじゃない。すぐ横で寝ていた職員がどうしてあんなに打撲していたのか、もっと用心深くなるべきだった。チクショー! イタ!イタタ!!壁や床、天井などにガツガツぶつかりながら、やっと僕は停止スイッチを押して、この不完全なパワードスーツの動きを止めることができる。体力点-2だ。 ええい、ろくなもんじゃないなロボット実験センターは。本当に役立つ物があるのか??? ここに入ったことを半分後悔しながらエレベータを下りてきて、お次は3階。兵器開発のフロアだ。 「モウシワケナイノデスガ、タチイリキンシデス!」 いきなり人間サイズの警備ロボットに呼び止められたぞ。僕は自分に課せられた使命のことを、そして今は非常時であることを説明しようとしたが・・・ 「タチイリキンシ!タチイリキンシ!」 そいつは手荒く僕を担ぎ上げて、エレベータに放り込みやがった。うーん、融通が利かない、えらく安物のAIを使ってるんだな。さっきの大猿の方がよっぽど賢かったぞ! もうしょうがないなあ。僕は舌打ちしてレーザー剣のスイッチを入れる。選択肢が失敗続きでちょっとムシャクシャしていたんだ。こうなったら力ずくで突破してやる! この警備ロボットは人間サイズだから、ここでの戦闘は個人戦闘になるぞ! 【警備ロボット 技術点8 体力点10】 1R (警備ロボット/12)(リュート/19) 警備ロボット/体力点-2 2R (警備ロボット/19)(リュート/20) 警備ロボット/体力点-2 3R (警備ロボット/13)(リュート/17) 警備ロボット/体力点-2 4R (警備ロボット/16)(リュート/21) 警備ロボット/体力点-2 5R (警備ロボット/18)(リュート/20) 警備ロボット/体力点-2 ←Destroy!! 僕はロボットの背中に袈裟がけでレーザー剣の一閃を叩き込む。BOM!!警備ロボットはまばゆい光を発して爆発四散した!! どうだ!こんな頑固なロボットより、僕の使命の方が重要だ! 僕は残骸を跨いで、改めて兵器開発室に侵入する。はてさて、こんな大立ち回りを演じてまで、ここで何を手に入れたかというと・・・ 【技術点11/11 体力点14/18 運点11/12】 【カウボーイ・ロボット 装甲点8/10】 SAVE:48
by mccoy12345
| 2008-05-30 23:59
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