by mccoy12345
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【技術点14/14 体力点21/23 運点8/14】
???「こんちは!」 ??(゚Д゚≡゚Д゚)?? ???「ここだよ、ここ!」 あーびっくりした。久しぶりに出会った遭遇者は、なんと頭上にいた小男だ。 元は競技監督の下働きだったようだが、天井の格子には隙間があって、そこで恐ろしい上司から逃げ隠れて今まで潜んでいたらしい。 そして俺が何か語りかけようとすると、グギュ~っと腹の虫が鳴る。 「ハラペコなんだ」と、小男は苦笑いを浮かべた。 小男「何か食物をくれたら、あんたがきっと出会うはずの男について、ちょっとした事を教えてあげるよ」 そう言うと彼は紐の先につけた袋を格子の間から落とした。 そーだな、特に失っても惜しくはないし、ホラ、これやるよ。( ・ω・)⊃○ 俺はなんとなく憎めないこの小男に対して、 以前手に入れていたナッツを渡してやることにした。そして袋が格子の間にするすると入っていくのを見守る。 小男はにっこり微笑んで「スツールの男はウソつきだよ」と一言しゃべった。そして姿を消す。迷宮は元の静寂が戻った・・・ 「スツールの男」ってのが何なのか今はわからんが、とにかく頭に留めておくことにしよう。 さあ、前進、前進!(`・ω・´) なーんて勢いよく足を踏み出した、その瞬間。 が っ し ゃ あ ! ・・・あれぇ?(・д・) 『君は石を踏みつけ、目に見えないワナを作動させてしまう』 うそ、ちょっとそんな、イキナリ・・・ 『天井の穴から細い鉄棒が落ちてきて、檻のように君の前後を囲んでしまう』 えっ、えっと・・・ 『持ち上げようと力んでみたが、ビクともしないし、曲げるには太すぎる』 エマージェンシー!エマージェンシー! 脱出不能!!Σ( ̄□ ̄|||) 出ました何気なくデッドエンド。淡々と退路を断ってくるから怖いよな、奴の文章は(´д⊂) 天井には毒ガスの噴出孔なんかがあって、ここにずっと閉じ込められてたら、いつかは俺様アウシュビッツ状態だ。その前になんとかしなきゃ!! ええっと、ええっと、俺は慌てて革袋をガサゴソ探す。何か役に立つアイテムは・・・あった! 鉄ヤスリ!! 俺はこいつを取り出すと、鉄棒にあてて、必死に擦り出す! こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり ・・・ (1時間経過) ・・・ こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり こり ・・・ガコン! 外れた!!!!(・∀・) およそ英雄とは思えない地味な作業の結果、ようやく俺は囲んでいた鉄棒を切断して、檻から脱出する。いやあー危ねぇ危ねぇ(*´▽`*)=3 あんとき貯蔵庫でパンを食べようとしなかったら、ヤスリを見つけられなくて、ここで一巻の終わりだったってわけだ。まったく油断できねえぜ! さて、思いがけない道草を食ったので、挽回すべく急ぎ足でトンネルを進んでいく。 うわ!サカムビット公!!(@o@)・・・の、肖像画か。なーんだ ┐(´-`)┌ 迷宮探険競技の発案者、このダンジョンのオーナーであるサカムビット公の絵がトンネルの壁に掛けられているところに来た。思わずご対面かと思ってドキンとしちまったぜ。まったくもう人騒がせだな。なんでこんなとこにいきなり、こんな絵があるんだ? 俺は肖像画を壁から下してよく調べてみる。それはごく当たり前の絵で、額縁にも秘密の空所などない。 じゃあ落書きなんぞしてやろーかい( ゚∀゚)アヒャ 俺は気晴らしに、手にした小石でガリガリと、ヒゲやら鼻毛やらを書き加えていく。コノヤロー、ダンジョンフェチの根暗貴族め、お前のせいで俺はああぁぁあぁぁあああ!!(= ̄□ ̄=) あ、ちょっと、暗い情念が入ってしまった。反省反省。 大人げない悪ふざけに顔を赤らめつつ、しっちゃかめっちゃかな顔になったサカムビット公の絵を、再び壁に戻そうとする俺様。 しかしそのとき、絵の裏側にラベルが貼ってあったのに気づいた。そこには「第3組・176」と書かれている。このタイプのヒントメッセージは、以前にもあったな・・・(・_・) ◎カオスの王者が持っていた袋の中に「第2組・358」 ◎岩で塞がれた戸口の裏側に貼ってあった「第1組・249」 ◎そして今回の「第3組・176」 第1組から第3組まで、全部の数字を足すと・・・783? って、400パラグラフ超えんじゃねーかよ。なんだそれ、『ネバーランドのリンゴ』か? なんて誰にもわからないネタに、食いつかれることも、ツッコマレルこともなく・・・ ひとり寂しく迷宮を歩いていく俺様 ヽ('A`)ノ アゥア 【技術点14/14 体力点21/23 運点8/14】 SAVE:228
by mccoy12345
| 2008-05-07 22:40
| 迷宮探険競技
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