by mccoy12345
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さあ!新シリーズスタート!
『迷宮探険競技』(Trial of Champions)の開幕です。 著者はキタヨー、キタキター!!(゚∀゚) 男泣き文章全開のイアン・リビングストンだぁ!! 我らが主人公、八幡国を出奔した漂流者のブリッツ君、大洋の真ん中で拾われたのはなんと奴隷船だった!彼は否応なしに奴隷身分に落とされ、力の限りオールを漕ぐことになりました。ワーオ!なんてこったい!!Σ (゚Д゚;) そして彼の激動かつ過酷な運命があざ笑うかのように、奴隷船は、とある1つの島に到着します。ブラッド・アイランド(血の島)・・・そこはサカムビット公の邪悪な兄、カーナス卿が所有する絶海の流刑島なのです。 ファングの迷宮探険競技の発案者であるサカムビット公。彼は以前まんまと破られた地下迷宮を徹底的に設計し直しました。「もう、絶対、突破されへんねん!(`∀´)」とお鼻高々のサカムビット公。それがどうも仲の悪い兄のカーナス卿にとって面白くない。 「じゃあ、メンツぼっこぼこにしてやんよ( `ω´)」というわけで鉄砲玉・・・じゃないや、腕っこきの剣奴隷を送り込むことに決めたのです。 つまりブリッツ君は、まずブラッド・アイランドで行われる命がけのゲームを生き抜き、勝ったら勝ったで、今度はファングの地下迷宮パワーアップバージョンに挑むという・・・生存確率1%あるかないかの、男泣き必至の・・・(はいここでタメを作って)・・・バートールーローワイヤルゥゥゥゥ!!!! というわけで、いつものブリッツ君の能力値確認。もう達成点ルールはなくなったので、この能力値で固定です。 【原技術点14 原体力点23 原運点14】 ファンブルのルールも前回改定しているので忘れずに。出目2で体力点-4、出目3で体力点-2だ。技術点チェックも6ゾロなら失敗する。 あとは今回の食料は何個持つかだけど・・・最初のルール説明部分によると・・・って、な、なにいいい! 『ほかのゲームブックとは違って、君はいっさい食料を持たずに、この本の冒険に乗り出すことになる』 ふおおおおっ!!(( ;゚Д゚)) 食料ゼロ!しかも原点回復薬もナシ! 本気と書いてマジと読ませたいらしいな。リビングストン。 よかろう、その挑戦、受け取ったらあ!バートールーローワイヤルゥゥゥゥ!!!! * * * * * * * * * * * * * * はいはい、雄叫びはおいといて、ここで久しぶりにタイタン世界の紹介コーナーをお届けします。さっさといこう、さっさと。タイタンの歴史だね。前回は「深海の悪魔」のときだから12月19日の投稿でお届けしていました。今回は魔法大戦が終わった後についてです。 未曽有の戦乱、果てしない災厄をもたらした魔法大戦。クライマックスのカーセポリス攻防戦で混沌軍が殲滅されてついに終息したのが、人々がこの世界の年を数え始めてから、つまり旧暦1998年のことだった。 この決定的な事件を区切りにして「リセットしちゃわない?」ってことで、新しい暦が導入されます。次の1999年が新暦の1年目になったのです。戦争の勝利を記念してこの年号はAC(After Chaos)と名付けられました。そして現在はAC248年にあたります。 前置きはここまで。それでは各大陸を見ていこう。 === アランシア === 混沌が席捲した魔法大戦の後、あまりにも多くの村落の破壊、そして人民の死により、ゴールドランなどの旧王国は次々と滅亡した。戦争の疲弊により、新しい時代の初期は飢餓と疫病が蔓延していた。 カーセポリスは見捨てられ、近隣の人々はサラモニスや柳谷、チャリス、シャザールといった街に避難していった。そして廃墟と化したカーセポリスは、どの王権も及ばぬ治外法権といった形で、悪人どもの隠れ家にはうってつけの場所となる。悪党どもであふれかえった廃墟集落は、やがてゆっくりと町の形をなしていき、およそ55年の歳月を経て盗賊都市ポート・ブラックサンドとして生まれ変わる。この街の最初に治めたのはオラフ・トゥーホース王子だ(彼は火山島の流刑地出身だったという説もある)。その後、跡目はやはり出自の怪しい貴族ヴァレンティス男爵が継ぎ、そして現在は悪名高きアズール卿がこの街を支配している。 その他の地域でも、過去の繁栄の名残は消え去ったところが多い。フラットランドでは未だに魔法大戦時代の要塞遺跡が残っていたりするが、大抵は兵士の幽霊やネズミがいるだけだ。ドワーフとエルフはそれぞれの住み家に戻っていった。エルフはまたしても人間の目の触れない森の奥に引っ込み、ドワーフはファングセインの復興にゆっくりとりかかりはじめた。 アランシアに文明が戻ってくるのはまだまだ先のようだ。むしろ、数千年前がそうであったように、未だに未開の地のままとも言える。怪物が徘徊して人間の村を襲っているし、闇の魔術師たちも強力な魔法を使っている。そして英雄は荒れ野を歩きまわって冒険を求めているのだ。 === クール === アランシアに比べると、クールの人々は復興に積極的だった。 シェイキスタ王朝は復活してジモーランに都を置くことになった。それから約60年後に王統は断絶したものの、今は主な町の代表者7名による執政官の合議体制になっている。 出立した戦士の多くは戻らなかったものの、アリオンの街も比較的ましな方だった。2世紀半を経て、英雄ブレンダン・ブレッドアックスの志を継ぐ子孫たちによって、ここは大陸の北東部最大の都市にまで発展した。 その反面、割りを食ったのが南部のヤジェルとヒエニッシュだ。戦災の被害は少なかったものの、すぐ北のザゴウラが徹底的に破壊されて廃墟となったため、この2都市も孤立してしまった。ザゴウラは今でも恐ろしい亡霊がうろついているので他国への連絡もままならない状況だ。 同じく廃墟と化した場所にケイベシュがある。かつて大規模な合戦が行われた混沌の荒れ野の近くにあったので、ここはもはや存在した痕跡すら見つけることが難しい。 混沌の荒れ野は今でも自然の組成そのものが捻じ曲がって変質している。水の濁った泉のような、腐敗に満ちた混沌の溜まり場だ。上空は太陽が決して姿を見せず、灰色の雲が渦巻いてその地を覆っているという・・・ === 旧世界 === 皮肉なことに、魔法大戦の被害はいちばん及ばなかったくせに、戦後いちばん変化したのは旧世界だ。この大陸の諸王国の政治的発展は、以前にも増して着々と続いていく。 その中でもブライス王国は圧倒的な軍事大国となり、AC175年にガランタリアへ侵略を開始した。それに呼応して北の地の蛮人もごつ岩山地経由でガランタリアに攻め込んだ。四王国戦争の始まりだ。 当時ガランタリアの王だったコンスタインは、ブライスを迎え討つ軍を組織し、自らも北方人の攻撃を跳ね返すため馬上の人となった。しかし、ブライスの摂政と内通していた臣下のターグ男爵の奸計により、ごつ岩山地の谷間にて北方人たちの待ち伏せに遭って謀殺されてしまう。 それでもガランタリアは滅亡せず、四王国戦争は結局痛み分けに終わった。コンスタインには世継ぎがいなかったので、ガランタリアは宮廷魔術師のタンタロンが暫定的に統治することになった。戦争終結から2年後、彼は多数の統治候補者の中から最適の1人を見つけ出すべく、<12の難題>という探索行を考案する。そしてつい最近、それら全てを解決した者が新しい執政官となって、この国には束の間の平和が戻ったらしい。 近年の注目の的はフェンフリィだ。改革王として知られるチャランナ王は<諸王の冠>と呼ばれる魔法の工芸品を手に入れた。それはごつ岩山地の冥府魔術師団から贈られた物で、被る者に統率力と正義の力を与えてくれる。もちろんチャランナ王はこれを享受してフェンフリィに繁栄をもたらした。 チャランナ王の偉かったところは、この冠を他国にも貸し出し、恩恵を与えさせるようにしたことだ。もちろん自国と同盟を結ぶことを条件にしてだが。こうしてラドルストーン、レンドルランド、ガランタリア、そして(あの)ブライスでさえフェンフリィ同盟に加わり、旧世界に秩序と平和が確立された。 最近<諸王の冠>はアナランドの王に渡っていたが--ここから先はトップシークレットなのだが--それが紛失されたらしい。犯人はどうやらカーカバードの北部に潜むマンパンの大魔王。その手先のバードマンがアナランドの王宮から盗み出したのだ。もしこれが本当ならば、カーカバードは旧世界全体に対してとてつもない脅威を与えていることになる。アナランドは今、<諸王の冠>を取り返せる勇敢な英雄を心の底から待ち望んでいるようだ。 ・・・うぉう。長くなった長くなった(=゚ω゚=) というところで、タイタンの歴史は今回で一区切り。次回からはこの紹介コーナー、タイタン世界に存在する様々なキャラクター、英雄や悪人たちにスポットライトを当てていきましょう。 史記に例えるならば、ここまでが「本紀」とすれば、次からは「列伝」という位置づけですな。お楽しみに!(^v^)ノ それでは、灼熱のブラッド・アイランドから、冒険スタートゥ!! ブリッツ君、生きてるぅ~???
by mccoy12345
| 2008-03-19 23:39
| 迷宮探険競技
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