by mccoy12345
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【技術点13/13 体力点18/23 運点13/14】
日の光が薄暗くなってきた。そして、ちょっと息苦しくなってきた気もする。夕暮れの訪れとともに、俺を水中呼吸させる魔法の効果が切れかかっているのだ。 さあここで、ブラッドアックスにきっちりカリを返せるかどうか、最終チェーーーック!! 『氷の水晶を持っているか?』 なんですかソレ?持ってないとアウトっすか??ドキドキ・・・(´Д`υ) 『もし、親切なイルカの名前を知っているなら・・・』 よかったー!ショボーンENDじゃなかったよー! *・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* 俺はさっそく、友達になったイルカの名前を呼ぶ。そいつの名は・・・ ブリッツ「キークィート!」 キークィート(ばびゅーんと現れる)「お久しぶりでキュ!ブリッツ!!」 ブリッツ「おわわ、突然現れやがった。びっくりするじゃねえか」 キークィート「エヘヘ~♪」 俺は以前サメから助けた、この親切なイルカの背中にまたがる。こいつの泳ぎの速さなら、完全に魔法が切れる前に、この海域のどこだって、あっという間に到着できるのさ!! 「それでは、どこまで行くでキュか?」とキークィートが行き先を尋ねてきた。さて、俺が手に入れたブラッドアックス船長のアジトの手がかり、それは・・・ (1)海賊の島か? (2)魚の形の島か? (3)ドクロの形の島か? (4)ブラッドアックス船長の島か? もちろん(2)さ!俺は魔法のステンドグラスで奴の居場所を掴んでいるんだ!! ブリッツ「つーわけで、魚の形の島まで、俺を届けてくんな!!」 キークィート「簡単ですとも!!!」 ば び ゅ う う う うううん!!! 目的地に向かって、矢のように最高速度で泳ぐキークィート。俺はその背中にしっかりとしがみつく。相変わらず早いねぇ。風景が飛ぶようだぜ。 あっという間に俺たちは魚の形の島に到着する。そしてその魚の、口の部分にある入江の方に回っていくと・・・ああ、いた! 翼竜のように黒く広がった帆。でかでかと描かれたジョリーロジャー!! ブ ラ ッ ド ア ッ ク ス ! ! 「それでは幸運を祈りますキュ!」そう言ってキークィートは去っていった。ありがとよ、お前も達者でなー!(^v^)ノシ さあて、それでは俺も・・・リベンジ開始といきますか!!(; ・`д・´) 俺は今、奴の乗船トロール号の船腹にぺたっと貼り付いている。ここからの運命はまさに俺の決断一つにかかっている。ふふふ、ゾクゾクするじゃねえか! 錨のロープを見つけた。そこからトロール号の甲板へ登っていく。 甲板上では性悪の海賊どもが宴会の真っ最中だ。元々は俺様の宝だぞコノヤロー! 「キャプテン・ブリッツ!!」真っ先に俺を見つけたのは、捕虜になっていた俺様の元部下、ダグラスとブルズアイ、そしてマサムネだ。海面から上がってきて濡れそぼった俺の身体を、まるで蘇った亡霊を見るような目で、口をあんぐり開けている。 100人はいるブラッドアックスの手下も、みな一様に意外そうな表情だ。だがその奥にいる首領のブラッドアックスだけは、余裕ぶっこいて平然と杯でラム酒を飲み続けている。 「貴様・・・生きていたのか・・・」奴がギロリと俺を睨む。人食いサメですら尻尾巻いて逃げ出すような凶悪な眼光。 ビビルかよ!俺だって海ドラゴンとクラーケンを仕留めて、ここまでたどり着いたんだ!! 海に落ちる真っ赤な夕陽を背にして、武者ぶるいしながら、次に俺が革袋の中からガサゴソと取り出したのは・・・9個の黒真珠。 そいつをグレイロックから教わった通りに甲板に叩きつけて呪文を唱える。 出でよ!不死の騎士団!! ブリッツ「ケ・ユヘン・バクヤ・ヒ!!!」 なになに、本文によると・・・ 『その呪文の言葉を逆に言って、その番号の項にすすめ』だってさ。つまり、俺が進むパラグラフは、わーぉ!!(・∀・) 黒真珠の周りに煙が立ち上り、それら白い骨の形に変わる。 生まれてきたのは骸骨の騎士!(表紙イラスト参照) しかもそれぞれがメインマストの背丈くらいはある大きさだ。黒真珠2個につき1体召喚できたから、全部で4体の亡霊騎士がトロール号を取り囲む!! すげえ、とんでもないもの召喚しちゃったよオイ・・・( ̄□ ̄;) 俺も、ブラッドアックスも、ダグラスもブルズアイもマサムネも、ブラッドアックスの手下の海賊100人も、みな、一様に悟る。 この怪物には、誰もかなわない。絶対かなわない。 古の都アトランティスの四方位を守護していたガーディアンに 生命ある者で太刀打ちできる奴は、いない! そしてこの恐るべきアンデッドは、背筋が凍る声で--いや、実際に海面が凍ってた。それほど存在自体が冷たいんだ--おごそかに告げる。 骸骨騎士「我らは不死の騎士団なり・・・」 海賊たち「ひいいいい!」(´A`) 骸骨騎士「あるじの召喚に従い・・・」 海賊たち「うひゃあああ!」(|| ゚Д゚) 骸骨騎士「敵対者を冥府へ連れ去るのみ・・・」 海賊たち「お助けえええ!」。・゚・(ノД`)・゚・。 骸骨騎士「定命の者、これに抗すること、かなわず!!」 海賊たち「こ、ここ、降参します!降参しますうーー!!」 ヽ(´Д`)人(´Д`)人(´Д`)人(´Д`)ノ あはは、なんだか俺、エレヒの石から死者の道を通って、ウンバールを征圧しちゃったアラゴルンって感じだね(ノ゚∀゚)ノ もともと迷信深い船乗りだ。今まで目にしたものの中で最も恐ろしい光景を目にして、完全に士気崩壊しやがった。船から飛び降りたり、その場で昏倒して失神したり、あまりの恐怖に発狂する者もいたが、それ以外のほとんどはその場にひざまづき、俺に助けてくれと命乞いする。 ブラッドアックス「いじけたフナムシ野郎どもが!!」 さあ、これで収まらないのがブラッドアックスだ。 パニック状態から回復した(←さすがだ!)奴は怒り狂い、剣を振りまわして俺に斬りかかってくる! だが・・・その背後から・・・ZASH!! ブラッドアックス「ぐはぁ!」 マサムネ「我らバンシー号の恨み、思い知れ!!」 ダグラス、ブルズアイ、マサムネが長ドス(じゃなくてカトラス)を、奴に深々と埋め込む。 それが合図だった。今までブラッドアックスの手下だった奴らも次々と裏切り、元親玉の巨体に群がって切り刻み始める。 「ご命令は何ですか、船長?命を助けてくれるなら、一人残らずあなたの部下になります!!」と、俺様に向かって卑屈に笑う手下ども。 「貴様ら・・・ぐぁああああ・・・」凄まじい生命力で、ブラッドアックスはまだ生きており、口から血ヘドを吐きながらもギロリと周りを睨みつける。しかしその顔には死相がくっきりと浮き出ている。もうおしまいだ。ボス猿の最期というわけだ。 そういうこと、お前の時代は終わりってことよ。 さて、止めを刺してやるか。 ブリッツ「このブリッツ様に剣と食料を渡すなんて、お前はバカか?」 ブラッドアックス「・・・!!」 剣戟一閃!俺は奴の首を、胴体から切り落とした!! 【236へ進む】
by mccoy12345
| 2008-01-27 22:31
| 深海の悪魔
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