by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点11/20 運点13/13】
石造りの建物の中に入って正体がわかった。ここは霊廟だ。それもどうやら相当高位な身分を祭っているらしい。 壁に沿って石像が立っている。人間のものもあれば、魚に近い生き物の姿もある。いずれも誇り高くて気高いポーズをとっていて、碑文は見たこともない文字が刻まれている。きっと古の都アトランティスの人々が使っていた言葉なんだろう。 巨大な霊廟の奥に、これまた巨大な男の彫像があった。この像は右手に大きな杖を持ち、頭に王冠を載せている。うはっ! 王冠スゲエ!(m´・∀・)m こいつは石像の一部じゃない。緑色のヒスイで作られた精巧なもので、跳ねているイルカが連なった形をした、相当な値打ちモンだ。なるほどここの霊廟は、アトランティスの代々の王を祭っていると見た! もちろん俺はこの宝物を自分のにしようとする。石造の頭から外そうと、そーっと手を伸ばしていく・・・すると石像の目が動いた!ギロリと俺を睨み、唇が動く。骨まで響くような野太い声だ!! 石像「アトランティスの大宝冠を奪おうとするものは誰じゃ?」 ブリッツ「はーい、僕でーす!(*´`ω´)/」(←正直者) 石像「その大宝冠を賭けて戦うか、臆病者らしく逃げ去るか?」 ブリッツ「宝物を前にして逃げるなんて冗談じゃねえや!!ヽ(`Д´)ノ」(←ホントに正直者) 俺は剣を握りしめ、男の石像に向かっていく。対する石像は杖で応戦するが、台座から足が離れないため動きは鈍い。しかし装甲は固いぞ。体力点が高ぇ! 【石像 技術点6 体力点16】 1R (石像/14)(ブリッツ/23) 石像/体力点-2 2R (石像/15)(ブリッツ/18) 石像/体力点-2 3R (石像/17)(ブリッツ/20) 石像/体力点-2 4R (石像/16)(ブリッツ/17) 石像/体力点-2 5R (石像/13)(ブリッツ/19) 石像/体力点-2 6R (石像/9)(ブリッツ/21) 石像/体力点-2 7R (石像/15)(ブリッツ/16) 石像/体力点-2 8R (石像/15)(ブリッツ/19) 石像/体力点-2 それでも、獲物が目の前にぶら下がっているときの俺様は、ツヨイ!(`・ω・´) b ビシイッ!! パーフェクトゲームで相手を退け、俺は彫像を粉々に打ち砕く。そしてヒスイでできた工芸品、アトランティスの大宝冠をゲットだぜ!!(≡゚∀゚≡) ホクホクしながら次に行くところを探す。霊廟の床には大きな上げ蓋があった。青銅の環が付いており、引けば開きそうだ。 どうする?ここから地下に降りるか??? うーむ、気が進まねえ。というのは、この大宝冠がアトランティスの王のもので、いちばんの宝だとしたら、地下にいるのは王の墓所を守るスゲエ怪物・・・じゃないかな。なんとなく、そんな気がするんだ。 なので俺は冒険者(掠奪者?)の第六感に従い、これ以上この霊廟に深入りすることなく、建物の外に出た。 霊廟を出てしばらく泳いで海中を進むと、次に遭遇したのは・・・ イルカ「キュキュ~♪」 つぶらな瞳をしたイルカだ。まあかわいい( ´ ▽ ` )ノ イルカは俺を見つけると、人懐っこそうに近寄ってきた。何かを伝えたそうに「キュ、キュ、キュキュ~!」と鳴き声を上げている。どうしよう。エサが欲しいのかな? そのとき、ヒスイの大宝冠がピカッと緑色に輝いた! イルカ「いやあ、人間に会えてうれしいですよ」 ブリッツ「ええっ?(@o@)」 イルカ「その光る長い鉄を引っ込めてくれませんか?」 ブリッツ「なんだなんだ、お前の言っていることがわかるぞ?」 イルカ「ええ、あなたの言葉もわかりますよ。ところで、ここいらで美味しそうな魚は見かけませんでしたかね?」 どうやら俺がさっき手に入れたアトランティスの大宝冠、こいつはイルカたち(というか知能の高い動物たち)と会話を交わせるマジックアイテムだったらしい。 なーるほどー。俺は“光る長い鉄”--つまり剣のことだ--を鞘におさめ、このイルカと会話を楽しむ。といっても、この陽気なイルカはとても早口でまくし立ててくるから、おれはもっぱら聞き役なんだがな。 だが、そんな呑気な海中散歩も長くは続かない。 「キュッ!」イルカくんが警戒の声を上げて、俺の左側に素早く回った。何かが俺らの近くにやってきたのだ。 ズンズンズンズン、ズンズンズンズン、チャララ~♪(JAWSのテーマで) こっちに向かってくるのは、砂のような色の巨大な・・・ イルカ「気をつけて、サメです!」 サメ「いよーぅ、おめえ、2本足の変な生き物連れてるなあ??」 イルカ「ふーん!この人は強い戦士なんだぞう!!お前の乱暴もこれまでさ!!!」 サメ「おもしれえ。まとめてバリボリ骨まで噛み砕ーーーく!!」 ブリッツ「お、おい、ちょっとちょっと・・・」 アトランティスの大宝冠のおかげで奴らの会話が丸わかりだ。ちょっと待てよ。お互い冷静になろうぜ。魚同士の戦いに俺を巻き込むなよ!!(あっイルカは哺乳類か・・・) イルカ(ひそひそと)「言っときますけどね、あなたの方が泳ぐの遅いですよ。逃げたとしても先に追いつかれて食われるのは・・・」 ブリッツ「わかったわかった!やってやらあ!!」(しゃきーんと剣を抜く) こうして俺とイルカは、獰猛なサメに共同で立ち向かうことになった!!! 【技術点11/11 体力点11/20 運点13/13】 SAVE:218
by mccoy12345
| 2007-12-31 22:44
| 深海の悪魔
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