by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点17/20 運点12/13】
建物を離れて魔法陣のある中庭まで戻る。遺跡の上を泳ぎながら改めて見ると、アトランティスってのはなかなかに荘厳な遺跡だ。魚以外に動きまわるものはなく、廃墟だらけだが、それでもなお建築様式は不思議な美しさを保っている。 ・・・っと。見とれている場合じゃねえぞ。日が暮れるまでにブラッドアックスに復讐する目途をつけないと、この海底にいられなくなっちまう。 さて、ここからどこに進もうか? (1)屋根の壊れかけた巨大な赤いドームか? (2)妙にきれいな、滑らかな砂地か? (3)ほとんど壊れていない、四角い石造りの建物か? アトランティスの頃の歴史知識なんてねえからな。どこも危険か安全かわからない。なので俺は行き当たりばったり、最初に見えたところから片っ端に探ってやろうと決めた。(1)だ! ふーむ、ここはどうやらコロッセウム(円形闘技場)だったらしい。 赤いドームの壊れた屋根から中に入ると、そこには楕円形の地面があり、周りは石造りのベンチが何重にも取り巻いていた。このベンチは大理石製で、海流のせいか清潔に保たれている。 ん?待て?座席の下の暗がりに何かいる? 今、キラリと何か光った。俺が剣の先でつついてみると・・・ごばあっ! 海蛇の群れが飛び出してきやがった!!( ̄□ ̄;) 全部まとめて1体の怪物として戦え!ただしこいつらの牙には毒があり、ダメージは体力点-2じゃなくて-3点になる。気をつけろ!! 【海蛇 技術点9 体力点7】 1R (海蛇/13)(ブリッツ/16) 海蛇/体力点-2 2R (海蛇/19)(ブリッツ/16) ブリッツ/体力点-3 アッー!噛まれたぁー!!(;´Д`) 3R (海蛇/13)(ブリッツ/18) 海蛇/体力点-2 4R (海蛇/18)(ブリッツ/17) ブリッツ/体力点-3 ギャー!まーたーかー!!。・゚・(ノД`)・゚・。 5R (海蛇/14)(ブリッツ/20) 海蛇/体力点-2 てめーら、いーかげんにしろ!!(゚⊿゚) 6R (海蛇/16)(ブリッツ/20) 海蛇/体力点-2 ←OverKill!! 調子こいてんじゃ、ねえっての!!(*`д´) 俺は怒り狂って逆襲し、海蛇どもをブチブチに切り裂いた。それからベンチを調べてみるのだが目ぼしいものは見つからない・・・あふうう噛まれ損かよ(つ, _ 、) チキショー、こーなったら闘技場の地面まで下りてやらあ!! だけど序盤で体力点-6は痛いなあ。仕方なくここで食料1つ消費(残り9食)、体力点+4しておこう。 闘技場の地面の上にはモリが1本落ちていた。 俺はそれを背中にしょって、壊れた赤いドームの屋根を見上げる。はるか昔、アトランティスが陸上にあって栄えていた頃は、ここで剣闘士たちの死闘や見世物が繰り広げられたんだなあ・・・と思い、何となく感傷に浸ってしまう。 さて、ではここから、床の高さにある出入り口をくぐってみよう。 出入り口を抜けて地下に伸びていく通路は、さながら海底の迷路だ。たぶん剣闘士の控室だったのかな。通路の先が真っ暗なので不安になって、引き返そうとしたその時だ。 青白いリンのような、ぽわっとした光が見える。 そっちに向かって泳いでいくと・・・ 着いた部屋には年老いた男の人魚がいた。なんだ男か(*゚д゚) 、ペッ いやいや待て待て。この爺さんおもしろいことに職人らしく、作業台の上で板を切っているんだが、その道具は小型のノコギリ鮫だ!それに作業場を照らしている明かりの正体は、なんと頭の上に浮かんでいるホタルイカとチョウチンアンコウだ!!(・∀・)オモシローイ 人魚の爺さん「おうおう、なんだあんたあ!陸の人間がわしに何の用でぃ?」 ブリッツ「いや、俺はブリッツというケチな人間でさあ。危害を加えるつもりはないよ。どうしてここに来たかというと、実はかくかくしかじか・・・」 人魚の爺さん「ほうほう・・・そいつぁおもしれえ・・・」 人魚の爺さんはきっぷのいい大工職人で、生粋のアトランティスっ子だ(なんだそりゃ)。最初は陸の人間である俺に驚いたが、さっぱりした性格で愛想は良い。だから何となく俺とウマが合うのかな。おまけに人情深かった(笑)。 火吹山から始まってバンシー号撃沈までの俺の波乱万丈の物語に聞き入り、最後はホロリと涙を流して同情してくれる。 人魚の爺さん「そうかあ、かわいそうになあ。アンセリカちゃん」(ぐすっ) ブリッツ「まあな。へへっ・・・」 人魚の爺さん「よっしゃ、そういうことなら、わしの道具魚をいくつか持っていきんしゃい。これらは魔法の魚だから、おぬしの役に立つはずじゃ!テヤンデェ!」(どん、と自分の胸を叩く) ブリッツ「ほんとっスか、ありがてえぜ!」 人魚の爺さん「おうっその代ぇり、粗末に扱ったら承知しねえぞベランメエ!」 というわけで交渉成立。 職人気質の人魚の爺さんは、秘伝の品である道具魚を売ってくれる。値段は1匹につき金貨2枚、または黒真珠1つだ。そして売ってくれるのは・・・「ノコギリ鮫」「オノ魚」「キリ魚」「ホタルイカ」・・・の4種類だ。 今、俺の手元には黒真珠4個と金貨4枚がある。黒真珠はこの後の冒険で絶対必要になってくるからここで消費したくない。とすれば金貨4枚の方を使うとして、2種類の魚か。 うーん、迷っちゃうけど、これにしたぞ! 俺は金貨4枚を支払い、人魚の爺さんからノコギリ鮫とホタルイカを手に入れた。ノコギリ鮫は閉じ込められたときの脱出に使えそうだし、ホタルイカは暗い所の光源になるからな。これはいいアイテムだぞ!(^v^) 人魚の爺さん「がんばれよ若いの!“ぶらっどあっくす”とやらをギャフンと言わせたれ!」 ブリッツ「おう!爺さんも達者でなあー!!」( *‘∀‘ )ノシ 俺は友好的に爺さんと別れ、老人魚の仕事場を抜けて先を進む。 さらに海底の廊下を進むとやがてコロッセウムの出口に着いた。出たところは、以前見たあの滑らかな砂地だった。 【技術点11/11 体力点15/20 運点12/13】 SAVE:196
by mccoy12345
| 2007-12-27 23:29
| 深海の悪魔
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