by mccoy12345
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【技術点7/7(13/13) 体力点12/14 運点9/10】 【英雄点11】
舞台から遠くてはじっこのB席ながらも、“RATS”は意外とおもしろかった。 勇気ある街ネズミの一団が、海ネズミの助けに応じて、島を脅かすイタチ軍団を成敗するという大筋だ。僕でもわかるくらいのストーリーなのでハラハラしてしまう。 隣に座っている同僚のエルザはメロディラインにうっとりと聞き惚れている。主演女優のローラ=マンチェは、劇評家の推薦文通りに素晴らしい美声を披露しているのだ。 そしてフィナーレ。悪いイタチ“カース”はついに倒された。ローラ=マンチェ演じる“シウォージィ”は勇士のネズミたちの前で抒情たっぷりに歌うのだ。 ローラ「 ♪ Moonlight あおぎみて 月を ・・・ きゃあ! 」 彼女の歌は唐突に終わる。蛇の扮装をした男優が彼女を抱えあげ、舞台そでに走り去っていったからだ。いきなりの展開に呆然と立ち尽くす共演者のネズミたち。 ふうん、凝った演出だなあ。まだここからひと波乱あるのかな? と、初めのうちはそう思っていた。だが・・・ エルザ「おかしいわね、こんなシーン原作本にあったかしら?」 エルザがパンフレットをパラパラめくって「ヘビ男」役の男優は誰なのかチェックするが・・・載っていない・・・客席がザワザワし始める・・・あっ、そうか! エルザ「ちょ、ちょっとジーン、どこ行くのよ!」 ジーン「ごめん、ちょっと、トイレ!」 主演女優が悪人に誘拐されたのだ!! こうしてはいられないぞ。僕は劇場ロビーに出て、故障している自動販売機の裏側に隠れる。ここなら誰にも見られない死角だ。そして・・・ ジーン「正義の銀十字よ、わが肉体に宿れ・・・」 ピカッ! HA-HA-HA-HA!! シルバー・クルセダー参上!! ホールの人(口に人指し指を当てて)「ちょっと、シルバー・クルセダーさん」 S.C.「む?」 ホールの人「公演中はお静かに!例えスーパーヒーローでも、マナーは守ってください!」 S.C.「いや、これは失敬。申し訳ない」(ぺこりと頭を下げる) 劇場関係者に怒られてしまった僕は、シルバー・クルセダーの姿のまま、ションボリして肩をすくめ、芝居が終わって照明がつくまでロビーに用意された長椅子に座ってるしかない。 じりじりと経過する時間が・・・2分・・・3分・・・ ここで運試し、吉。 劇場内で騒いではいけないけど、外でならOKだということに気づいた。 ナローウェイストリート劇場の外周をぐるぐる巡回しながら、誘拐犯が出てくるのを待ち構えるとしよう。作戦変更だ!! そして10分後・・・ビンゴ!! 1つの扉が開き、蛇のマスクに安っぽい緑色の衣装をつけた男が、ローラ=マンチェを片腕に抱えて出てくる。奴は歪んだ笑みを浮かべ、口からはシューシューと音を発している。マスクなんかじゃないぞ、あれは本物の蛇の頭部だ。こいつは改造人間の怪人ヘビ男なのだ! ローラ「ムググ!ムグググ!!」(猿ぐつわをされている) ヘビ男「シュー!我ながらお手柄だシュー!これで俺様もF.E.A.R.の幹部に昇進・・・うっ!」 ヘビ男はギクッとして立ち止った。正面に僕がマントをひるがえして立ちはだかったからだ。 S.C.「ネズミを大好物にしているのは、蛇。では、悪人が大好物なのは???」 ヘビ男「シュー!シュー!」(牙をむいて威嚇) S.C.「この私、シルバー・クルセダーだ!HA-HA-HA-HA!!」 劇場脇の狭い路地裏で、僕とヘビ男は戦闘に突入! 気をつけろ、ヘビ男は強力な秘密兵器「毒牙」を持っている。ダメージを受けたらさらに1d6を振り、1か2だと技術点-1になってしまうのだ。だが!しかし!! 【ヘビ男 技術点8 体力点8】 1R (ヘビ男/18)(S.C./18) Draw 2R (ヘビ男/13)(S.C./17) ヘビ男/体力点-2 3R (ヘビ男/13)(S.C./19) ヘビ男/体力点-2 4R (ヘビ男/17)(S.C./19) ヘビ男/体力点-2 ←Arrested!! しょせん【超体力】の敵ではない! 僕はさんざんにヘビ男を痛めつけて無力化する。 奴は苦しげにうめき「許してくれえ、見逃すなら情報をし教えてやるシュー・・・」と懇願してくる。だが正義の味方はそんな取引には応じないのだ。さらにギリギリと締め上げて白状させる。さあ、お前が知っていることを洗いざらい、しゃべれ!! 口から泡を吹きながら、ヘビ男が切れ切れに漏らした「手がかり」は、以下の2つ。 ◎F.E.A.R.の幹部の一人は、<虐殺鬼>イリヤ・カルポフである。 ◎F.E.A.R.は、2日後にタイタン・シティへ到着する大統領を暗殺する計画を練っている。暗殺者はリージェント・ホテルの屋上に隠れることになっているのだ。 !!!・・・2つ目はものすごく重要な情報だ。 (これにより、大統領が到着する場所に駆けつけたとき、暗殺者を逮捕するために、 その項の数から100を加えた項に進むことができます) 僕はおっとり刀で駆けつけてきた警察に怪人ヘビ男を引き渡す。F.E.A.R.の準備した陰謀を暴く情報を得た僕には運点+2が与えられた。 そしてさらに特別ボーナス・・・KISS!救出されたローラ=マンチェが、感謝してほっぺたにキスをしてくれた!英雄点+2だ、ヒャッホー! まったく忙しい毎日だが、あんな美人女優にキスされるなんて、役得もあるんだなあ。 僕はジーン=ラファイエットの姿に戻ると、ホクホクして劇場内に戻り、自分の席に戻る。長い間置き去りにされた隣のエルザは、ぷんすか怒っていた。 ジーン「やあ、おまたせ」 エルザ「ちょっと、もう、お芝居終わっちゃったわよ・・・って、あ!」 彼女は僕の顔を見てワナワナと震えている・・・ん、なんか付いてるの?・・・顔を手でぬぐってみると、袖についているのは・・・あれれれ?? まさか活性化していたベクター細胞が元に戻っても、皮膚に付着した口紅は消えないなんて! そんなこと聞いてないよ!実験データ不足だ!! エルザ「もう、サイッテーだわ、ジーン・ラファイエット!!」 彼女は僕の頬についたキスマークの上に、ジャストミートで・・・バチーン☆ 【技術点7/7(13/13) 体力点12/14 運点10/10】 【英雄点13】 SAVE:79
by mccoy12345
| 2007-09-11 23:52
| サイボーグを倒せ
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