by mccoy12345
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というわけでFFリプレイブログLivre dont vous etes le heros(君が英雄になれる本)は、今日から新しい冒険です。ファンタジー世界に戻りまして『死神の首飾り』に突入です!!
この本の作者はジェイミー・トムスン&マーク・スミス。FFシリーズも巻を重ね、開祖であるI・リビングストンやS・ジャクソンではなく、彼らの創造物に影響を受け始めた作家がGamebookを執筆する世代になりました。 ちなみに、今回の冒険の舞台はタイタン世界ではなく「オーブ」(Orb)という世界です。神様の名前や世界観がビミョーに違ってきますが、まあ、タイタンもオーブも、どっちもファンタジー世界ですから、いつものノリで冒険していこう。 本来「死神の首飾り」の主人公は、オーブの神々の召還によって地球から強制次元転移させられた“君”なんだけど、当ブログのリプレイではタイタンの冒険者ブリッツくんが、「雪の魔女の洞窟」の最終局面、火吹山の山頂で見た夢時間ということにしております。その方がキャンペーンぽいし、新しいキャラ作るの面倒だすぃー・・・(ノ´∀`*) そそ、それではキャラクターコンバート!! 能力値を原点までリセット。そして達成点を1点獲得。しかしこれは5点溜めて原技術点を上昇させたいから、とっておくのだ。というわけで能力値は前回と変わらず。【技術点11/体力点20/運点13】でスタートします。 ルールの確認。うむうむ、オーソドックスなFFスタイル。あ、ハウスルールにより食料5個制ですからあしからず。原点回復薬は、やっぱり体力点MAXの「力の薬」を1ビンにしときましょう。 おや?ルール説明によると、最初っから「たいまつ5本」と「火打ち石」も持っているってさ。これらも初期装備品に加えておきましょう。 それからハウスルールの所持金持ち越しなんだけど、これは今回、なーし。だってブリッツ君の夢オチのお話だから、前回の獲得品を換金するのはちょっと変だ。なので今回だけ特別に金貨0枚からスタートゥ! * * * * * * * * * * * * * * * ではここで(今回はオーブ世界の冒険にもかかわらず)毎回恒例、タイタン世界の紹介コーナーだ。 前回は、アトランティスの暴虐が神々の怒りを買い、最初の大陸「イリタリア」が3つに引き裂かれたところまで話しましたな。この地殻変動で人類は少なくとも500年は文明が後退し、神罰で廃墟にならなかったのはドワーフが山ン中に作った町くらいだった。 それでも各大陸に散らばった人間たちは、ゆっくりゆっくりと、再び文明を構築していく。アトランティスの海没後350~450年くらいに、各大陸の沿岸部で定住が進み、村が町となり、町は都市となり、やがて小国家が産声を上げる。 今回は、大陸分割されたあとのそれぞれの大陸、アランシアと旧世界の行く末について、それぞれ覗いてみよう。暗黒大陸クールについては、次のお楽しみということで・・・。 === アランシア === 再出発した小国家の中で、西アランシアの初期の覇権を握ることに成功したのは、その名も文字通りアランシア国だ。首都はカーセポリス(現在のポート・ブラックサンド!)で、旧暦1601年にコロス帯剣王によって創始されたこの王朝は剣王朝と称されていたから、北方の非人間種族相手に武断統治を行っていたんだろう。他にも大陸中央のフラットランドではゴールドラン国が東西の交易を保護していた。そして、はるか南方のアランティスの首都ケインレッシュ・マでは、やはり南海交易から爛熟した文化を誇りつつ、魔法使いを多く輩出するようになっていた! そもそも魔法はエルフの領分だったのだが、人間の5人の学者が、アランティスの奥地で数人の学者がとても古い(それこそ世界が始まったくらいに建てられたような)寺院遺跡「アラナス」を発見した。アラナスは古代の3人の魔術師の霊によって守られていて、それらの霊は、訪れた学者たちに自らの知識を伝授した。で、彼らはすぐさまこの高等魔法の断片に飛びつき、ゆっくりとではあるが自分たちのものにしていった。 こうした運動は1690年代に始まり、1712年には魔術師エリダンシスがサラモニスに招かれ、ヨーレの森の柳谷に魔法学校を設立する。当時、魔法使いは最先端のカッコイイ職業で、どこの王国でも歓迎された。さっきのケインレッシュ・マやサラモニスだけではなく、カーセポリスや、ガル・ゴールドラン(ゴールドラン国の首都)にも魔法学校はあったらしい。 この時代に戦乱はあった。しかしたいていは、王宮のお抱え魔術師が争いの当事者を無人の荒地に送り込んで決闘させることにして、敗者に適当なペナルティを課して手打ちにした。よってこの時代、膨大な流血は起こっていない。とにかく重要なのは、魔法がオークやゴブリンの脅威を減少させていたことだ。彼らは魔法使いを怖れて夜にうろつくこともはばかるようになっていた。 こうした強力な魔法のパワーに守られて、比較的アランシアは平和な時代を謳歌していたといえよう。 === 旧世界 === 旧世界はアランシアやクールよりも孤立した位置にできた大陸のため、かなり独特な文化が形成された。この大陸の中央には人跡未踏のモーリステシア山地があるため、人々は沿岸部の平野に居を構えることになる。 その中で順調に発展したのは、統一者レギュラスによって1498年に発足した八都市の連合体、ガランタリア国だ。首都は今もなお栄えているロイヤル・レンドル。この国は勢力を伸ばしていく過程で、ごつ岩山地において、大陸分割より数世紀も前から神秘魔法を研究してきた冥府魔術師団と遭遇する。王権による“文明化”と魔法による“自主自尊”の勢力争いは熾烈を極めたが、どうやら痛み分けに終わったらしい(双方とも勝利を主張しているが)。 ガランタリア以外にも、大陸の各沿岸地域で国家形成が進んでいる。ブライス、ラドルストーン、フェンフリィ、アナランドなどだ。このうち特にブライスは好戦的で、ガランタリアと覇権を争ったり、小国ラドルストーンに侵攻したりなど、様々なトラブルを引き起こしている。だが、衝突が起これば文化の交流も起こるのも確かで、ガランタリアを筆頭として交易路は次第に拡張し、やがて大陸全体を覆うようになっていく。 南方のアナランド国はそんな交易の旨みを享受した国のひとつで、さっきの北方の国々の騒乱から一歩離れて着実に国力を蓄えてきた。しかし豊かな地盤は、逆に隣接する無法地帯のカーカバードやレンドルランドに潜む怪物や盗賊連中の注目をひきつけてしまう。そして突然、アナランドは四方八方から、ならず者の略奪者たちの襲撃を受けてしまうのだ。この大混乱状態を脱するまでに40年の長きく苦しい時期を味合わなければならなかった。 やっとこさ略奪者の勢力を鎮圧したアナランドの王アークル14世は、もうこんなことがないようにと、国土全体を防壁で囲ってしまう計画を立てた。これが有名な「アナランドの大塁壁」で、工事は1845年に始まり、盗賊や怪物の来襲を撃退しながら続けられ--巨額な予算で国が破産の危機に瀕したため--130年目で中止された(アナランドの歴史では「完成した」と公に記している)。でもまあ、実効性はさることながら、この巨大建造物が文明世界の威光を示したのは確かだ。アナランドは秩序を取り戻し、再び交易経済による富の蓄積に集中できるようになった。 こうして旧世界でも、全ての物事は通常通りうまくいっていたと言えるだろう。 ・・・ふう。ここまでかなり長くなってしまったので、残る1つの大陸、クールについては、次回にまわすことにしましょう。お楽しみに!! それでは『死神の首飾り』のスタートです!(^v^)ノ (タイタン世界のいろいろな地図を見たい方はこちらのサイトがオススメだよ!)
by mccoy12345
| 2006-10-23 23:21
| 死神の首飾り
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