by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点12/18 運点9/11】
ブリッツ「よし、最後は“恐怖の試験”にしよう。頼むぜジイサン!」 と俺は意気込んで宣言する。すると呪術師は歩み寄り、指先で俺の額に触れた。すると・・・おおおおお、俺の脳裏に恐ろしく荒々しいイメージが沸き起こる。 あの恐るべき女トロール「毒のアイビー」(死のワナの地下迷宮参照)が、ウェディングドレス姿で、タキシード姿の俺を羽交い絞めにしている。そして「あたしの花婿さん、みーぃつけたっ。キャハ♪」と、俺の頭に味噌つけられてバリバリ丸かじりされている幻覚だ。 ブリッツ「うああああ!ひ、ひいっ!カンベン・・・(◎皿◎)」 そのイメージはとても現実的なので、俺は恐怖の叫び声を上げる。だが、俺はケーブウーマンの洞窟から手に入れた「赤い粉」を顔に塗っていた。これは幻覚から精神を守り、心をコントロールする魔法の粉だ。 おかげで何とかこの悪夢を克服することに成功した。徐々に薄れていくイボだらけのアイビーの顔・・・ふう、二度と俺の頭の中に出てくるな。消えろ!! ま、これでともかく、3つの試験を突破したぞ!(^v^) 呪術師は、俺がゴンチョンの秘密を学ぶ権利を獲得したことを、自分のことのように喜ぶ。そしてさっそく瞑想状態に入り、ムニャムニャ・・・とゴンチョンの秘密を語り始めるのだった。聞き逃すことがないように、必死に耳をそばだてる俺。えーと、なになに・・・ ○ゴンチョンの姿は巨大な人食いグモのようで、何本もの触手を、宿主(この場合はトカゲ王)の脳味噌に深々と突き刺し、精神をコントロールする。 ○ゴンチョンを倒すには、まず宿主を殺してから、すぐに触手を断ち切らなければならない。そうしないと、次の者にすぐ寄生してしまう。 ○だが、ゴンチョンは宿主に超常の力を与えており、普通の剣では傷つけられない。わずか2振りの「炎の剣」のみが、ゴンチョンの宿主に傷を与えることができる。トカゲ王は「炎の剣」のうち1振りを持ち、もう1振りは、ただの錆びたナイフのように見える幻覚魔法をかけている。 ○ところが、トカゲ王にも弱点がある。彼はサル嫌いなのだ。ゴンチョンにとり憑かれる前からそうだったので、今でもサルを見ると、無意識に身がすくんでしまうのだ。これだけはゴンチョンの力を持ってしても、どうすることもできないのだ。 はあ、サル嫌いですか。何か最後の情報はウソ臭さを感じるが… だけど貴重な情報をありがとう!!(^v^) 呪術師はだんだんトランス状態から覚めて、南東を指し示す。山の高みから眺めると、俺の同志の囚人達は徐々にそっちの方角に移動し、トカゲ王の居城“石の砦”に進軍中だった。 おおっと、このままのんびりしてはいられない。俺は急いで呪術師に別れを告げ、火山を降りるのだった。 呪術師は「幸運を祈るぞー!」と駆け下りる俺の背中にエールを贈る。そしてその後に、俺に聞こえないよう、ぼそりと一言付け足す。「・・・たしかに、幸運が必要じゃな。」 早く仲間に合流しようと南東に急ぐ俺。ふう、はあ。ふう、はあ・・・。 まもなく、俺は広い峡谷の淵に着いた。ええい、よりによってこんなとこで回り道か!ヽ(`д´)/ ちょっと東に向かうと、峡谷にかかる石の橋がある。だがその前には、武装したホブゴブリンの衛兵が突っ立っていた。さあどうする、ここでの選択肢は3つだ。 (1)『橋を渡ろうとしてハッタリを言うか?』 (2)『渡らせてくれたら金の延べ棒を1本やろうと申し出るか?』 (3)『剣で攻撃するか?』 んー、金の延べ棒を持ってないので(2)は却下。それに無駄な戦闘はしたくないから(3)は下策だ。よって俺はハッタリを言うことにする。 ブリッツ「俺はトカゲ王の部下で、反乱軍の情報を“石の砦”に届けるところだ。至急通したまえ!(いばりっ)」 ホブゴブリン「ほんじゃあ、合言葉を言うんだなあ・・・」 見るからに頭の鈍そうなホブゴブリンは、のったりとした口調でそう言った。うっと、こまったな。もちろん合言葉なんて知らねえぞ(´・ω・`) 俺は必死に頭を働かせて考える時間を作るため「な、な、何だって?」と、とりあえず聞き返した。ところが・・・ ホブゴブリン「よし、その通りだ。合言葉は“なんだって”だ。通ってよろしい」 ヽ(ヽ・∀・)アヒャ? マジですかい? どうやら偶然の一致で、合言葉は「なんだって」という言葉だったらしい。まあ確かに、この頭の悪そうなホブゴブリンが覚えられるのは、そんな言葉ぐらいだろうが・・・。 というわけで俺は、そろーっとホブゴブリンの脇をすり抜け、橋を渡って峡谷の向こう側に出ることに成功した。 待ってろよみんな。すぐ行くぞ!! 【技術点11/11 体力点12/18 運点9/11】 SAVE:139
by mccoy12345
| 2006-06-13 01:32
| トカゲ王の島
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