by mccoy12345
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【技術点11/11 体力点10/16 運点9/11】
野次馬根性で群衆に近づくと、彼らはみんな腐ったトマトや卵を握っている・・・? やがて通りは広々としたマーケット広場に出た。そこはびっしりと屋台が並んで、今日は何かのお祭りなのかな?広場の中央に高々とさらし台があり、人々がさらし台に繋がれた罪人目がけて腐った食べ物を投げつけていた。そう、今日はポート・ブラックサンドの人々が待ちに待っていたフェスティバル、「春の大感謝処刑祭り」なのだ! な ん て イ ヤ な 祭 り だ (;つД`) 隣にいた老婆が「ほら、アンタもおやんなさいよっ!」と、俺に腐った卵を押しつけてくる。部外者に見られるのも嫌だし、えーい、悪く思うなよ罪人っ! ぐしゃ。 俺の投げた卵は罪人の顔にヒットした。お、おおお?けっこう楽しいっすねこれ(゚∀゚ ) 「そーだろう、ほれ、もう1個!」と老婆がまた俺に卵を勧める。俺は調子に乗って、どさどさいろんな物を投げつける。あはは、いやーこれはいいストレス発散になるや。 『だが、そのすきに、老婆は君のポケットをさぐり、何かかすめとる。君の所持品からどれか1つか、金貨を1枚減らすこと』 ふと気づくと老婆はいない。俺の財布から金貨を1枚盗んでいってしまった・・・まったく本当に、この街は油断できねえyo!ヽ(`Д´)ノウワァァァン まあどんなイベントであれ、祭りは祭りだ。俺は「春の大感謝処刑祭り」の屋台をいろいろ覗いてみることにする。うーん、やっぱりこういう華やいだ雰囲気はいいやね。 さっそく俺は、食べ物の屋台で金貨1枚を支払う。なかなか美味い!魚介類のダシが利いた熱いスープをすすり、体力点が2点回復した。 それから竪琴を弾いている吟遊詩人に出くわす。足を止めて耳を傾けていると、「ご主人、金貨3枚で幸運を授ける歌を奏でましょう」と言う。「そうか、じゃあいっちょ景気のいい歌を頼むよ」と俺が支払うと・・・おお、なかなかノリがイイじゃん♪陽気なメロディは確かに俺をウキウキさせてくれる。ここで運点+2だ。 次の屋台は見世物小屋だ。上半身裸の男の周りに人垣ができている。その男はバカでかいマッチョマンで、「俺と砲丸でキャッチボールをしないか?」と聞いてきた。重い鉄の砲丸を落とした方が金貨5枚を支払う、そんな単純なルールだ。「のった!」と俺は挑戦を受ける(ルール的には交互に1d6を振り、1の出目を出し方が砲丸を落っことすことになります)。 ドスン・・・ドスン・・・ドスゥン!重い鉄の音が響き渡り、ついに握力が尽きて地面に砲丸を落としたのは・・・マッチョマンの方だ!観衆の賞賛と金貨5枚をもらい、俺様はついつい、ハイになってしまう。 あはは、楽しいね「春の大感謝処刑祭り」は!(・∀・) 会場を先に歩くと、この屋台では小さな武器や備品を売っていた。思わず財布の紐が緩んだ俺は、そこに並んでいる物を全部買い取った。手裏剣、登り綱、肉屋の肉鉤、鉄の大釘、ランタン、しめて金貨12枚だ。ま、これから先、どれも必要になってくるアドベンチャーツールになるはずだろう。 最後に、お祭り会場のいちばん外れにあったのは、派手な色彩の小さなテントだ。「マダム・スター☆透視術師」という看板が下がっている。 中に入ってみると、小さなテーブルの向こうに、ショールを被った太った女が座っていた。未来占いは金貨2枚だそうなので、さっそく占ってもらうことにした。水晶球を見つめているうちに、彼女は夢幻の境地に陥る・・・ 「あなたは1人の男を・・・魔法の力を持った男を探し求めている・・・」神がかった声でマダム・スターがそう告げる。その通りだ、魔術師ニコデマスはこの街のどこにいる? 「その男は・・・北の方の橋の下に住んでいます・・・でも彼に近づくときは注意なさい・・・見知らぬ人は歓迎しないから・・・」なるほど、橋の下ってことは、あまりいい暮らしをしてなさそうだなニコデマスは。 マダム・スターは次の瞬間はっとした顔をする。そして俺にこう言った。「もう帰ってくれないかしら?」それは何かを隠している顔だ。え、なになに、気になるなあ。言ってくれよ?(・A ・) 「いや、それはちょっと・・・」彼女はそそくさと占いを終わり、水晶球と俺から目線を外す。何か恐ろしい運命でも見たのかな・・・スゲエ気になるんですけど・・・(汗) ま、とにかく、占いでは「北にある橋の下」にニコデマスがいるらしい。 祭りをそこそこ楽しんだ俺は、広場を離れて北に歩き始めるのだった。 【技術点11/11 体力点12/16 運点11/11】 SAVE:117
by mccoy12345
| 2006-03-15 01:39
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