by mccoy12345
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【技術点14/14 体力点24/24 運点13/14】
ぷか ふわ ぷか ふわ 快適な空の旅も、いつしか 熱気球の操作はボーリーに任せきりで、俺とシャムは別段やることもない。なので心地よい空の風を受け、はしゃぎすぎた俺たちは、ついウツラウツラしてしまう。 ぷか ふわ ぷか ふわ ・・・はっ!(°Д°) ブリッツ「ふいー・・・」 ボーリー「居眠り王子のブリッツ閣下。起きたかね?地べたに墜ちる夢でも見たか?」 ブリッツ「うんにゃ、違う夢だ」 シャム(同じく目覚めて片目を開けてた)「何の夢だ?」 ブリッツ「これと同じように空を飛ぶ・・・いや、もっと大きな、まさに帆船だったな。俺はその船長で、西の空を駆けて大海を越え、果てのない旅に出かけようとするんだ。混沌の魔物たちといっしょにな」 ボーリー&シャム(顔を見合わせる)「 ・・・ ・・・ ・・・ 」 ブリッツ「だけど途中で空飛ぶ船から飛び降りる。理由はちょっと思い出せねえが。そしたら地面には歯の抜けたババアが待ち構えていて、その傍にいたのは槍を持った金髪の・・・アアあいつか・・・」 独り言をブツブツ唱えている俺を、真顔で覗き込むシャムとボーリー。 あらら、なんだよ。この雰囲気。俺はふざけてバン!バン!とシャムの背中を叩いた。 だから夢の話だって、もう、マジにすんなよ!ヽ(*´∀`)ノ ぷか ふわ ぷか ふわ 熱気球は月岩山地の西端をかすめて、本格的に逆風平原のまっただ中へと入る。さあ、本腰入れようか!(`Д´)ゞ この平原の中央近くには、さらにいちばん真ったいらな西の平地がある。そしてそこには、伝説の怪獣ガーガンティスが潜むという・・・ ボーリー「どうだ、吠える通路(Screaming Corridor)は見つかったか?」 ブリッツ「んー、よく見えねえ。もうちょっと下げてくれい!」 ボーリー「雨雲が近づいて気流が乱れてるんだが・・・しょうがないな・・・」 古いパイプを噛みしめながら、巧みに操作索を操るボーリー。そのたびにぐわっと地面が近づいてくる。墜落の危険に背筋が冷たくなりながら、俺らは地表を凝視する。どこか・・・どこかに・・・洞窟や洞穴のしるしはないか??? (ここで運だめしです。現在の運点が13だから、自動的に吉!) ひょおおおおおおーーーーひょおーーーー なんだこの音? 「風の音だ。地面に風が吹きわたる音」シャムが狩人の経験から察する。 「強い風が穴の上を走ると・・・」ボーリーは空になった酒瓶に横から口をつけ、鋭く息を吐いて同じような音を出した。いわゆる「びん笛」ってやつだ。「・・・こんな音が出る」 なあるほど、そういうことか、近い、近いぞ! ・・・見 え た ! あ そ こ だ ! (・∀・) 小さな丘を飛び越えると、地中ぽっかりと開いた洞穴があった。あそこに下ろしてくれ! 「合点承知!」ボーリーは即座に気球の空気を抜く。熱気球はぐうーんと高度を下げて地面に近づき・・・「何かにつかまってろ!」・・・と、ボーリーが叫んだ次の瞬間! どさあっ!! 俺らを乗せていた籠は、着地したときの勢いでゴロゴロと転がってしまう。しかし3人ともケガはない。折り重なった身体をほどきながら、何だかハイになって俺らはケタケタと笑い合った。 やっぱり地上の旅の方がいいかもな!(´・∀・`) さて、ここまではうまくいった。問題はこれからだ。俺らは気を引き締め直した。 しぼんだ気球を折りたたみ、籠といっしょに近くの岩陰の中へと隠す。それから俺とシャムは剣を、ボーリーは戦斧を手に握り、持ってきた松明に明かりを灯す。 挑むのは真っ正面にある、まるで地獄に続いているかのように中が真っ黒な洞穴だ。ここが吠える通路か・・・ シャム「ガーガンティスの化け物が本当にいるといいんだがな」 ボーリー「まったくだ・・・もっとも、後でそんなことを言ったのを、後悔するかもしれんがね」 ブリッツ「さあ、行こうぜ」 俺たちは緩やかに下っている通路を進み始める。 歩いて5分もすると、通路が二手に分かれていた。まさにダンジョンの基本だが、右か?左か?んー、何の情報もないしなあ(-"-;) じゃあ、右だ、右! 洞穴はまだ下り続けていいて、しかも曲がりくねっている。地表の明かりが届かないくらい深くまで来てしまったぞ。 そしてここで、通路の向こうから、何かがこちらに向かってくる足音を聞きつけた! シャム「二本足!身体は俺と同じくらいで、数は6人!金属鎧を着ている!」 さすがシャム。足音だけでそこまでわかるとは(* ̄0 ̄*) やがて俺らの前に姿を現したのは・・・シャムが察知した通り、大きな耳と牙を有した、オークとトロールの混血のような醜いヒューマノイド6人だった。ドラガーというモンスターらしい。 そいつらは長くてぼさぼさの髪の毛を兜の中に入れ、鋲だらけの金属鎧を着込み、剣や槍を構えている。明らかに侵入者である俺たちをサーチ&デストロイする気満々である! じゃあ返り討ちにしてやろう!俺らは2名ずつ相手を分担する。 ドラガー部隊を迎え撃つぞゴルァ!(°⊿°) 【ドラガー1 技術点9 体力点9】 【ドラガー2 技術点9 体力点10】 1R (ドラガー1/17)(ブリッツ/25) ドラガー1/体力点-2 狭っ苦しい地中回廊のおかげで、1匹ずつ相手すればいいのは何よりだ。 2R (ドラガー1/16)(ブリッツ/20) ドラガー1/体力点-2 久しぶりの戦いで気合いも充実、ガンガン攻めるぞ! 3R (ドラガー1/14)(ブリッツ/25) ドラガー1/体力点-2 4R (ドラガー1/16)(ブリッツ/21) ドラガー1/体力点-2 5R (ドラガー1/17)(ブリッツ/21) ドラガー1/体力点-2 ←OverKiLL!! よし、次っ!! 6R (ドラガー2/17)(ブリッツ/24) ドラガー2/体力点-2 7R (ドラガー2/14)(ブリッツ/22) ドラガー2/体力点-2 8R (ドラガー2/20)(ブリッツ/19) ブリッツ/体力点-2 ドラガーが死に物狂いで繰り出した槍が、俺の腕をかすめた。 ラッキーヒットか。ちい、やりやがったなあ! 9R (ドラガー2/11)(ブリッツ/21) ドラガー2/体力点-2 10R (ドラガー2/15)(ブリッツ/21) ドラガー2/体力点-2 怒り狂ってさらなる猛攻を加える俺たちに、恐れをなして退却を始めるドラガー部隊。 シャムとボーリーも大丈夫そうだな。よし、逃げられると厄介だ。 11R (ドラガー2/17)(ブリッツ/18) ドラガー2/体力点-2 ←KiLL!! ここで仕留めるぞ!でりゃああ! 俺らの追撃戦により、ドラガー部隊は為す術なく殲滅させられた。ボーリーとシャムも俺と同じくらいのダメージを負ったものの自分の相手を打ち負かし、まだまだ元気いっぱいだ。 俺は奴らの死骸を調べる。リーダーが付けていたベルトに皮のバッグが吊るされていて、その中に青銅のカギと茶色い粉の入ったブリキ缶を見つけたぞ。青銅のカギは俺が持っていくとして、この茶色い粉は・・・以前は回復の魔法薬だったけどな。シャムに渡してみよう。何だかわかるか? シャム(粉をクンクン嗅いでから)「ふん、ひどいもんだ!」 シャムは軽蔑した様子で、茶色い粉を地面にどさっと撒き散らし、さらには缶も蹴っぱくって、遠くに飛ばしちゃった。あーあ。何だかよくわからんが、ま、とにかく“ひどいもん”だったらしい。 さてと、先に進むとするか。 俺らはいっそう用心深く、足音を殺して地中の通路を進んでいく。 問題は、この「吠える通路」が--さっきのドラガー部隊と遭遇したってことは--明らかに混沌の軍勢によって占拠されているということだ。 奴らがなんでここにいるのか、その目的はわからん。しかしとにかく敵は大ボスのガーガンティスだけじゃないってわけだ。やれやれだぜ ┐(*´~`*)┌ また数分ほど歩くと、岩を打ち付ける鈍い音と、鎖がジャラジャラ鳴っている音が聞こえてきた・・・ 【技術点14/14 体力点22/24 運点12/14】 SAVE:214
by mccoy12345
| 2009-08-11 23:59
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