by mccoy12345
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【技術点14/14 体力点22/24 運点12/14】
時間も無限にあるわけじゃないので、俺はヤズトロモに手短に説明する。 まあ、ここまでの冒険の道筋はかくかくしかじか、そういうわけだ。そして俺の隣にいる男は誰かというと・・・ シャム(帽子を取ってごあいさつ)「私はシャム。しがない狩人です。ニコデマスに依頼され、導師のお手伝いに馳せ参じました」 ヤズトロモ「 お お ! な ん と 礼 儀 正 し い 若 者 じ ゃ ! (目を細めて)わが友ニコデマスは良い同志を知っておるのう(そしてブリッツをじろりと見て)それに比べて・・・(聞えよがしにため息)・・・ハァーっ!」 ブリッツ「・・・(‐д-)、ペッ」 さて、憎まれ口の叩き合いはこれくらいにして、だ。 俺が月岩山地で悪戦苦闘しているうちに、ヤズトロモもいろいろ情報収集を試みて悪戦苦闘していた。俺らの共通の敵である妖術師ラザックについて。残念ながら奴のすべてを解き明かすには時間が足りなかったが、たったひとつだけ確実に言えることは・・・ ラザックはFighting Fantasyシリーズにおいて とにかくもう、いやんなるくらい最強のボスキャラだということだ il||li (つω-`;)il||li たとえ英雄クルから譲られたこのラザックの剣を持っていたとしても、普通に戦って倒すだけではダメなのだ。奴を奴自身の剣で仕留めるだけじゃなく、心臓をガーガンティスの角で貫かなければならないらしい。 ガーガンティス?それってたしか・・・??(°Д°) 俺は林魔人の犠牲者が遺していた巻物を思い出した。 そう、ガーガンティスは未知の怪物で、その角には魔力が秘められている。たしか西の平地にある「ほえる通路」に生息していると・・・ ヤズトロモ「そこまで知っていれば話は早い。ガーガンティスはほとんどの武器に対して不死身で、ある特定の魔法を使わねば、その角を切り落とせないそうだ」 ブリッツ「そりゃいったいどんな魔法だよ?」 ヤズトロモ「いやあ、それを調べるまでには時間が足りなかった。わらわらとラザックの手下どもが押し寄せてきてのお・・・」 ブリッツ「だったらまた、俺の冒険は行き当たりばったりかよ!アァ?(´Д`)σ)Д`)ァゥァゥ」 シャム「まあまあ、ブリッツ、次の道筋はついたじゃないか。ガーガンティスを狩りに行くぞ!」 ブーブー不平を言ってる俺をなだめてくれるシャム。彼は彼で、未知の怪物をしとめるという次のミッションに大乗り気だ。ハンターの血が騒ぐらしい。 ま、しょーがねえな。なんとかなんだろ!(°ー°*) 俺らはダークウッドの森を出てヤズトロモの塔に戻ることにした。ヤズトロモはラザックについて調べていくうちに、その手掛かりとして1人の情報提供者にたどりついた。そいつがそろそろ到着するころだということで、いそいそと小道を急いでいく。 ヤズトロモ「その協力者の名は、ブドロンという老人だ。何事もなければよいが・・・」 ブリッツ「何を知ってるんだよ?」 シャム「どんな方なんですか?」 ヤズトロモ「彼は亡霊の出る墓場を知っておる、それが重要なんじゃ。ラザックの父タマルの墓石を読む手助けをしてくれる」 ブリッツ「ははあん、その墓石を読めれば・・・」 シャム「ラザックの弱点がわかるかも、と・・・」 ヤズトロモ「そのとおり!よしよし、懐かしき我が家に戻ったぞ!!」 こうして俺らは塔の前まで戻ったが・・・ ブ ド ロ ン は い な か っ た 。 あーあ、待ちぼうけだぜ。ええっとこれからどうする??? (1)ブドロンが朝までには着くと思い、ここで待つ。 (2)今、出発する。 (2)だな。ラザックのしもべどもはここまでやってきた。ということは、ブドロンは力の弱い老人だっていうことも考えて、おそらくこのあたりで魔物に襲われて、ぱっくり食われちゃったんだろう。 来ない奴を待ってたって時間の無駄だ。しょうがねえや。情報提供者と会えないのは心残りだが、俺とシャムは今すぐ出発することに決めた。 ヤズトロモも特に反対はしない。「おなかが空いたらス×ッ×ーズじゃ!」と、栄養満点のチョコバーを振舞ってくれて(体力点+2)、さらに治療薬を5個補充してくれる。治療薬はこれで残り8個に増えたぞ! ヤズトロモ「お前さんたちが亡霊の出る墓場を自力で見つけられれば、それに越したことはないんじゃが・・・」 シャム「しかし、その探索はあまり時間を割けない。ラザックの妖力は日々増大しています!」 ヤズトロモ「そのとおり。ある程度で見切りをつけて、そのあとはガーガンティスを狩りに行くべきだ」 ブリッツ「やるだけやってみて、ダメならあきらめろってわけだな」 ヤズトロモ「うむ。墓場の探索をあきらめたら、ストーンブリッジのドワーフ村に行き、そこに先行しているスタブを訪ねるのじゃ。彼の友達がお前さんたちの旅の時間を大幅に節約できるものを開発したらしい」 ブリッツ「オーケイ、最終的にはストーンブリッジだな。シャム、行くぜ!!」(馬に乗る) シャム「お供しよう!」(同じく馬に乗る) ヤズトロモ「それからブリッツ!ちょっと待てい!!」 ブリッツ「おわっと!ななな、なんだよ・・・」(*´ω`) 馬の背に乗って今まさに旅を再開しようとする俺に身体を近付け、ヤズトロモはひそひそとささやく。「おぬしの雑念を招くので言おうか言うまいか迷っていたが、今生の別れになるかも知れんから言っておく」だってさ。なんだよ勿体ぶりやがって、俺ぁ忙しいんだよ!ヽ(`Д´)ノ ヤズトロモ「槍乙女アンセリカの最期のことじゃ」 ブリッツ「・・・!」 ヤズトロモ「ストーンブリッジに建てた彼女の墓は、石だけじゃ。肉体はまだ残されておる。彼女を殺したラザックの付近にな」 ブリッツ「・・・おどかしっこなしだぜ、爺さんよ」 ヤズトロモ「信じるも信じないもお前さん次第。詳しくはあのとき一緒にいたスタブに聞くがいい!では達者でな!!」 そしてヤズトロモが手綱を放す。ぶひひーん!と馬がいななく。俺たちは馬を駆り、ダークウッドの森に沿って西の方へ進むことになった。 ( ぱからっ ぱからっ ぱからっ ) 「どうしたブリッツ、ヤズトロモに何を言われた?」むっつり黙っている俺をシャムが変に思って声をかけてきた。「いやあ、別に・・・」言葉を濁す俺。なんだかカッコ悪ぃなあ。(´Д`) 1時間もしないうちに暗くなったので、眠る場所を見つけることにする。大きな焚火を起こし、見張りの順番をくじ引きで決める。そうした野営の準備がひと段落したときに、またシャムが蒸し返してきやがった。 シャム「亡くした恋人のことかい?」 ブリッツ「そんなんじゃねえよ!」 シャム「だいたいそんな感じだと思ったんだがね」 ブリッツ「いいから早く寝ろ!見張りの順番は俺からだろ!」 シャム「へいへい・・・」(毛布をかぶる) ホントになんだかカッコ悪ぃなあ('A`) 【技術点14/14 体力点24/24 運点12/14】 SAVE:244
by mccoy12345
| 2009-06-06 23:35
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