by mccoy12345
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【技術点14/14 体力点22/24 運点12/14】
シャムが馬を止めてハンドサインで示した。 先の方の大きな岩の後ろに、2体の人影がしゃがみこんでいる。 「山の野人だな」と、ひそひそ声でシャムは告げた。奴らはこっちが気が付いているとは思っていないらしい。きっと俺たちが横を通り過ぎるときに襲いかかってくるつもりだ。 シャム「どうする?ちょいと剣の練習でもしていくかい?それとも疲れるからやめとくか?」 ブリッツ(にやりと笑って)「・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・」(剣の柄をカチンと鳴らす) シャム「そうこなくちゃ!」 俺とシャムは無頓着に道を進む振りをした。お互いの距離が20mくらいまで近づいたとき、山の野人は雄叫びを上げながら飛び出して矢を射かける。 だがそんなの想定済みだ!俺らは身をかがめてそれをかわし、剣を抜いて迎撃する! 怒り狂った野人どもは石の棍棒で立ち向ってきた。あっちの奴はシャムに任せたぜ。俺は手近なもう1人の方に向って、馬に乗ったまま急襲をかけーる!! 【山の野人 技術点6 体力点5】 1R (山の野人/11)(ブリッツ/21) 山の野人/体力点-2 2R (山の野人/12)(ブリッツ/20) 山の野人/体力点-2 3R (山の野人/14)(ブリッツ/24) 山の野人/体力点-2 ←OverkiLL!! ま、こんな雑魚なんかは、文字通り“一蹴”さっ!(* ̄ー ̄)v シャムも大した怪我なく相手を簡単に片づけていた。野人どもの矢筒から8本の矢を回収し、俺らは西に駆け進む! ( ぱからっ ぱからっ ぱからっ ) おお・・・とうとう・・・月岩山地を抜けたぜっ!ヽ(`・ω・´)ノ 俺らは山地を下りきって逆風平原に達した。そしてそこからさらに馬を走らせ続け、夜が来るころにはシルバー川の北岸にある廃屋にたどりついた。 宿泊するには絶好のポイントだな。ここで平和な一晩を過ごすとしよう・・・。 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ o(゚∀゚)o オッ ヽ(゚∀゚)ノ ハァ さあ、ヤズトロモの塔まであと少しだ! ( ぱからっ ぱからっ ぱからっ ) つ い た じ ぇ ー ! ! ヽ(´▽`)ノ 俺の貴重な味方、正義の老魔術師ヤズトロモが住む塔の入口には、昼前に到着した。さっそく呼び鈴を鳴らして叫んでみる! ブリッツ「うぉーい!ヤズトロモー!!ラザックの剣を英雄クルからもらってきたぞー!!」 ・・・(しーん)・・・ (・ω・`)≡(´・ω・) んんん? 誰も俺の声には答えない。あれえ? 俺らは藪に馬を繋ぎとめ、ヤズトロモの塔の周りを探ってみる。彼が大事にしている(はずの)薬草園は、茶色く萎びており、黒い棘をもつ醜い雑草が急速に下地を伸ばしていた。 シャム「嫌な感じがするな・・・」 シャムが不安で困惑した顔を見せる。そのとき「くわーーー!」上空からカラスの鳴き声が! ブリッツ「あっ、あいつは、ヴァーミスラックス!」 シャム「おいおい、ブリッツ、何をいきなり・・・?」 ブリッツ「そういう名前なんだよ、あのカラスはヤズトロモのペットで召使いなんだ(「運命の森」参照)。もともとは人間で・・・まあそんなことはどうでもいい。おーい!こっちだ!!」(」゚ロ゚)」 だがカラスは、ここでよっぽど危ない目に会ったのだろう。警戒してこの場所に下りてこない。その代りに1枚の紙を地面に落とし、急いで飛び去って行った。 俺はひらひらと落ちてきたその紙をはっしとつかむ。そこに書かれていたのは、今回の冒険の依頼主であるヤズトロモからのメッセージだった。 ==================================== 親愛なる友へ 待っていなくて申し訳ない。まだ準備に忙しいのだ。 東の方、ダークウッドの森の端にある丸太小屋で待っている Y ==================================== シャム「おいおい、こいつぁ・・・」 ブリッツ「ああ、ついてきてくれ!」 俺らは同時にダッと馬に乗り、この場を出発する! 間違いない。ヤズトロモは何か危険な目にあって、自分の塔から撤退せねばならない羽目に陥ったのだ。そしてそんなことを差し向けた犯人は誰なのか、簡単に想像がつく! こいつは非常にまずい事態だぞ。ヤズトロモは俺とウマが合わない、いけ好かないメタボジジイだけど、それでもこの世から消されたら、即、アランシアの破滅だ。救出しなくては!! こうして俺たちは、森の端に沿って急いで馬を駆け廻らすことになった。 そのまま2kmほど走っていくと、木々の間から・・・誰かが呼びかけてくる?? 謎の声「ヤズトロモとどこで会えるのか、知っていますよ!」 落ち着いた男の声だ。だけどこれも、ラザックが張り巡らせた罠かもしれないぞ。 俺は馬を下り、剣を抜いて、シャムに(ここで待っていてくれ)とハンドサインを送る。そして慎重に森の中へ踏み込んでいった。 「ここです、ここです」声はするけど姿は見えない。誰も見当たらないぞ?「あなたに私は見えません。私は透明なのです」・・・なぁんだそっかぁ(´∀`)・・・って、オイ!(*・Д・*) 俺は忙しいんだ、余計なことはいいから、とっとと結論を言ってくれ!(`皿´) 姿がない謎の声は、自分のことを「スーマ(Suma)」と名乗る。他の次元からやってきた霊魂だそうで、最近混沌の軍勢が強力になってきたから、均衡を取り戻そうと俺に助力するためやってきたんだそうだ。いきなりな遭遇だな。本当かよ? スーマ「ヤズトロモはラザックの従者によって小屋からさらわれ、生贄にされるために森の中へ連れていかれました。ここから森の中へ北に向かって駆け入れば、彼を助けることができるはず。丸太小屋にはすでに罠が巡らされています」 ブリッツ「・・・(・A・)・・・」 スーマ「私はあなたをもう一度だけ助けることが許されています。私を必要としたときは『スーマ・ナンバー・イレブン』と呼んでください。これが私の番号なのです」 ブリッツ「・・・(;´д`)ゞ・・・」 スーマ「さようなら、そして、幸運を!」 そして現れたときと同じように、突然、謎の声は聞こえなくなってしまった。 丸太小屋にはワナがある?この森の中へ北に入っていけ? うーん、結局姿を見せなかった奴の言葉を信じろってもなあ。いきなり俺を助けに現れたって言われても、イマイチ信用できねえ・・・ 俺は首を振りながら林から出て、シャムのところへ戻る。ソーマとかいう霊魂に遭遇したことを隠さずに話してみるが、魔法使いじゃない狩人シャムにも、これはもちろん理解できない話だ・・・ シャム「だけど確かめてみる方法がある。そいつの忠告を無視して丸太小屋に向かうんだ」 ブリッツ「なんでだよ?」 シャム「そのソーマとやらの言う通り、そこに罠が待ち受けていれば・・・」 ブリッツ「あっ、なるほど。ソーマは本当のことを言っていた!」 シャム「そう。善側の味方だ。それが証明できる。次はいろいろと助けてくれるかもしれないぞ」 ブリッツ「よし、そうしてみよう!」(*゜∀゜)=3!! 俺らはあえてソーマが味方かどうか、自分たちの身体で試してみることにする。ヤズトロモからのメッセージに書かれていたとおり、森の東の端にある丸太小屋まで、そのまま向かうことにしたのだ。 そしてさらに馬を飛ばして走らせていくと・・・あった、見えたぞ、あそこだ!! 【技術点14/14 体力点22/24 運点12/14】 SAVE:68
by mccoy12345
| 2009-05-27 21:56
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