by mccoy12345
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【技術点14/14 体力点22/24 運点11/14】
で、まあ、その・・・ 「やってやるぜーっ!」っていう決意表明の声がでっかかったみたいで・・・(ノ∀`) 俺はいつの間にか尾行されていた。(ぱからっ ぱからっ ぱからっ)疾駆するひづめの音だ。ということは、俺と同じく馬に乗った兵士か誰かか? いや違った!あわてて後ろを振り向いた俺の目に入ったのは、槍を構えた半人半馬の怪物ケンタウロスだった! 「うほっ!狩りの始まりだじぇー!!」(゚Д゚)ノ━━━∈ ・・・なんつって頭悪そうな叫び声をあげて、調子こいて俺の後を追ってくるぞ。 馬で引き離そうとしたけれども、残念ながら相手の方が早くて、どんどん差が縮まってくる。そりゃそうだよな、相手は人間なんて荷物を背負っていないわけだから、駆けっこじゃ負けるわな。 じゃあしょうがない、俺は馬を方向転換させてクルからもらった剣を抜く。 立ち向かって応戦するぞ!!( °Д°) 【ケンタウロス 技術点10 体力点10】 1R (ケンタウロス/15)(ブリッツ/28) ケンタウロス/体力点-2 ドッゴオオン!俺のチャージによる衝撃が奴の出鼻を粉砕した! 2R (ケンタウロス/17)(ブリッツ/24) ケンタウロス/体力点-2 「おわああ!」ケンタウロスは悲鳴を上げてたじろぐ! 3R (ケンタウロス/21)(ブリッツ/出目3) ブリッツ/体力点-2 ホラホラどんどん行くぜえ!もう一回チャーーージ!どっかああん!! 4R (ケンタウロス/20)(ブリッツ/19) ブリッツ/体力点-2 だかここで敵は必死の抵抗を見せる。 5R (ケンタウロス/16)(ブリッツ/19) ケンタウロス/体力点-2 てめえ、やりやがったな!(#°Д°) 6R (ケンタウロス/19)(ブリッツ/20) ケンタウロス/体力点-2 俺様にケンカ売ったことを後悔させてやらあ! 7R (ケンタウロス/15)(ブリッツ/21) ケンタウロス/体力点-2 ←KiLL!! とどめの馬上突撃だ!俺の剣が奴の首を叩き落すっ!どうだあ!!(`皿´) さて、死んだケンタウロスは首に銅の護符をかけていたぞ。それは角の生えた魔人をかたどっている。どうする、奴の死骸からむしりとって自分のものにするか? ・・・うーん、いや、護符の形が“魔人”なんだろ。見るからに禍々しい形状だ。 なんかこれって、邪悪な心を持ったイービルな奴にしか御利益ないような気がするんだよな。俺みたいな正義の味方(←よくゆーよ)がかけたら、変な呪いを受けたりするかもしれない。 ここは余計なことはしない。放って捨てておくことにしよう。俺は魔人の護符をそのままにして、この場を駆け去ることにした。 それから1時間。月岩山地の山々を抜けての帰り道は何事もなく過ぎる。 馬に乗りながら少しほっとして気を休める俺。しかしそんなのどかな雰囲気も・・・ 女の悲鳴「誰か!誰かいないの!?助けてええ!!!」 ・・・そんな女の悲鳴が聞こえたところでおしまいだ。やれやれ。 なんだなんだ?悲鳴が上がったのは、南のあまり遠くない林に覆われた小山のところだ。俺は馬を降りてそっちのほうに近寄ってみる。 誰が助けを求めていたのはすぐにわかった。右の足首を縄で結ばれた若い娘が、木の高い枝から逆さまに吊られていたのだ。彼女の両手は後ろに縛られ、自分ではどうすることもできないように見える。 まあ、なんだな・・・ 萌えFFなら素晴らしい情景であろうが、残念ながらこっちの挿絵イラストは。・゚・(ノ∀`)・゚・。 娘「助けてください!お願いです!!」 ブリッツ「・・・(´・_ゝ・`)・・・」 娘「ロープを切ってくれれば、お返しにあなたの怪我を治します!ですから見捨てないで!!」 疑わしげな目でじいっと見つめる俺。なんでこんなところにいきなり吊られている?ワナか? しかし、彼女は頭に血が上ってかなり苦しそうだ。真っ赤な顔で呻きながら懇願してくる。もし間抜けな旅人をおびき寄せるようなワナだったとしても、こんな苦しい仕掛けはないだろう。 よし、助けてやる。俺は剣で木の枝から吊るされているロープを切ってやった。どさっ!若い娘は地面に落ちて身体の自由を取り戻す。 「はあ、はあ・・・助かったわ、ありがとうございます!」彼女は俺の両手をぎゅっと握って礼を述べる。どうやら根は素直な良い人のようだぞ。で、何だってこんなところで逆さ吊りになってたのさ?(´・ω・) 彼女の名はジェラという。種族はなんと、アランシアじゃあ珍しいハーフエルフだ。 ゼンギスのコバックスという魔法使いの見習いで、師匠の頼みでここら辺にしか生えない薬草を探す旅をしていたんだそうだ。 しかし運悪くゴブリンの騎馬隊--俺が追跡をまいた奴らだ--に待ち伏せされて、とっ捕まって装備を丸ごと奪われて・・・はあ、おかわいそうに・・・。・゚・(ノД`)ヽ(゚∀゚ ) ブリッツ「えっと、食い物とか毛布とか、分けてやろうか?」 ジェラ「いいえ、私にはこれがありますから」 彼女はベルトに下げていた小さなポーチから缶を取り出した。なんだそりゃ? ジェラ「奴らはもっとも大切なものを無視していきました。これは師匠からもらった、治療の粉が入った缶なのです」 中には茶色い粉が入っている。彼女はそれを舌の上に乗せてゆっくりと飲み込み、俺にも「どうですか?」と一つまみ勧めてきたぞ。 大 丈 夫 か な あ ・・・ ?(;´д`)ゞ でも、彼女から先に飲んだから毒じゃない、と、思いたい。俺は思いきってゴクリとそれを飲み込んでみる。 うえ にがい ('A`) だけどジェラの言うとおり、これは魔法の薬だった! 1d6+2だけ俺の体力点が回復するぞ・・・(出目は4)・・・ということは6点回復か。おお、ちょうど原点まで戻ったぞ。はっはっは!(^o^) ありがとうよジェラ。たしかにこんな強力な体力回復薬があれば、食料とかは要らないな。無事に月岩山地を脱出してゼンギスまで戻ることができそうだ。 だけどやっぱり身を守る武器がないと心細いだろ。よし、これを使いな! 俺は自分の剣を彼女に渡してやった。失われた湖でクルから剣を手に入れたので、元から持っていた方はもう使わなくなっていたからな。 ブリッツ「もっと必要なあんたに使ってもらったほうがいいだろ。男用だから扱いづらいけどな」 ジェラ「ありがとうございます。命を助けてくれた上に、こんなものまで・・・」(うるうる) いや、ははは、照れるな。(〃▽〃)ノ さて、俺はここから西のダークウッドの森に行くんだ。だけどあんたはゼンギスに戻る。としたらここから北の方角だから、悪いけど1人で旅してもらうしかないな。本当はついてって助けてやりたいところだが・・・ ブリッツ「悪いな、俺も先を急がなきゃいけない旅なんだ」 ジェラ(にっこり微笑んで)「気にしないでください。ここから先は岩の妖怪がたくさんいます、気をつけて!」 ブリッツ「おう、あんたも無事でいろよ。俺がゼンギスに寄ることがあったら、酒でも1杯おごってくんな!」(°ー°*) ジェラ「はい!わかりました!!」(n‘∀‘)η パン、パン、パァン!と冒険者特有の挨拶であるハイタッチをかわす俺とジェラ。 そして俺は彼女と別れ、ヤズトロモの塔を目指して先を急ぐ。旅路はいつの間にか二列の丘の間の狭い谷を下っていた。勾配のアップダウンで馬を疲れさせるのに比べれば、これはありがたい変化だ。 しかしながらここはやっぱりアランシアの未開の地で、危険はそこかしこにあるわけで・・・ ド オ オ オ オオン! (←少年漫画でよくあるような効果音だと思いねえ) はてさて、谷の真ん中に突っ立って、俺を通せんぼしているのは・・・ ┓(;´_`)┏ 【技術点14/14 体力点24/24 運点11/14】 SAVE:382
by mccoy12345
| 2009-05-21 23:16
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