by mccoy12345
カテゴリ
甦る妖術使い ナイトメア キャッスル モンスター誕生 仮面の破壊者 ロボット コマンドゥ 迷宮探険競技 サムライの剣 深海の悪魔 電脳破壊作戦 サイボーグを倒せ 海賊船バンシー号 宇宙の連邦捜査官 恐怖の神殿 フリーウェイの戦士 宇宙の暗殺者 死神の首飾り 地獄の館 雪の魔女の洞窟 サソリ沼の迷路 トカゲ王の島 死のワナの地下迷宮 盗賊都市 さまよえる宇宙船 運命の森 バルサスの要塞 火吹山の魔法使い 親に戻る or 豪華版
以前の記事
2009年 09月 2009年 08月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ついに来ましたこの巻が。
FFシリーズ最凶最悪の敵と称される妖術師ラザック(Razaak)。 対峙するは、これまで様々な艱難辛苦を乗り越えてきた冒険者ブリッツ。 古の邪悪なる力が地の底で蠢き始めている。大地に暗い影が伸びる。長き眠りから目覚めたラザックによってこの世は暗黒支配されるのか?それともブリッツが今まで積もり積もった因縁を晴らすのか?? まさに、まさに・・・天 王 山 がやってきました。 今回よりFFリプレイblog『Livre dont vous etes le heros(君が英雄になれる本)』は、26番目の冒険に入ります。 『甦る妖術使い(Crypt of the Sorcerer)』の開幕ですっっっっ!!!! 今回の冒険、作者は高難易度のGamebookを突き詰めた挙句、もはや修羅と化したイアン・リビングストン。そして多摩豊氏の妙麗な翻訳によって仕上げられております。最高の難易度、最高の文章、そして最高の舞台が、今ここに整った!(〃*`Д´) いくぞブリッツ! アンセリカ、アブー、ルカ、そしてスタブの雪辱を果たすのだーーっ!!! えー、とまあ、散々煽ってしまいましたが・・・(ノ∀`*) ここで主人公ブリッツ君の能力値を確認しておきましょう。ここまで数々の冒険をこなして成長を加えさせてもらい、さらに前回の『ナイトメアキャッスル』でも原体力点+1なんてボーナスをちゃっかり受けちゃってますから、こうなってます! 【原技術点14 原体力点24 原運点14】 まさに人外、まさに覇王、まさにリーサルウェポン(本人は自覚ないけど)。 宿敵ラザックに相対するだけの力は蓄えられたのかな?だけど相手はラザック、作者は鬼のリビングストンだからなあ・・・(><) ええっとそれから、ルールの確認だ。あっ今回は単純だぞ。 特別ルールはありません。以上! 戦闘ルールもオーソドックスです。だが初期装備では金貨もないし、食料も原点回復薬もなしになってる。最近多いなあそういうの。というわけでルール確認はもうおしまいです。 ・・・あっさりだね。 でもそれだけ冒険の中身は濃いぞ!(たぶん) さあブリッツ、お前のありったけをぶつけるんだ!! 『甦る妖術使い』の舞台は、アランシア大陸、月岩山地の田舎町チャリスから始まります。 レッツゴー━━━━━ー二三ヘ( ゚∀゚)ノ━━━━━━!!!!! ======================================= それではここで毎度おなじみ、タイタン世界の紹介コーナーだ。 今回の人物列伝は・・・いや、人物だけじゃないな、神様もいるぞ。タイタン世界の一角を構成する中立勢力の紹介をしてみましょう。まずは策略の神ロガーンについてです! ご存知の通り・・・ 中立神であり策略を司る神ロガーンは、天の王宮に属する神々の一員だ。彼が「神の時代」において人間を作ったんだ(詳しくは2006年6月26日にある「タイタンの神話」を参照)。タイタンに存在するどんな種族、どんな民族の創世記においてもこれは共通の認識事項なんだから、おそらく真実なのだろう。 だが、ロガーンは実に風変わりな神様だ。 天の王宮におわす神々には、己の関連する性分に応じた縁戚関係がそれぞれ結ばれている。あの“死”でさえも“疫病”“腐敗”という兄弟がいるというのに、ロガーンにはそうした親や親族が認められないのだ。それはつまり、独立した勢力を保ち続けている孤高の存在ともいえる。 熱心な信者が残した書物・石像・文様によれば、彼は道化のようながに股の小男で描かれることがいちばん多い。髪はぼさぼさで衣服も似合わない粗末なものだ。顔は笑顔でもなく怒り顔でもない、微妙な表情を浮かべている--だが、瞳にはいつも真剣な光が宿っている。 他にも女性の姿や、一癖ありそうな黒猫の姿に変身することもあるらしい。だがロガーンとしていちばん馴染み深いのは、このようなみずぼらしい風体だ。 そしてさらに、ロガーンとともに2人の神秘的な者も描かれることが多い。それらは顔のないローブ姿でカタとペトロスという名前だ。彼らはロガーンの右と左に1人ずつ配置され、自分の方へロガーンを引っ張ろうとしている。明らかにそれらは善と悪の勢力の象徴と見ていいだろう。 他の神様は「神話」でしか語られないが、ロガーンはもっと俗深い「民話」「説話」などにもよく現れる。 たいていは彼が知恵をめぐらせて策略を仕掛け、尊大や残虐な者、あるいは愚か者をとっちめるようなストーリーだ。そして彼がいかにして文字、火、車輪、タバコなど様々なものをこの世にもたらしたかも、生き生きと描かれている。 また、ロガーンは民話の主人公でありながら、自分自身も決して偉ぶらず、愚かな失敗をやってしまうことも多い。民衆は無意識にいちばんからかいやすい、そしていちばん親しみやすい神様として、彼を選んでいるのかもしれないな。 だからといってロガーンが、取るに足らないちっぽけなパワーしかないと思ったら大間違いだ。 彼に仕えている中立の勢力の中には、とても強大なものもある。それだけの支配力を有している神様でもあるということだ。 例えば、旧世界の北方には「冥府魔術師団」という中立勢力がある。ロガーンに忠誠を誓い、高等魔法に通じている彼らは、あるときガランタリアの貴族たちに「七色の指輪」というものを贈呈した。彼らが開発したこのマジックアイテムは、着用者に様々な魔法の恩恵を与えてくれる。戦いのときに身を守ることができたり、狩りのときに追跡の力を与えたり、アンデッドを遠ざけたり、飲もうとしている杯に入っている毒を気づかせたり・・・などなど・・・ しかし冥府魔術師団は、そうやって善に味方するだけではない。その反動として、オニクス海に巨大な悪魔魚を召喚したこともあるのだ。この軍艦よりも大きい呪われた怪物は、おびただしい数の船を沈め、漁師たちを丸呑みにしてしまった。最後には「タンタロンの12の難題」を解いた1人の英雄によって退治されたが、それまで旧世界の沿岸は凄まじい恐怖に襲われた。 どうして冥府魔術師団がそんなことをしているのかというと、明らかに彼らは、旧世界全体を油断せずに監視し続けているのだ。もし善または悪が片方に大きく優勢に傾いたと判断したら、彼らは最終的に平衡がとれるよう、そのようなやり方で少しばかり干渉するというわけだ。 他にもロガーンに仕える奇妙な従者として、「謎かけ盗賊」(リドリング・リーバー)というのがいる。 伝説によるとそいつは、アランシア南部の密林の中に住んでいると言われる。彼の領土はあらゆる普通の法則が無視されるらしい。水は低きから高きに向かって流れ、木々は空中を軽やかに漂い、炎は寒く氷は熱い。そしてそこから彼は、自分の仕事を遂行するために巨大な飛行船に乗って旅立つのだ。 謎かけ盗賊の使命は、この世界を混乱させ、平衡をもたらすことだ。 その目的を達成するためには、ほとんど無限の力を持っているようにも感じられる。彼は変装の名人で、数分の間ならば誰にでも、どんな物にでも変身可能だ。彼はこの変装を獲物に近づくためによく使っている。また、彼は行った先々で追っ手が惑わされるような「なぞなぞ」を喜んで残していく(彼の名前の由来はここからつけられたのだ)。 実際、彼の正体は誰にもわからないし、当てずっぽうでしか推測できない。ロガーンから特異な力を授けられた人間かもしれないし、あるいは異次元から呼び込まれた超自然的な存在なのかもしれない。とにかくロガーンは、今の自分の手駒では足りないと感じているから、彼を庇護し続けているのだろう。 ======================================= というわけで今回はここまで。 えっ?このコーナー、色気が足りないって?? じゃあ次回の人物列伝は女性にしましょうかね。雪の魔女シャリーラについて紹介することにしよう。お楽しみに! それでは本編開始だよ。スタブの最期に間に合ったかな?ブリッツくーん!!(/ 'o')/
by mccoy12345
| 2009-04-21 23:33
| 甦る妖術使い
|
ファン申請 |
||