by mccoy12345
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【技術点14/14 体力点15/24 運点14/14 意志力点9/11】
さてさて「逆襲開始!」なんて意気込んでみたものの、どうすりゃいいか・・・( ・д・) とりあえず腰は落ち着けられたので、牢の中でもさもさ食事して体力点+4回復だ(食料は残り2個)。しかしまあ、地下牢ってのはどこも同じだな。狭苦しくてじめじめしている。気が滅入るぜ。 おっと、ボヤボヤしていると、そのうち死刑執行人がやってくるな。なんとかしなきゃ、なんとか・・・今まで集めた装備品でも確認してみるか? ええっと・・・(がさごそ)・・・あっこれは、ガラクタ屋の露天商から売ってもらった三叉槍の頭じゃないか。 俺は何の気なしにそいつを取り出した。不思議なことに今、これは青い光を帯びて明るくなっている。周りを照らし出すのには十分な光量だぞ。 ランプ代わりに三叉槍の頭を持って地下牢の中をうろうろしてみる。おお?天井に向けると明かりが小さくなり・・・おおう!床に向けると勢いよく輝きだすじゃないか。ということは・・・? 俺は爪先で床に敷かれたかび臭い藁を蹴散らす。その下の敷石に一箇所緩んでいるところがあった!(゜∀゜) 三叉槍の頭はこのことを教えてくれたのだろうか? 骨の折れる作業だったが、指先だけの力で静かに用心深く・・・ガコン。その敷石を外す。あとは組み合わさったパズルを分解する要領だ。続けて3,4個の敷石を外していけばいい。 そうするとぱっくり開いた縦穴が現れた。そいつは地下の闇の中に向かって真っ直ぐ下りていくトンネルだった。 これまでのパターンから考えると、い や な よ か ん もするが・・・(ー'`ー;) しかしここにいても事態は何も良くならない。三叉槍の頭が光源になるから、穴の中で何かが襲いかかってきても、いきなりデッドエンドにはならんだろうな。 よし!俺は覚悟を決めてその中に入っていくことにした。うんしょっと! 縦穴は大きく曲がって、やがて直径が広くなった。俺は体の向きを変えて前に這うことができるようになる。穴の傾斜も垂直から水平に近くなってきた。 明らかに手入れされた通路になってきたぞ。俺は慎重に前へ前へと進んでいく。通路内には生き物の気配はなく、ひっそりと静まり返っている・・・。 そして俺の歩みは止まった。目の前に巨大な木製の扉があったのだ。中央に鉄製の環がついているぞ。その脇にはさらに小さな扉が2つ。金属の扉と木の扉だ。合計3つの扉に囲まれて通路は行き止まりだ。 おおお、三叉槍の頭が(つд⊂)マブシイ 巨大な木製の扉に向けると、今まででいちばん激しく、目も眩むくらいに明るく輝いているじゃないか。 こりゃあ絶対怪しい。何かが俺を呼んでいるんだ。俺はいちばん大きいその扉に近づいてみる。鉄製の環は押しても引いてもびくともしない。鍵がかかっているのか? だったらこじ開けてやろう。何か針金みたいに尖った物は・・・ああちょうどこれでいいじゃん・・・俺は三叉槍の頭の先端を鍵穴に差し込んでみる・・・すると・・・ バチバチバチ!火花が散った!!(@ω@) うわびっくりだぜ!三叉槍の頭から電気みたいな熱が放出されて鍵穴が焼き切られる。そしてどろりと溶け落ちた。俺はこの扉を通り抜けることができる! その先はさらに下へ向かう階段が続いていた。 どこまで地下に降りればいいのか、ちょっと不安になってきたぞ。だけど引き返すのも馬鹿らしいしなあ。進むとするか⊂(´Д`)つ だけどもやがて・・・あら・・・三叉槍の頭の光がか細くなってきて・・・ 真っ暗闇になっちゃった(>_<) 階段の半ばの最も暗い場所で、俺は途方にくれて立ち止まる。どうなってんだおい? ???「そこで止まれ!くせ者め!!」 闇の向うから俺に呼びかける声がした!∑(◎Д◎;) ???「私の主人の名を上げてみよ、さもなくばそれ以上近づくことは許さぬぞ!」 ひょっとしてこの声は、ヒュー老師の先行偵察で放ったセルニックという協力者か?だったら「ヒュー老師」って答えればいいのかな? いや待て!そう見せかけて、敵の手下ってこともありえるぞ。だったら「トールダー」とかって答えればいいのか?もしくは敵の大ボスの名前で「ザカーズ神」とか・・・?? もちろん真っ暗闇だ。階段の下で呼びかけているその声の持ち主の姿は、まったくわからねえ。 どうする?どうする? (゚Д゚≡゚Д゚) ブリッツ「 ・・・ 」 ???「どうした?私の主人の名だ!!」 決めた。何も言わねぇ!( °Д°) こいつは誘導尋問ってやつだろ。敵なら戦って倒せばいいし、味方なら握手すればいいだけの話さ。俺は無言でズカズカと階段を下りていくことにし・・・て・・・って・・・ えええーーー!!(*´д`*) ズドドドっと足元が崩れ落ちる!! 落 と し 穴 だ ! ! ここで運試しは吉!(まだ運点14だからね) がしっ!俺の手が本能で縁をつかむ。そして俺は、辛うじて体を押し上げて階段に戻した。 ふうう危なかった。うわあ深い穴だぜ。落ちたら助からなかっただろうな。俺は深呼吸して気持ちを落ち着かせてから、さらに階段を降り続ける。 そしてその後は何の事故もなく、俺は階段を降りきった。さっき呼びかけていた声の主はどこにもいない。ひょっとしてあの声自体も罠の一部だったのかな・・・。 階段の底にはアーチがあった。そいつをくぐると漆喰で壁が塗り固められた地下室だ。中央に石棺が安置されているぞ。石棺の蓋は半分開けられていて、中から青い光が漏れ出ている。 い や な よ か ん もするが・・・(ー'`ー;) いやいやいや、せっかくこんな地の底まで降りてきたんだ。俺は見てみるぜ。 えい!(つд・)チラッ 石棺の中には骸骨が横たわっていた。その骸骨のあばら骨の上には、一片の青い金属製の棒が乗せられている。青い光の元はこの棒だったんだ。 こんな地下の奥深くにいるんだ。ひょっとしたらこの骸骨はアンデッドモンスターかもしれん。警戒する俺様。いや、動き出さない。ただの死体みたいだ(ほっ)。 だけど念には念を入れておこう。まずは棒を大事そうに抱えているこの骸骨を粉々に砕いてやれ。蘇ったりしたら厄介だからな。 えいっ!(*'Д')ノシ がきょーん!俺は一撃で骸骨の頭を粉砕した!! あっという間に骸骨は骨屑になってしまった。よし、これでもう何の脅威もないぞ。俺は棒に手を伸ばそうとして・・・ 妙 な 物 音 を 聞 く 。 (どきーん!) (かりかりかり)・・・(かりかりかり)・・・何だか壁を引っかく音だ。 (ごん!ばん!)・・・(ずどん!どごぉん!)・・・それはだんだん大きくなってるう!(ΡД`q) 周りの壁が衝撃で揺らぎ始める。実はこの部屋の壁は柔らかい偽の石材で、ただ薄い漆喰を表面に塗っただけのものだった。そしてばごおん!と壁が崩れ去り・・・ 幾世紀もの昔、石棺の主人を守るために壁の中に埋め込まれた不死身の怪物どもが、漆喰を破って姿を現す! それを俺はただ唖然と眺めるばかりだった (◯Δ◯∥) 要するにまた余計なことしちゃったわけだな、これが! 。・゚・(ノД`)・゚・。 【技術点14/14 体力点19/24 運点13/14 意志力点9/11】 SAVE:46
by mccoy12345
| 2009-03-12 23:34
| ナイトメア キャッスル
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