by mccoy12345
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さあさあ、2月も3分の1終わったっちゅーのに、まだ今月の投稿数はこれ含めて2つだけで、大丈夫かいな?って感じのFFリプレイブログ『Livre dont vous etes le heros(君が英雄になれる本)』ですが・・・(前置きなげーよ)・・・(><)
今日から新シリーズ!ピーター・ダービル・エバンス作、柿沼瑛子訳による『ナイトメア キャッスル(Beneath Nightmare Castle)』のスタートです! 今回はファンタジー編ということで、いつもの主人公ブリッツ君に登場してもらいましょう。よろしくー。( ´∀`)ノ 前回(あ、前々回か)「仮面の破壊者」では、かつての海賊時代の手下ルカ(=アイフォー・ティーニン)の裏切りに遭い、アリオン共同領主の座から一変、罪を被せられて逃亡者となってしまったブリッツ。暗黒大陸クールの真ん中にある混沌の荒れ野を越えてはるばるやってきた先は、ニューバーグという町なんだな。 そこは太守であるトールダー男爵が治める町でした。アリオン時代に出会ってブリッツと意気投合した、なかなか硬骨漢で話がわかる貴族だったのです(という設定です)。その彼に落ちぶれた俺様を庇護してもらえないかとやってきたのですが・・・あれえ?・・・ なーんーだーかー あやしいぞー♪ (スペースチャンネル5の歌っぽく) というシチュエーションで始まります今回の冒険。最初に言っときますけど、マジぱなく怖いですよ。ええっとね・・・例えるならば・・・ クトゥルフ・ダークエイジ?(((( ;゚д゚)))アワワワワ しかし生き残るのだブリッツ!恐怖が支配するこの町で女魔法使いセニャカーズの姦計を打ち砕くのだ!がんばれーーー!! ではおなじみブリッツ君の能力値確認。前回の冒険を終えてこうなってますね。 【原技術点14 原体力点23 原運点14】 おおすげぇじゃん(^v^)。ええっとそれから、もうひとつ新しい能力値が、今回特別ルールでついてきます。 それは【意志力点】。精神的安定度と決断力を示す数値で、つまりどこまで恐怖に耐えられるかという値だな。1d6+6で決定!・・・(コロコロ)・・・出目は4か。なので原意志力点は10からスタートだね。 今回は冒険中にΣヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!な出来事と遭遇したときに、意志力試しをする必要がある。これは運試しと同じ方法で、成功すれば恐怖に耐え抜いて正気を保っていられる。しかし運試しと同じで、試みるたびに意志力は1点減っていく。 そして意志力点が6以下のときに意志力試しに失敗すると・・・ 発 狂 死 Death ヘ(°∀°ヘ)アヒャ ということは、原点が10だから、デッドエンドにならない安全圏は意志力試し4回分しかない。ウェーきついな。運点と同じく回復することもあるって書いてあるけど・・・本当かよ・・・ ま、まあなんとかなるだろ・・・たぶん・・・ 他のルール確認をしてみよう。 戦闘ルールはいつものFFルールと同じ。前回の「モンスター誕生」のように、“君”が圧倒的に強いわけじゃないから注意が必要だな。ということはハウスルールのファンブル(1ゾロなら体力点-4、出目3なら体力点-2)も採用っと! それから体力点+4できる食料は、今回は5個制(原点回復薬あり)か10個制(原点回復薬なし)か、どっちかなー? 『君は鎧をまとい、剣とザックだけを持ってトボトボと丘から降りてくるところだ。食料は一切なく、金もごくわずかしか持ち合わせていない』 はあ・・・そうっすか・・・(*´ω`) というわけで食料も原点回復薬もなしだ。 しかしそんなハンデなど、いまや傷心の阿修羅と化したブリッツにとっては、屁のツッパリにもならんでごわす! ではいきましょう。物語はニューバーグ城の地下牢にぶち込まれたところから始まるよ。 『ナイトメア キャッスル』スタートゥ!! ・・・って!ええっ!!ホットスタートなのっ!!??Σ(°д°lll) ======================================= それではここで毎度おなじみ、タイタン世界の紹介コーナーだ。 人物列伝シリーズだね。今回はダークサイドから1名紹介しましょう。盗賊都市ポート・ブラックサンドの支配者アズール卿のお話です!Ψ(`∀´)Ψ * * * * * * * * ここはなんという都市だろう! ポート・ブラックサンド--アランシアの心臓部において、死にゆくレプラ患者の腫瘍のようにただれた姿を見せる街--ここに住む者すら自分の街を「盗賊都市」と呼び慣らし、周囲何百リーグものあらゆる海賊、山賊、盗賊、暗殺者たちを吸い寄せている。全ての街角には危険が潜み、強者は弱者を餌食にし、弱者はまた別の者を餌食にする。 そして、この犯罪無法地域を治める者こそ、謎のアズール卿なのだ。 アズール卿ことヴァレック・アズールは、ポート・ブラックサンドからはるか離れた暗黒大陸クール、その北東にある港町アリオンに生を受けた。 彼の両親は高貴な出自であった。しかし港町特有の善と悪、法と混沌が交じり合う雰囲気の中で、少年時代のアズールは常に暗黒面へと惹きつけられがちだった。 特にクール特有の嵐の神ククラックの崇拝者には魅せられたようだ。彼らは黒く厚いローブに身を包んで秘密の儀式を行っている。16歳のアズールはそのミサに好奇心がてら忍び込むことにした。そしてそのとき、なぜククラックの信者たちがそのような装いをしているか知ることになったのだ。 儀式のとき、彼らは燃えている木を新参者の身体に当てる。火傷がククラックのルーンの形をとれば入信は認められる。そうならなければ神殿から連れ出されて処分される。そう、「処分」だ。 そのことを知ったアズール少年。しかしそのとき、彼は信徒たちに捕まってしまった! つかまったアズールは簡単な選択をすることになった。炎の試練を受けるか・・・それとも・・・「処分」されるか・・・ 嵐の神の高僧が落胆したことに、火傷はククラックのルーンをかたどった。こうしてアズールはククラックの入信者ということになったのである。 しかし、両親がこの焼けただれた顔を見たら何と言うかを恐れて、アズールは港町アリオンから逃げ出すことに決めた。 彼はコルダに向かう商船に乗り込んだのだが、その船はロックウォール島を根城とする海賊にいきなり襲われる。ほとんどの乗組員は海に放り込まれてサメの餌になってしまった。しかし海賊の船長は、黒い衣に包まれたアズール少年に興味を持ち、自分に仕える召使とすることに決めた。 こうして彼は犯罪世界への道を歩み始めたのだ。 ここから彼の足取りについては、あまりよくわからない空白期間がある。海賊の用心棒で「顔にひどい傷を負った勇敢な戦士」といった、そのくらいの与太話があるくらいだ。 9年の月日が経ったとき、再び彼の痕跡が現れる。 ヴァレック・アズールはアランシア大陸の南東端にある小さな港メルラックに出現した。 海賊ガレー船「混沌の顔」号を率いていた彼は、ドクロ十字の旗をなびかせ、三隻の船に乗り移って金貨数千枚の船荷を公然と略奪し、悠然と港を出て行った。おそらくここまで年月の間に、海賊としての押し込み方を十分に習ったに違いないだろう。 そしてさらに続く6年間、ナイフ海峡からケインレッシュ・マまで、彼は南の沿岸の至る所を荒らしまわった。そのうち単独の船はガレー船隊となり、手下は数百人に膨れ上がり、南の地方の大半を買い占めるくらいの富も蓄積できた。 しかし彼が注目したのは、ケインレッシュ・マからどくろ砂漠を越えた北にある、ポート・ブラックサンドだった・・・。 ポート・ブラックサンド。 彼より前の統治者はヴァレンティス男爵という年老いた貴族で、昔はとるに足らない目立たぬ領地だった。 しかしこの街には特殊性があった。地勢的にはアランシア居住地域の動脈であるナマズ川の河口という要地であり、歴史的にはかつての栄華を極めた都カーセポリスの遺構の上に存在していたのだ。 そこに目をつけたアズールは、巧妙かつ効率的に支配権を奪うことにした。そしてその計画はスピーディに実行された。 街の警備兵隊長を毒殺し、 ヴァレンティスの弟の首を刎ね、 港湾を海賊船で封鎖して市民を飢えさせ、 最後は男爵を宮殿のいちばん高い塔で吊るし首にした! それから30年。 彼の治めるこの地は、悪徳と退廃がいや栄え、野心家が群がる最高の場所と化す。 市民はアズール卿をほとんど見たことがない。実際、彼の顔を見た者は2人しかいない。 1人は彼が個人的に認めた聖職者で、月に一度ククラックの教えを伝えている。もう1人は信じ難い自信過剰の盗賊だ。彼の個室へ忍び込んだその夜のうちにバラバラにされ、今では街のいろんな場所で平和に眠っている。 アズール卿は豪華な黄金の馬車で街中の至る所を駆け巡るが、その際も暗い窓の後ろに姿を隠している。滅多にないことだけれども、公衆の前に現れるときは、常に黒いローブで全身を隠している。 そして彼の華美で醜い宮殿の門が、訪問者のために開かれることは、決してない・・・ ======================================= というところで今回はここまで。次回は・・・ そうだね、「善」「悪」ときたから「中立」でいこうか。策略の神ロガーン、そして彼に仕える者たちのお話です。お楽しみに! それでは本編開始です。 ええっと、ニューバーグ城の地下にとっつかまった、ブリッツくぅ~ん???
by mccoy12345
| 2009-02-09 22:35
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